成田国際空港『エミレーツラウンジ』-The Emirates Lounge @ NRT
史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸で発券できました。しかしながらマプト発券(モザンビーク発券)であった為、モザンビーク共和国の首都:マプトまで行かなければなりません。ポジショニングとして採用したのは・・・、エミレーツ航空のファーストクラスでした。
エミレーツ航空ファーストクラス『プライベートスイート』ルーティング史上最安値の世界一周航空券(RTW)を発券できました。マプト発券(モザンビーク発券)である為、現地に赴かなければなりません。マプト国際空港に就航しているメジャーな航空会社としては・・・、カタール航空、ターキッシュ・エアラインズ、南アフリカ航空、エチオピア航空、ぐらいのもので非常に少なく、しかもデイリー運航でないキャリアも多く、使い勝手がとても悪いです・・・。そこで隣国:南アフリカにあるアフリカ最大の国際空港:ヨハネスブルグ国際空港... 【発券内容】エミレーツ航空ファーストクラス『プライベートスイート』を史上最安... - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
地方都市在住の私にとって、成田発より羽田発の方が便利なのですが、この成田のエミレーツラウンジを体験したいが為に、あえて成田発を採用したのでした。
場所はキャセイ・パシフィック航空ラウンジと同じエレベーターを利用した4階になります。コロンボの空港で見たのと同じようなエントランスを目にして、気分が高揚してきます。
FAさんと同じ制服で迎えて頂けると、搭乗を前に、ますます気分が高揚してしまいます。。。
お二人にお礼をして、レセプションの右脇の通路からラウンジ内部へ・・・。すると、砂漠に囲まれたドバイで、ふんだんに水を利用する事で富を象徴しているかのようなエミレーツ航空ファーストクラスラウンジ@ドバイ国際空港コンコースBを連想させるオブジェが迎えてくれます。
そこを左に折れるとシャワーなどがありますが、ひとまず右に折れ、広い広いラウンジ中心部に向かいます。するとパソコンや複合機が備え付けられたビジネスセンター的なエリアが左手に広がります。
その背後、通路右手の壁にはロレックスの壁掛け時計が、世界各地の時刻を伝えてくれます。
この壁の先に、ラウンジの中心になるエリアが広がっています。広い、広いです、奥行きもあります。100名以上のキャパは充分にあるように感じられます。通路左手手前には2種類のシートのシーティングエリアが広がります。
そして真ん中の通路を進みますと、左手奥にはダイニングテーブルが数多く設置されています。
そして通路右手は、こちらもシーティングスペースとなっていました。ご覧の通り、出発の3時間前のラウンジはこの男性と私の二人だけでした。ひとまず奥のモニターの正面に自席を確保し、他の搭乗客がいない間にダイニングの写真を撮らせてもらう事にしました。
ダイニング
アウェーでの”The Emirates Lounge”の代名詞、冷たいミールを展示・陳列している、この冷蔵機能があるスタンドのような物もちゃんとありました。
このスタンドの背後にドリンクが並んでいました。「日本酒・南部美人」「モエ・シャンドン」「白ワイン(フランス製)」「赤ワイン(フランス製)」などカードがさしてあります。
その他も中々の品揃えです。
そして少し離れたところに温かいミールが並んでいました。豆カレーやラムカレーなど、中東をイメージさせる料理が並んでいますが、洋の東西に関係のないような料理も並んでいるので日本人でも食べやすい食事かと思います。多くの座席の割りに量が少なく感じましたが、これは料理を冷まさず、フレッシュさを保つ為の工夫なのかもしれません。後ほど利用者が多くなってからは、頻繁にトレーの交換が行われていました。
ステーキの隣にスペースにはトレイがなく、このようなカードが・・・。
揚げ立ての天ぷらを頂けるとの事。もちろんオーダーしてみました。すると出来上がりを自席まで運んで頂けるとですので、赤味の残り具合が抜群のステーキを頂きながら待つ事に。
5分ほど後、丁度ステーキを食べ終わったのを見計らったかのようなタイミングで天ぷらが運ばれてきました。
キス、しし唐、にんじん、だったかと思います。この日はエビやナスがなかったのは残念・・・。しかしながら実に日本らしい料理で、利用者の方の多くがオーダーされていました。
この後、ファーストクラスの食事が控えていますので、ラウンジでの食事はこれぐらいにして、夜行便に備えるべく、シャワーを浴びておく事にしました。
シャワー
今ならA380が成田線に戻って来ていますので、ファーストクラス利用者(とビジネスクラス利用者も有償で)は『天空のシャワー』こと【シャワースパ】を利用できますが、この時はまだ77Wでの運航だったので、出発前にラウンジでシャワーを使わせて頂く事にしました。
シャワーの場所はダイニングはシーティングスペースとは反対で、レセプション右脇の通路を抜けて左に折れるようになります。すると右手にシーティングスペースが広がりますが、左手がレストルームエリアとなります。
中東のエアラインらしく祈祷室も準備されています。
更に進んだところに専用の方がいて、空いているシャワーを進めてくれます。うる覚えですが、4室か6室あったような気がします。
入ると直ぐ左手に洗面台。
そしてトイレがありまして、奥がシャワーとなります。
シャワーはハンドシャワーとレインシャワーの2種類。便利な仕様です。
トイレに中東、またイスラム教エリアでよく目にするハンドシャワーがありました。これも中東のエアラインらしく感じますが、日本人にとってはウォッシュレットの方がありがたいです。。。
そして本家・ドバイのエミレーツラウンジと同じアメニティが完備されています。ここに並ぶエミレーツのロゴにいちいち心が躍り、搭乗へのテンションが上がっていくのでした。
ここのシャワールームは本当にキレイされていて、こちらは本家・ドバイのエミレーツラウンジ以上に感じられたのでした。
シャワーを終え、すっきりしたところで身支度を整え、搭乗口に向かいました。途中、レセプションのお二人に再度お礼をして。
エミレーツ航空は成田でのチェックインは、出発予定時刻の3時間から前となっています。従いましてラウンジも同様に3時間前からのスタートになると思い、かなり早めにチェックインしてラウンジに赴いたのですが、それでもあっという間に時間が過ぎてしまいました。
それは1日1便しかないにも関わらず、エミレーツ航空がこのラウンジに力を入れているのを感じ、施設が充実しているからだと思った次第です。フリートをA380と77Wに統一したりと、経営の効率化が進められているようですが、まだまだ世界を席巻するエミレーツ航空のパワーを充分に感じられたラウンジでした。
次回はそのエミレーツ航空ファーストクラス搭乗のエントリーとなります。日本発着の便は初搭乗でしたので、とてもとても、楽しみにしていたのでした・・・。