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ドバイ国際航空コンコースA【エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ】

ファーストクラスとビジネスクラスで世界を二周する旅、エミレーツ航空のビジネスクラスでコロンボからドバイに着きました。この後ロサンゼルスへのフライトまでは20時間ほどあるので、ドバイ観光に出掛ける事にしていました。

通常であればエミレーツ航空のファーストクラス・ビジネスクラス利用客は、ショーファードライブという専用車での送迎を頼めるという事でしたが、以前はOKだったものの、私が往路で搭乗した2015年10月には、JALマイルでの特典では利用できなくなっていました。

そこで本当に利用できないのか、直接サービスカウンターに足を運んでみることにしました。

ドバイ国際空港ターミナル3 エミレーツ航空ショーファードライブ サービスカウンター

しかし、やはり不可でしたので、当初の予定通りドバイメトロで市内に出たのでした。

高級感溢れる『エントランス・レセプション』

ドバイ観光を終え、21時過ぎにドバイ国際空港に戻って来ました。ロサンゼルス行きのEK215便は翌朝8時50分発なので、まだ12時間ほど時間がありますが、その時間はエミレーツ航空が世界に誇る『ファーストクラス・ラウンジ』で過ごしていようと思っていましたので。。。

階段を上がっると、そのエントランスが広がっていました。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

レセプションはシンメトリーになっていて5箇所もあります。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

この高級感溢れるスペースは、初めて利用する私にとって場違いなような、気後れするような緊張がありましたので、一番端っこで受付をしてもらうのでした。。。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

テンション上がるこのロゴに、柏手打って頭を下げて入りたい気分でした。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

熟睡できた『クワイエット・ラウンジ』

コンコースBのラウンジもだだっ広かったのですが、こちらのラウンジも中に入ると広すぎて、もはや訳が分かりません。館内マップを見るに、コンコースAの4階1フロアが全てファーストクラス・ラウンジではないのか、と思うほどの広さでした。

中を進む途中、雑誌やブログで見ていたとおりラウンジの中に免税店もありました。高額なアルコールの値段だけをチラ見して、最初の目的地へ向かいます。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

目指す目的地は、今晩の寝床『クワイエット・ラウンジ』です。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

予習した通り、仮眠ができそうなソファーが並んでいるのを目にしました。時間はまだ21時代でしたので、仮眠を取っている人は誰一人としていません。それどころか荷物で場所をキープしている事もなかったので、この夜の一番乗りだったのかもしれません。。。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

香港の空港にあるようなリクライニングチェアーのようなのもありました。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

しかしながら私が選んだのはソファータイプの方で、お隣のオットマンを自分のに繋げれば、フルフラットベッドと化します。枕にブランケット、アイマスクまで完備されていますので、仮眠どころか結果的に6時間ほど熟睡できたのでした。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

クワイエット・ラウンジは、ファーストクラス・ラウンジ内に2箇所ありました。後日(今年の2月)両方チェックしたのですが、入って右側にある方で、扉を入って真っ直ぐ進み、突き当たりにあるこのソファー2台の場所が、自分としては一番良い場所だと感じました。階下の出発ゲートに面しているので少し明るいのですが、アイマスクがあったので私は気にならないのでした。

高級レストランのような『ダイニングスペース』

ソファー近くに自転車のチェーンキーで荷物を固定、南京錠で2重ロックして場所取りをしてから、今度は夜ご飯に向かいます。入口でウェイター・ウェイトレスさんに席まで案内され、メニューで料理を注文できる、高級レストランのようなダイニングは、これまた予習の通りです。

30度を超える中、ドバイの市内観光していましたので、ひとまずビールを・・・。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

英語が堪能でない私にとって、英語のメニューは毎度強敵です・・・が、なんとか格闘しまして、前菜は『ガーリックプラウン』、スープは『プラウンビスク』をオーダーしました。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

そしてメインコースでは「Tボーンステーキ」を最初に、「ラムシャンク」を最後にとお願いしたのでした。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

オーダーを終えたところで、テーブルのセッティングが進み、ブレッド類やアラビアンメッゼ的な小皿料理をサーブしてもらいました。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

“Appetisers”~Garlic Prawns

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

“Soups”~Prawn Bisque(このスープは本当にコクがあって、エビの味が滲み出ていて絶品でした!今、画像を見返してもあの味がよみがえってくるかのようです!)

