クレジットカード付帯の海外旅行保険について

ATMの利用控えが事故証明書として適用されました

実はバンコクでトラブルに遭う、というかトラブルを引き起こした張本人になってしまっていました。。。

「どんなトラブルだったの?」

JALのファーストクラスが限定で導入された3月、ご多分に漏れず私もタイ・バンコクに渡っていました。そこで遭遇した(引き起こした)トラブルとは・・・、タクシーのドア開けたら、そこにバイクが突っ込んで来た、というものです。

その実際のタクシー

先ず「やっちまった・・・!」というのが正直な感想です。ビーサンだった自分が華麗にその場を後にできる可能性は低く、とりあえず目の前にあったベンチに腰掛けて、落ち着くことにしました。

「さて、最初にどうすればいいんだっけ・・・?」

場所が海外であり、自分が日本人である以上は、とりあえず【在タイ日本国大使館に連絡を入れる】が頭に浮かび、そして【クレジットカードに付帯している保険会社】への連絡、が次に浮かぶのでした。

「大使館に連絡してもな・・・。」という思いはあったのですが、まずは一報を入れてみる事に。すると一通り身体の無事を確認して頂いた後、海外保険加入の有無を聞かれ「そこに連絡してください」というものでした。想定内です。

次にクレジットカードの会社に電話する事に。JAL(JGC)やANA(SFC)、楽天プレミアム(PRIORITY PASS)など所持していました中で、利用頻度の高かったAMEXに電話をする事にしました。しかしながら、AMEXとはなかなかうまく話しができず、その内に警察官が現れて、示談する運びとなりました。

タクシーの方ですが、実はメーター制と掲げていたものの、乗車すると運転手は「200バーツ」を主張し、メーターを利用しない気満々でした。ですので警察官が現れるまでの間に、「警察来たら、全部正直に話すからな!」という伝えていたので、当初私がこのタクシー運転手から受けていたプレッシャーは次第に弱くなり、終いにはタクシー会社の指定の保険会社だろう担当の人を呼んでいました。これでタクシーの方は片付いた感があり、その感じた通りで警察官からタクシーの傷については私は免責となりました。

実際のタクシーの運転手

次はバイクの方ですが、これは警察官に「タイの法律ではドアを開けたあなたの方が悪い」と諭されてしまうのでした・・・。幸いにもバイクの運転手さんに大怪我や流血はなく、バイクも破損していませんでした。ただ肩をぶつけたとだけ主張していたのでした。この時点でも尚、AMEXの保険会社とは話しができません。ですので必要になるだろう事故証明書を発行してくれるように警察官に依頼したのですが、やはり示談を勧めてくるのでした。

ここまで一貫して私から示談を切り出す事無く、ましてやその金額を尋ねる事もしませんでした。自分が悪い、悪くないは言わず「先ずは保険会社と話してからだ。その間に警察官を呼んでくれ」の一点張りしていた訳です。

そんな私に警察官から「3,000バーツ」が相場、という打診がありました。正直、1万円弱でここから解放されるのであれば、即それでケリをつけたいところでした。しかし気になるのは、この支払った示談金が海外保険でカバーできるのか?という事です。保険会社と話しができないので、その可否が不明のままだったです。

しかしながらトラブルを引き起こしてから既に3時間が経過し、自分は帰国便の時間も迫ってきていましたので、3,000バーツで手打ちとする決断をしました。そこで登場するのがATMの控えです。。。

ATMの控えに記載した事

示談金を払う代わりに、バイクの運転手さんにサインをしてもらう約束を取り付けました。ATMで3,000バーツ引き出し、それに双方のサインがあれば、示談金の明細、兼、領収書になると思ったからです。ですのでまず「Payment」という単語が浮かびました。

次に示談書という単語です。私は英語が堪能ではないので、全く思い浮かびません・・・。そこで同意書みたいな意味があるのでは?と思い「Agreement」と記載する事にしました。これを併記する事で表題とし、あとは「for care Shoulder」とする事で、示談内容を示そうとした訳です。

バイクの運転手さんも内容を理解したようで、サインをした上で3,000バーツを受け取り、そこで漸く示談終了となったのでした。

実際のATMの控え

AMEXと連絡がついたのはその後で、帰国してから連絡すると伝え、急ぎ空港に向かうのでした。

ちなみに『FEE CHARGE』ついて、最近私も最近教えて頂いたのですが、三菱東京UFJ系列のクレジットカードだと徴収されないとの事で、私のクレジットカードもそれに該当しますから、一切ATM手数料は掛かりませんでした。

帰国後の手配

帰国後、ようやくまともにAMEXと連絡がとれた訳ですが、支払った示談金は対人の賠償責任の保険金にあたるという事でした。しかしながら、AMEXの海外保険引き受け会社の損害保険ジャパン日本興亜では保険金を支払えないと言ってきたのです。その理由は「車両に起因する」事故だったからという事です。保険適用にある「海外旅行中に誤って他人を死傷させた場合」にあたるはずなので、これでしたら海外でレンタカー、自転車などを運転していて、他人に怪我をさせた場合はカバーしてもらえない、という事になります。今後、AMEXの海外旅行保険では非常に考えものだと感じました。。。

