X

南アフリカの国内線がBA!?ブリティッシュ・エアウェイズ【B738エコノミークラス】BA6413:ヨハネスブルグ(JNB)-ケープタウン(CPT)

目次

ブリティッシュ・エアウェイズ、南アフリカ国内線を飛ばす

史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸(AONE4)で発券できました。

「oneworldのファーストクラスを制覇したい!」ルーティング昨年7月末、日本だけでなく世界のマイラー界を大いに賑わせた『史上最安値の世界一周航空券(RTW):oneworldエクスプローラー ファーストクラス4大陸』をマプト発券(モザンビーク発券)で、運良く購入する事ができました。史上最安値というだけあって「こんな機会はもう二度と無い!」と思い、oneworldに所属する航空会社のファーストクラスを全て搭乗するというブログタイトルに相応しい想いをルーティングに込めてみました。 ルート1発券時点では上記のようなルートで、16...
【発券内容】史上最安値の世界一周航空券(RTW)で『oneworldのファーストクラスを制... - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!-

RTW攻略の最終段階”Phase 5″なのですが、無事にヨハネスブルグに到着して、初めてのRTWを制覇したのでした。

『oneworldのファーストクラスを制覇する』最終段階RTWを5回の旅程に分け、1年掛けて旅をする史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸で発券できました。 RTWルートしかしながら、一気に世界一周を断行するだけの休みは取れませんので、このRTWを『oneworldのファーストクラスを制覇する』大作戦と銘打ち、旅程を5回に分けて、その都度日本から出掛けては帰国するを繰り返すようにしました。ポジショニングや帰国便、途中中断・再開、の航空券を別で切らなければならず、複雑・面倒な一方で、面白みもありま...
マプト発券【oneworld世界一周航空券(RTW)ファーストクラス4大陸】~ Phase 5 - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!-

 

別切りの【発券内容】

RTWのルーティング後・・・、「ヨハネスブルグ(以下”JNB”)でRTWを終えるのだから、今までの人生で縁の無かった南アフリカ共和国、せっかくだから観光しておかないと・・・。」と思い立った私。でもJNBは治安的に荷が重かったので、喜望峰目当てでケープタウン(以下”CPT”)に寄る事にした次第です。

エミレーツ航空ファーストクラス『プライベートスイート』ルーティング史上最安値の世界一周航空券(RTW)を発券できました。マプト発券(モザンビーク発券)である為、現地に赴かなければなりません。マプト国際空港に就航しているメジャーな航空会社としては・・・、カタール航空、ターキッシュ・エアラインズ、南アフリカ航空、エチオピア航空、ぐらいのもので非常に少なく、しかもデイリー運航でないキャリアも多く、使い勝手がとても悪いです・・・。そこで隣国:南アフリカにあるアフリカ最大の国際空港:ヨハネスブルグ国際空港...
【発券内容】エミレーツ航空ファーストクラス『プライベートスイート』を史上最安... - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!-

このJNBからCPTの間、当初は南アフリカのフラッグキャリア:南アフリカ航空で考えていましたが、調べていると何とブリティッシュ・エアウェイズ(以下”BA”)が南アフリカの国内線であるJNB-CPT間を飛ばしている事を知りました!ちゃんとAviosもティアポイントも貯まります。

ブリティッシュ・エアウェイズ ウェブサイトより

なるほど”Comair“ってのが運航するようです。「って事はコードシェアなのね。」と思った私。1,499.89≒1,500ZAR(南アフリカランド)は約12,000円ちょい。JNB-CPTは羽田から奄美と似たような距離で、飛行時間は2時間強。自分的LLC・エコノミークラスの1時間5,000円という基準を満たすものでしたので、南アフリカ航空ではなく、こちらを購入しました。

ブリティッシュ・エアウェイズ ウェブサイトより

そのままBAウェブサイトで座席指定もできます。しかしながら機材はB737のはずですが・・・「非常口ドアは3枚じゃないよね??」と困惑。とりあえずは12Fとか14A、14Fに入りたいところです。(←長距離線でも窓側が良い派

ブリティッシュ・エアウェイズ ウェブサイトより

何となしに下までスクロールしてみました。すると最後尾にも何故か非常口座席があります・・・!「ウソ、これ絶対にウソ。真ん中の非常口も絶対に2枚だって。」と自分に言い聞かすものの、BAで予約できるとは言え、未知の相手”Comair”・・・。何をしてくるか想像だにできません・・・。「こ、こ、これはホントにそうだったら(ブログの)ネタ的に面白いのかもしれない・・・!」とヒコーキマニアの私。真ん中付近の非常口座席をスルーして、敢えて胡散臭い最後尾の非常口座席:29Fを指定してみたのでした。。。