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

“Main Courses”~Grilled T-bone Steak

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

“Main Courses”~Lamb Shank

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

本当に日常ではなかなか足を運ぶことのできない、高級レストランで食事をしているようで、地上に居ながらにして世界の航空網を席巻するエミレーツ航空の規模を実感できたのでした。

15分の無料マッサージ『Timeless Spa』

食後はシャワーを浴び、スッキリした後で向かったのは・・・マッサージです。ファーストクラス・ラウンジのエントランス脇に『Timeless Spa』があり、エミレーツ航空ファーストクラスの乗客は15分の無料マッサージが受けられるとのメニューがありました。私は、若い頃からの『旅はバックパック派』が抜け切れず未だにそうなのですが、反面どうしてもその重みで旅に出ると決まって肩が凝ってしまいます。そこでバックマッサージをお願いしてみました。

タイムレス・スパ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

幸いにも15分後にはOKという事でしたので、中のソファーで待つことにしました。ここで問診表みたいなものを記入するように言われたのですが、これが英文で強敵でした。。。体調について当てはまる項目にチェックするというものなのですが、でも実はサインだけすればいいという事を最近知りました。当時はスマホの翻訳を使いながら、真面目に解読しようとしていた私です。そんな事をしていると待ち時間の15分はあっという間に過ぎたのでした。

タイムレス・スパ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

待合室の一角にはお水とレモン水がありました。マッサージの後は血行が良くなるので、それに合わせて水分補給をしたくなるので、とても素晴らしい心遣いだと感じました。

タイムレス・スパ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

バックマッサージはこのような台に腰掛け、頭を沈めて自分の体をセットします。腕は台を抱きしめるようにすれば肩甲骨は開き、マッサージ師はやりやすいかもです。更に足は床につける事無く、両方の脛をステップに乗っけるのは、よりリラックスできるように感じました。

タイムレス・スパ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

ここでのマッサージは、日本のマッサージ屋さんみたく強くゴリゴリするのではなく、ポイントポイントを撫でるようにして押さえて、血液の流れを作り出す、みたいな感じでした。ですので手の温かさがとても心地良く、15分経つ頃にはすっかり寝落ちしてしまっていました。。。

食事でお腹いっぱいになり、シャワーですっきりして、マッサージで体まで軽くなり、この後は『クワイエット・ラウンジ』で熟睡するのでした・・・。

『ダイニング』再び

目を覚まし、身支度を整えると朝7時頃でした。このラウンジの中に居ただけなのにお腹が空いてしまっていたので、『ダイニング』を再び訪れ、今度は朝食を頂く事にしました。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

朝なのでアルコールは止めて、炭酸水をお願いしました。ブレッド類はオーダーが終わると、何も言わなくてもサーブされます。クロワッサンがサクサクで美味しいので、いつもついつい手が伸びてしまいます。そしてパリパリの破片を少し散らしたりするので、料理がサーブされる際に恥ずかしい気持ちになったりします。。。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

ちょっとした事なのですが、このバラが気持ちを優雅にしてくれて、世界最高峰のラウンジで食事をしている実感を引き立たせてくれるように感じるのでした。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

オーダーは卵料理のオンパレードで食べ比べです。その為オムレツは敢えてプレーンでオーダーしてみました。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

オムレツやスクランブル・エッグの半熟トロトロも美味しかったのですが、やはりトロトロではこのポーチドエッグに軍配があがりました。

エミレーツ航空ファーストクラス・ラウンジ@ドバイ国際空港ターミナル3コンコースA

まだまだお腹に余力はあったのですが、これからのロサンゼルスへのフライトに搭乗するにあたり、往路のニューヨーク-ドバイ線以後、心に決めていた事がありましたので、これ以上は食べる事なく自重するのでした。

 

雑誌やブログで見ていた通り、いや実際に経験してみるとそれ以上に、このラウンジの規模には驚きました。今までラウンジでは、まず荷物で席を確保し、そこにドリンクやビュッフェの食べ物を運んでくる、というものでしたが、このラウンジは違いました。このような本格的なダイニングがあり、またちょっとしたバーもあり、そこに入って飲んだり食べたりする、というものでした。

またラウンジ内いたる所にシーティングエリアがあり、1シーティングエリアにソファーが30席ほどあっても、乗客は1人だけというような、とにかく乗客が居ないラウンジだと感じました。それだけ広いという事なのだと思います。全くもって今までのラウンジの経験を覆された、エミレーツ航空のファーストクラス・ラウンジでした。。。

 

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