日本発着のエミレーツ航空の搭乗は初めてになります
史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸で発券できました。
「oneworldのファーストクラスを制覇したい!」ルーティング昨年7月末、日本だけでなく世界のマイラー界を大いに賑わせた『史上最安値の世界一周航空券(RTW):oneworldエクスプローラー ファーストクラス4大陸』をマプト発券(モザンビーク発券)で、運良く購入する事ができました。史上最安値というだけあって「こんな機会はもう二度と無い!」と思い、oneworldに所属する航空会社のファーストクラスを全て搭乗するというブログタイトルに相応しい想いをルーティングに込めてみました。 ルート1発券時点では上記のようなルートで、16... 【発券内容】史上最安値の世界一周航空券(RTW)で『oneworldのファーストクラスを制... - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
マプト発券であった為、モザンビーク共和国の首都:マプトまで行かなければなりません。そこでポジショニングとして採用したのが、エミレーツ航空でした。
エミレーツ航空ファーストクラス『プライベートスイート』ルーティング史上最安値の世界一周航空券(RTW)を発券できました。マプト発券(モザンビーク発券)である為、現地に赴かなければなりません。マプト国際空港に就航しているメジャーな航空会社としては・・・、カタール航空、ターキッシュ・エアラインズ、南アフリカ航空、エチオピア航空、ぐらいのもので非常に少なく、しかもデイリー運航でないキャリアも多く、使い勝手がとても悪いです・・・。そこで隣国:南アフリカにあるアフリカ最大の国際空港:ヨハネスブルグ国際空港... 【発券内容】エミレーツ航空ファーストクラス『プライベートスイート』を史上最安... - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
この約1年半前、2015年10月に感動の初搭乗を果たしてから、昨年3月以来の約1年ぶりの搭乗となりました。こんな短期間で五たび世界最高峰のファーストクラスに搭乗できるとは、ただただJALマイルに感謝するばかりです・・・。
ボーディング
今では成田線にA380が復帰していますが、2017年2月のこの時は、まだ77Wでの運航でした。
という事で機材は【B777-31HER】、Ship No.は【A6-ECG】。
ファーストクラスでの搭乗になりますので、例によって一番最初に乗り込んで、まだ乗客の居ないキャビンを撮影したく、ゲートの一番先頭に並んでボーディングの開始を待ちます。かねて感じる恥ずかしさよりも、日本発の際にゲートの先頭に並ぶのは恥ずかしさが5割増しです。。。
出発予定時刻:22時のちょうど30分前の21時半にゲートがオープンしました。ダッシュして行きたい逸る気持ちを「いい大人が恥ずかしいから」と自制して、いつもの通りの早足で機内に向かいます。そしてサインに従い、左:L1ドアの方に向かいます。
成田空港のPBBは比較的短い方なので、直ぐにシップサイドに到達します。するとまだ”Welcome aboard!”の態勢が整っていないようで、ノートパソコンとプリンターでISM(しゃがんで頭だけ映っている男性)がまだ作業中でした・・・。少し拍子抜けですが、これもまたご愛嬌。直ぐに私の搭乗に気付いた、ファーストクラス担当の女性FAさんのお二人が笑顔で迎えてくれました。後ろを向いている右のFAさんはL側通路を担当、そして左の方が私も含めたR側通路を担当する事になる日本人のMさんでした。
キャビン・シート
搭乗前に望んでいた通り、一番最初にファーストクラスのキャビンに乗り込む事ができ、Aコン前方のまだ誰も搭乗していないファーストクラスのエリアを撮影する事が叶いました。
毎度このロゴが、搭乗の興奮をより一層高めてくれます。右側の席にMさんの帽子がのっかっているのもまたご愛嬌です。
まだ他の乗客が現れなかったので、自席の直ぐ後ろ:Aコン後部のビジネスクラスも撮影する事ができました。77Wのビジネスクラスはアブレストが2-3-2で少し窮屈、ダイレクト通路アクセスでもないですし、アングルド・フラットシートなので、世界的には良い仕様ではないのが残念です。A380のようにスタッガードであればいいのでしょうが、リリースされた77W用の新ビジネスクラスシートはフルフラットの改善はありましたが、あとの2つは改善されなかったようです。
そして自席に戻ります。77Wのファーストクラスは『プライベートスイート』で1-2-1のアブレストになり、それが2列の合計8席になります。JALの特典でも事前座席指定が可能で、当初は1Aを確保しておいたのですが、チェックインの際に事前座席指定できなかった自分好みの後方の2列目に変更する事に。すると2Kへの変更が可能で、R側通路の座席になった事で、結果的に日本人FAのMさんに担当してもらえる事になりました。英語が堪能ではない私にとって、世界最高峰であるエミレーツ航空ファーストクラスのサービスを日本語で享受できるので、これはとても有り難たい事でした。
窓のピッチやフレームの構造も関係しているのかもしれませんが、77Wで占有する窓は3つ。A380より一つ多いのですが、今回は終始夜間飛行なので景色は望めませんから、あまり関係ないようです。
今回で5回目の『プライベートスイート』となりますが、毎回懲りる事無く自席やキャビンの撮影をしてしまいます。
そして漸く着座します。モニターが少し小さいので以前マレーコロンボで搭乗した、マイナーチェンジ前の『プライベートスイート』である事が分かります。ウェルカムドリンクは、久しぶりの搭乗にかなり緊張していましたので、ひとまず炭酸水を頂くことにしました。
丸みを帯びたタブレットからも、マイナーチェンジ前の仕様である事が分かります。
あとの設備はマイナーチェンジに関係なく同じになると思います。
あと、これはマイナーチェンジによる違いではなく、77W・77LとA380での違いになると思うのですが、77W・77Lの『プライベートスイート』には、テーブルの上隅部分を下から支える、このような引き出しが可能なフックがサイドポケットの上に装備されているのでした。
アラビックコーヒーとデーツ
一通り写真を撮り終わったのを担当FA:Mさんが見計らっていたのでしょう、カメラを置いてしばらくしてから、アメニティキットなどが配られました。
上の画像で奥にあったのはリラクシング・ウェアになります。
そしてコチラがアメニティキットの内容になります。
この日のファーストクラスの搭乗は全8席中4名で、全員が窓側の席に着座していました。皆、お隣が居ない、このような眺めになっていたかと思います。
そして4名の搭乗が済んだ頃にエミレーツ航空ファーストクラスの代名詞、離陸前のアラビックコーヒーとデーツのサービスとなりました。
先ず最初にデーツがL側通路担当のFAさんから。
そして担当のMさんからアラビックコーヒーを頂きます。
コーヒー自体は薄いのですが、日本ではまず味わう事のない独特のスパイス:カルダモンがアクセントになり、含むと口だけでなく、鼻までとても良い香りに包まれます・・・。そして「あぁ~、いよいよだ・・・!」と離陸を予感させてくれます。これから始まる世界最高峰の機上サービス、一度落ち着いたはずの搭乗時のワクワク感が再びしてくるのを感じるのでした。
<後編>に続きます。