デルタのスカイマイルでヨーロッパ往復が30,000マイル!、しかもビジネスクラス!
一回も海外に出られないという不遇の年を過ごしていた2014年のある日、”乗り”の師匠から驚くような情報を頂きました。「デルタのスカイマイル、ヨーロッパ【往復】で『ビジネスクラス』が30,000マイル!」と。
にわかには信じられない話で、試しにデルタ航空の特典画面を操作すると、本当に30,000マイルで案件がわんさか出てきました。
結果的にはシステムエラーだったようで、ソウルー成田のビジネスクラス往復だから30,000マイル、でもヨーロッパ(など)を経由できる、というような解釈でした。なのでヨーロッパ(など)の経由地では24時間しか滞在できない=トランジットでなければならない、という制約がありました。
私は行き先としてパリ、アムステルダム&リスボンを選んだのですが、憧れている凄腕マイラーの方の中には、なんと現地12時間滞在でヨハネスブルクまで行った方もいました。
私もシドニーやオークランド、ナンディーなどを探し当てたのですが、乗ってきたヒコーキにそのまま乗って帰るという”タッチ”だったので諦めた経緯がありました。。。
でも実際は30,000マイルでなく、22,500マイル!
アムステルダム&リスボンのチケットは30,000マイルだったのですが、パリの旅程は、最終区間の成田-ソウルをエコノミークラスとする事で22,500マイルまで必要マイルが減る事を探し当てて、これを採用としました。
釜山-東南アジアだとたったの11,000マイル!
更に釜山-東南アジアの往復だと、ビジネスクラスなのにたったの12,000クラスで済むという事も判明しました。またヨーロッパ(など)往復と同様に、釜山-ソウルの1区間をエコノミークラスにする事で11,000マイルで済みました。
わずか75,500マイルでビジネスクラスの4旅程
そこで自分がピックアップしたチケットは・・・
・【ソウルーパリ】~<22,500マイル>と<169,200ウォン>
・【ソウルーアムステルダム・リスボン】~<30,000マイル>と<102,100ウォン>
・【釜山-クアラルンプール】~<11,000マイル>と<56,300ウォン>
・【釜山-シンガポール】~<12,000マイル>と<47,000ウォン>
の4チケットでした。
デルタは翌年に特典航空券の改悪を発表していたので、この際に全て使い切ってしまおうと、わずかにバイマイルし、全放出しました。
全てが韓国発で、私が在住している地方都市から韓国へのアクセスはあまり良くないので、それぞれ
・【釜山-シンガポール】と【ソウルーパリ】
・【ソウルーアムステルダム・リスボン】と【釜山-クアラルンプール】
を連続してフライトする事にしました。【発券内容】については次回のエントリーなどで、2本立てでご紹介させて頂きます。
辛酸を舐めさせられ続けたデルタに対し、溜飲が下がった思い
思い起こしてみると、相性なのかもしれませんが、私はデルタ航空に関しては旧ノースウエスト航空の頃から、あまり良い思いをしていません。
機内散策をしてたら「席に戻れ!」と中年女性FAに一喝される事がありました。エコノミークラス症候群を予防する対策になるのに、一喝される筋合いはありません。
また大韓航空のビジネスクラスでホノルル発だった際に、デルタ航空のラウンジを入室拒否されたこともありました。(後日クレームを上げ、お詫びマイルを譲渡されていたので今回役立ちました)
その他にも細かいことが多々有り、今思い出しても腹立たしさが生じますが、今回の件で辛酸を舐めさせられ続けたデルタに対し、激安マイルでビジネスクラスのチケットを4つも発券できた事で、溜飲が下がった思いをしました。