ブリティッシュ・エアウェイズ ウェブサイトより

 

ボーディング

そんな発券から数ヶ月後、搭乗の時を迎えました。入国に時間が掛かり、3時間も乗り継ぎ時間を確保していたにも関わらず、既に優先搭乗に列ができているほどのタイミングで搭乗ゲートに到着・・・。

BA6413便

結局Comairってどんなのよ??」と優先搭乗の列に並ばず、写真を撮りに向かったところ、視線に飛び込んで来た機材に衝撃を受けました・・・! 「まんまBAじゃん・・・。」と。そう正にBA塗装そのままの機材がそこに駐機されていたのです。。。

B737-8BK / ZS-ZWU

運航会社ってコードシェアの際に用いられる他社を指すものではありますが、こうして塗装までBAだと、運航会社というより子会社のような印象を受けてしまいます・・・。

B737-8BK / ZS-ZWU

Ship No. ZS-ZWU、さすがにBAみたく『G-』で始まるものではないですね。

Ship No. ZS-ZWU

優先搭乗で機内に乗り込みます。

 

シート

前方のビジネスクラス、これもちょっと衝撃を受けました・・・。本家BAは3-3のままで、3の真ん中をブロック。しかしながら”Comair”はJALのクラスJと同じで2-3! という事でA側の2席。

Comair運航BAビジネスクラス

K側の3席。これだとエコノミークラスとあまり変わらないような・・・。

Comair運航BAビジネスクラス

取れなかったエコノミークラス最前方のバルクヘッド席。足元の広さは標準的な広さ。

Comair運航BAエコノミークラス

そして1つ目の疑惑、機体中ほどの非常口座席・・・。って、やっぱりドア2枚ですよね。これはもうBAのウェブサイトがウソ言っている感で、Comairに罪はないように思えてきました。。。

Comair運航BAエコノミークラス

残念ながら、JALのB3みたい足元が広い訳ではありません。

Comair運航BAエコノミークラス

さて2つ目の疑惑、最後列の前に非常口ドアは・・・、はい、やっぱりありませんでした。 まあ先ほどの機材中ほどの件で想像はできていましたけどね。。。ここまで立て続けだった『コンコルド・ルーム』・『A380ファーストクラス』の感激ももはや薄れ、「あーもー、やっぱり胡散臭いのはBAの方だったよ・・・。」と手のひら返したようにBA批判に転じるほど。。。

Comair運航BAエコノミークラス

普通に最後列なだけです。

Comair運航BAエコノミークラス

優先搭乗しているので、まだ誰も搭乗していない反対のA側を見ても非常口ドアなんてありやしません。弩ノーマルなB3でした。

Comair運航BAエコノミークラス

通常のエコノミークラスのシートピッチであります。

Comair運航BAエコノミークラス

オーバーヘッドビンが上に開くので、-800と言っても初期のタイプなのかもです。

Comair運航BAエコノミークラス

そして安全のしおりまでやっぱりBA仕様なのですね・・・。一方でFAさん方は全員が地元:南アフリカの方のようでした。

Comair運航BAエコノミークラス

更にはブレンデッド・ウイングレットまでちゃんとBAですよ。

Comair運航BAエコノミークラス

 

機内食

たかだか2時間程度の国内線で機内食が出たのに驚きます。こうして想定外の嬉しい事があると、一度返した手の平をもう一度返してあげたくなってしまいした。

Comair運航BAエコノミークラス

シンプルな朝食メニューですが、出ないよりマシですからね。

Comair運航BAエコノミークラス

機内食のあとは、ぼーっと外を眺めながら過ごすのでした。

南アフリカの大地

 

搭乗を終えて・・・

旧宗主国との関係という事もあるのかと思いますが、やっぱりBAが南アフリカの国内線を飛ばしている事には驚きました。塗装や安全のしおりから考慮しても、Comairというより、BAと判断してしまう人が多いではないでしょうか。しかしながらそれは、Comairという良く分からないマイナーなキャリアに搭乗するよりも、BAという超メジャーキャリアに搭乗する方が安心感がある訳でして、この一連でBAの株を勝手に一人で下げたり上げたりしていましたが、振り返ってみると【BA便(運航会社Comair)】でイメージ面でもFFP面でも良かったのだと思います。

 

AWARD FLYER: