KLMジャンボ最新型ビジネスクラス【ワールドビジネスクラス】-KLM Royal Dutch Airlines B747 World Business Class
激安マイルでのアムステルダム・リスボン、クアラルンプールの弾丸旅行。スタートの1区間目のフライト後編です。
1回目の機内食を終え、ひとまず睡眠をとることします。時既に日本時間の深夜3時になっていましたので・・・。
機内散策
6時間ほど、1回も目覚める事無く熟睡できました。お隣さんも良く寝ているようでした。あまり跨ぐのを繰り返すと、起こしてしまうと感じ、トイレに行くついでに、カメラを持って機内散策に出る事にしました。
Aコン後部のR1ドアから確認すると、外は明るくなっていました。
想像していた通り、白夜だったのかもしれません。そんな事をしていると担当のFAさんに声を掛けられ、お隣さんを起こしたくないから、トイレついでに散策している事を伝えました。すると直ぐ後のギャレーに案内され、こちらでコーヒーでもいかがですか?と、とても粋な対応をして頂けました。
ギャレーを撮影してもいいかの問いにOKを出して、そのFAさんはギャレー後部のカーテンから、エコノミークラスのキャビンに消えて行きました。
ギャレーを撮影後は、それと隣り合わせになっているプレミアムエコノミーのエリアへ。
KLMのジャンボはBコン右側が細長いギャレーになっていて、Bコンの左側は3-2という変則な配列で、プレミアムエコノミーが7~8列ありました。
こちらは明かりが煌々と灯っていて、空席がありましたのでちょっと掛けさせて頂き、写真も撮らせてもらいました。
そしてそのままCコンのエコノミクラスのエリアへ。ここも明かりが灯っていました。非常口の3席並びは空席でした。
ジャンボの非常口座席の窓側は、やはり足元がきつそうです。。。
足元の広い非常口座席も、アームレストが固定式になるからか、座っている人はいませんでした。
そのまま後方に進み、A側のL3非常口から左主翼のウイングレットを。
そして前方に戻り、今度はL2非常口から同じく左主翼を。エンジン2発とウイングレット。実にジャンボを象徴する眺めです。
最後はジャンボの醍醐味、アッパーデッキへ。
FAさんに直ぐに止められてしまいましたが、理由を話すとフラッシュをたかなければOKとの事でした。何故フラッシュNGかというと、アッパーデッキのビジネスクラスエリアも明かりが落とされていたからです。こちらでも後方から1枚だけ撮影し、自席に戻る事にしました。
機内食(2回目)
到着2時間ほど前になって、2回目の機内食がサーブされました。1回目が深夜という事でやや軽めだったので、2回目に期待していたのですが、ブレックファーストという事で、更に軽めの食事内容でした。
エールフランスとグループを組んでいるので、機内食には期待していたのですがシートに引き続き、ちょっと残念だったKLMジャンボでのフライトでした。
アムステルダム到着
アムステルダムには、ほぼ定刻通り朝の5時に到着。リスボン行きは、約8時間後の12時45分発。時間があるので観光で市内に出るのは決めていたのですが、それでもまだ早朝過ぎますので、ひとまずラウンジに食事に行くことしました。
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古い記事にコメントを失礼します。
私も同じく旅行好き、飛行機好きの人間で、昨年11月にICN-AMSで念願の744combiに搭乗できました。貧乏旅行でしたのでエコ利用でしたが、機内の写真や独特なプレエコの座席配置に「あぁ、そういえばそうだったなぁ」と思い出させてもらいました。笑
思えば成田ーアムステルダムで744combiがラストフライトの時、最後の勇姿を見ようと成田の展望デッキに行っていました。当時はまだ学生でしたので、Aランから飛び立つフライングブルーの747の最後の姿を見つめながら「いつか乗ってみたい!」と悔しさを胸に抑えたのを覚えています。折しもKLMの747と言えば航空ファンの聖地セントマーチン島とアムスを結ぶ路線でも定期運用が終了したと報じられた時期と成田の747ラストフライトの時期が重なっていたので、KLMで747が完全退役してしまうまでにどこかの路線で乗りたいと思い続けていました。
機内サービスに関してはデルタやエティハドなど同じ長距離線の他社便と比べても確かに1ランクダウンな感は否めませんでしたが、アムス到着後にCAの方にアッパーデッキとコックピットを見学させてくれないかと頼むと快く案内して下さいました。パイロットの方に「747を愛しているから、KLMでも退役が進んでいるのが残念だ」と伝えたところ我々も同じだと言っていました。その日は機長2名乗務でしたが、お一人の方は777に、もう一人の方は787に機種転換をしてパイロットを続けられるとのことでした。
あと、アムステルダム空港といえば一部の搭乗口でPBBが後部L4?に主翼を跨いで接続する非常に変わった作りのゲートがあったのを記憶しています。ぜひそのヘンテコな搭乗口から乗降機したいと思っていたのですが、往路復路ともに通常通りのゲートでした…。
今般のコロナ禍で航空業界は大打撃、特に私がこよなく愛する4発機は旅客便運用からは外されて多くが地上待機の憂き目に遭っています。748や機齢の若いA380などまだ減価償却が済んでいない機材に関しては航空会社も簡単に手放せないでしょうが、744やA340、初期導入のA380などに関してはパンデミックが収まらなければこのまま退役となる心配もありますし、実際そのようにアナウンスしている航空会社も多いです。今年の夏にイベリア航空のA346に乗るためにNRT-MAD-EZEの往復航空券も買っていて、それで溜まったマイルを使ってカンタスの羽田ーシドニーの744ERにラストフライトまでに乗ろうと言うのが今年度の目標だったのですがそれも全て白紙になりそうです。
旅行好き、航空ファンにとっては悪夢の年となりそうですが、いつかまた自由に安全に空の旅を楽しめる時が来ると信じて待ちたいと思います。筆者様もぜひお体を大切にお過ごし下さい。
長々と駄文を失礼しました。
Yusukeさん、コメントありがとうございます。それなのに長い事ログインしておらず、気付いたのが今になってしまいました。。。大変失礼致しました。
それにしても相当な744好きでいらっしゃいますね!? 私も744を始めとして、340、380、748といった4発機にはテンションが上がります。
このパンデミックは相当の打撃を航空業界に与えており、私も心配でなりません。
せめてお互いに現在発券済みの旅程だけは飛べるといいですね。