そこでクレジットカードは1つではないので、次はJAL(JGC)カードに連絡してみることにしました。引き受け会社は東京海上日動火災保険でした。電話でATMの控えしかない事を伝えると「ダメかもしれませんが、出すだけ出してみて」みたいな対応でした。これまた望みは薄そうでしたが、1万円を授業料と考え、一通り手続きしてみることにしました。

カードといっしょに届く説明書

正直それまで、クレジットカードと共に届く説明書の類は全くと言っていいほど目を通した事がありませんでした。反省です。。。そして保険請求の指定用紙が届き、内容を確認すると【事故証明書】【示談書】【示談金領収書】が必要である旨が書かれていたのです・・・。なるほど電話に出た人が「出すだけ出してみて」といったのが理解できます・・・。ATMの控えでどうしようもない気がするのでした。

しかしながら、よく書類に目を通しますと【事故証明書】は警察発行でなくても構わない、とありました。同行者や相手方の証言でも可、だと・・・。それなら相手のサインも入っていて、示談金の用途まで控えた「ATMの控えで代用できるのでは・・・?」と気がついたのでした。

事故証明書として代用したATMの控え

そこで返信する送付状には『ATM利用控え(事故証明書 兼 示談書 兼 示談金領収書)』と記載し、送付したのでした。

保険請求書の送付状

予断ですが、自動化ゲートではパスポートで出入国の日時を証明できないので、保険請求できないという事ではなく、搭乗券のコピーを提出すれば大丈夫でした。(色々調べている内に「自動化ゲートでは保険請求ができない」というサイトを目にした為、念の為に・・・)

保険金の受領と免責金額

申請書類を投函して1週間ほどして、スマホにフリーダイヤルの着信がありました。出てみると保険会社からで、4~5日で指定口座に保険金を振り込むという事でした。「出すだけ出してみて」とぞんざいな扱いを受けたATMの控えが、見事に事故証明書など保険請求に必要な書類と認められたのでした。

一時はタイ人の野次馬10名ぐらいに囲まれたり、これからどうなるんだろうという不安に苛まれたり、バタバタ汗だくで空港に辿り着いたり、と色々ありましたが、漸く全てが終わった感じがしました。しかしながら保険会社の方は、「免責金額として1,000円を差し引いた金額でお振り込みします」との事でした。

これはもう金額がどうこうでなく、旅の経験値が上がった、油断していた今後の戒め、など考えると大した事ではありません、もちろん直ぐに快諾しました。すると「でも、ANA(SFC)のカードもお持ちですよね?、こちらも引き受けは弊社でして、しかもこらちは免責金額がないので、JALカードでなく、ANAカードでの申請の方がよろしいのではないでしょうか?」と提案して下さったのでした。

旅の経験値とか今後の戒めとか言いながら、多く頂けるのであればそうしたいものです・・・。そう言えば、保険金請求書に「他に所持しているクレジットカード」の記入欄があり、「面倒くさいな・・・」と思いながらもバカ正直に書けるだけ書いていたので、それをチェックしたのだと思います。

かくして、その時の為替レートで日本円に換算された3,000タイバーツが振り込まれ、ATMの控えを大事にしていたおかげで、晴れて賠償責任保険の適用となったのでした。。。

教訓として

今回は先ず、相手のサインをもらっていた事が大きかったと思います。警察官に諭されて、示談金を払うと打診した時点で初めて相手にちゃんと謝罪をしました。すると相手も今まで喧嘩腰だった態度が軟化し(金さえもらえればいいや、だったのかもしれませんが・・・)、こちらのお願いにも快く応じてくれました。聞き取るのが難しい相手の名前を書きとめ、電話番号も聞いていたのも結果的に正解でした。申請書に記入する欄がありましたので(住所もありましたが、これは不明だったので空欄のまま出したのですが問題なかったようです)。

今回、私がトラブルを引き起こしてしまった事で、タクシーの運転手とバイクの運転手さんにはとても嫌な思いをさせてしまいましたが、私としては自分に怪我がなく、無事に帰国もできたので、この程度のトラブルで済んで本当に幸運だったと思っています。。。

海外旅行保険、全ての海外旅行者が私のような賠償責任を行わなければならない可能性を持っていると思います。またその保険を請求するのは紛失・盗難だったり、自分の怪我や病気かもしれません。ですので、旅立つ前にもう一度、クレジットカード付帯している海外旅行保険の内容を確認して旅立たれる事をこの経験から強くお勧めしたい今日この頃です。。。もしくはその説明書を携帯して旅に出るとかでもいいかもですね、荷物になるものでもありませんし・・・。長くなりましたが、私のこの経験が読んでくださっている方々の何かしら参考になれば幸いです。もちろんトラブルなく、海外旅行されることが一番なのですが。

私も7月、今年1年掛けて決行しているファーストクラスで世界一周の旅の第3段階:Phase 3に旅立ちますので、それまでにもう一度チェックしておこうかと思っています・・・。

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