シンガポール航空『プライベートルーム』
先月のエミレーツエントリーで空いてしまっていましたが、昨年7月のシンガポール航空:最新スイート”New A380 Suites”に乗る為の旅に戻ります。
シンガポール航空の【新スイート】発券しました シンガポール航空ウェブサイトより シンガポール航空ウェブサイトより元々は、シンガポール→成田のA380の(旧)スイートに搭乗したい!と貯め始めたシンガポール航空のマイルですが、①A380の撤退、②マイル数の改悪、などに阻まれ、なかなか発券できないでいましたが、先月になって漸く発券完了しました。今回のエントリーはその発券の経緯についてになります。 ルーティングシンガポール航空のマイルは、アメックスのゴールドカードの紹介キャンペーンを受けて、80,000ポイントを... 【発券完了】シンガポール航空【新・旧スイート】両方を制覇する旅 - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
シンガポール航空の(旧)スイートに搭乗できただけでも感激なのに、サプライズで誕生日を祝ってもらった大感激のフライトでシンガポール国際空港に到着しました。
シンガポール航空 A380スイート(オールドタイプ)昨年7月のシンガポール航空:最新スイート"New A380 Suites"に乗る為の旅。 発券地の上海/浦東にはJALで到着。 中国国際航空のファーストクラスラウンジに立ち寄ってからの出発となりました。搭乗できているだけも大感激のSQスイート。そんなSQスイート搭乗中に、よもやこんなサプライズを仕掛けられていようとは・・・。 チェックインラウンジとは前後しますが、スイート専用のチェックインカウンターへ。 シンガポール航空 スイート用チェックインカウン... SQスイートでサプライズ!【シンガポール航空A380『スイート』】SQ833:上海/浦東(... - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
プライベートルームに向かいます・・・!
ターミナル3のシルバークリスラウンジから入って・・・、
アテンドしてもらいながら、ファーストクラスラウンジを通過。
この一連の発券で3回ほど利用する機会に恵まれた、シンガポール航空が誇る最上級ラウンジ『プライベートルーム』。
「さあ最終コーナーを立ち上がって、最後の直線!」という緊張感で潜入します。
しかしながら思っていたより奥行きがなくて、少し拍子抜け・・・。ラウンジの広大さで言えば、BAコンコルドルーム、ましてやEKファーストクラスラウンジ、QRアルサファラウンジには遠く及ばないところですね・・・。
それでも初『プライベートルーム』ですので、一通り眺めて回ります。
散策を終え、真ん中の辺りに戻ってきたところで・・・、
奥にダイニングがあるのに気付きます。
そして今度は一通りブッフェ台を確認。
ブッフェだけでいえば豪勢なメニューではありませんが、ご多分に漏れず、シンガポール航空のフラッグシップラウンジである訳ですから、当然オーダー制のメニューがありますね。
上海・浦東から着いて、シドニーに発つまでの乗り継ぎ時間は約2時間。到着したフライトで機内食を存分に満喫させて頂きましたので、全くお腹は減っていません。。。ですのでこの1回目の利用は散策とメニューブックのチェックだけ。復路での利用に備えて。。。
一時間弱の滞在で、この時はシドニー行きの搭乗ゲートに向かいました。
そしてその復路、シドニーから到着した際にアライバルラウンジとして利用した際に頂いたのは『点心セット』と・・・、
ディナーメニュー限定のロブスターです。ランチからディナーに切り替わる時間帯、スタッフの方がわざわざロブスターを勧めてくれました。。。
やはり小一時間ほど滞在して、この後は入国し、市街地ホテルで一泊。
翌日、午前中にラクサの名店をハシゴ。香港行きのフライトは18時半なのですが、三度目の正直で今度こそ『プライベートルーム』を満喫する為に正午過ぎに空港到着。スイート・ファーストクラス専用のチェックインカウンターを経由して、13時前には『プライベートルーム』に入室・・・。
ランチメニュー、『前菜』などの内容はディナーメニューと同じですが・・・、
メインの方は、ディナー限定のロブスターだけが無くなっていました。
ラウンジは広くなくて、EKやQRのような仮眠室もない『プライベートルーム』ですが、このシャンパンが提供されているのは凄いと思います・・・。
キンキンに冷えていて、景気良く注いで頂けるものですから・・・、
滞在が5時間ほどに及んだ事もあり、何とか1本分は頂く事ができました。。。
そして食事の方も景気良くサーブして頂きました・・・。
食後は取材も兼ねてシャワーも利用させて頂き、搭乗に備える事に。
『プライベートルーム』、シンガポール航空の最上級ラウンジという割にはとてもシンプルだったように感じました。(あくまでも個人の感想です)CXやEKにある無料マッサージや、BAやQRにある個室の仮眠室、そしてLHの専用車で搭乗機まで連れて行ってもらえるなどのアクティビティがなく、24時間営業でもありません。また中東系キャリアの最上級ラウンジのような広大さがある訳でもありません。
そしてスイート・ファーストクラス専用ラウンジと言っても、短距離路線にファーストクラスが設定されているシンガポール航空ですので、利用のハードルも非常に高い訳ではなく、更に昨今は他社マイルでスイートを発券できる路線もありますから、利用のハードルも下がったような気もします。ですのでA380の『スイート』を刷新したように、シンガポール航空がこの『プライベートルーム』までも刷新する事があれば、欧州三大キャリアや中東系キャリアにも引けを取らないキャリアとして、スカイトラック社のベストエアラインを奪還できるのではないかな?と思ったのでした。もし刷新されるような事があれば、ぜひ再訪したいです。