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共に4回目『ファーストクラス貸切』と『コックピットへの招待』
史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸で発券でき、マプト発券であった為、モザンビーク共和国の首都:マプトまで向かうなどの旅程:Phase 1になります。ポジショニングはエミレーツ航空で、ドバイを経由してドーハに来ていたのでした。
A380が運航する『世界最短』の国際線史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸で発券でき、マプト発券であった為、モザンビーク共和国の首都:マプトまで向かうなどの旅程:Phase 1になります。ポジショニングはエミレーツ航空で、ドバイに到着しました。ボーディング通常であれば、このままマプトを目指して次のフライトでヨハネスブルグに向かうところなのですが、JALマイルを最大限に利用する為に、卑しくもドーハ往復を旅程に入れ込んでいたので、ひと先ずドーハに向かいます。乗り継ぎ時間は3時間。当然... EK:エミレーツ航空【A380ファーストクラス】EK841:ドバイ(DXB)-ドーハ(DOH) - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
ドーハ:ハマド国際空港
『世界一退屈な国』と言われるドーハでしたが、そこそこ観光できました。それでもドバイには大分劣りますので、早々に空港に戻って来ました。バスのターミナルからは特徴的な外観を目にする事ができます。横から眺める形になりますので、タクシーやシャトルで正面に着くと、お目に掛かれないかもです。
天井の曲線が、ターミナル内部にもそのまま反映しています。建設にお金が掛かりそうな構造ですね・・・。さてハマド国際空港の出発ロビーなのですが、カタール航空のホームにしては思ったより空いていました。入国にお金も掛かりますし、トランジット需要の方が多いという事なのでしょうか。
しかしながら出国するのに、入国並みの厳しいチェックがあり、えらい時間が掛かりました。ファーストクラス搭乗とは言え、優先のラインは無く、1時間ほどは無駄にしてしまいましたので、もう気軽に入国する事はないと思います。そして漸く、このシンボルを拝む事ができたのでした。
ORYXラウンジ
ドーハ:ハマド国際空港には、エミレーツ航空の自社ラウンジはなく、共同ラウンジである『ORYX LOUNGE』を利用する事になります。
場所は2階。ランプ・ベアの左肩の奥にあるような感じです。
内部はそこそこ広いのですが、食事の内容が良くなくて失望しました。ブロガーとしては失格なのですが、あまりにもショボいラウンジに取材する気力も失せ、表には出されていないアルコールをスタッフに頼んで出してもらい、メッゼの好きな物だけをつまんで、過ごしておりました。
このラウンジについては、以下に詳細が掲載してあります。私も参考にさせて頂きました。
Review of the Oryx Lounge at Doha's Hamad International Airport, which is used for premium passengers of most airlines at the airport. Review: Oryx Lounge Doha Airport - One Mile at a Time - One Mile at a Time |
ボーディング
ドバイに戻るEK850便は18時10分発。3~4時間ほど退屈なハマド国際空港で過ごしていたので、早くドバイに戻りたい気持ちでいっぱいです。。。
機材は【B777-21HLR】、羽田線に投入されている77Lでした。11,000マイル以上の世界最長の航続距離性能を持つヒコーキが、わずか229マイルしかないドーハ-ドバイ線に投入されているのは、ある意味凄い事で、何とも贅沢な機材運用です・・・。Ship No.は【A6-EWH】。
今回は事前座席指定そのままに『1A』に搭乗する事にしました。
成田-ドバイで搭乗した77W同様、モニターが小さめで、マイナーチェンジ前の機材である事が伺い知れます。
マイナーチェンジ前である事を示す、もう一つのポイントが、この丸みを帯びたタブレットになります。
ここで驚く事に、担当の挨拶に顔を出してくれたのが、またもや日本人女性のFAさんでした・・・!3便連続という事になります。前の2便で「日本線以外でファーストクラスに乗っている日本人を見た事がない」と言われていましたので、それはつまり、日本人乗客がファーストクラスで日本人FAさんに担当してもらう事が稀、という事になると思います・・・。
そして更に驚いたのが、またもやファーストクラスの乗客が自分だけと告げられた事です・・・!エミレーツ航空では都合4回目。ここまで8回エミレーツ航空には搭乗していますから、ファーストクラス貸切率、実に50%というハイスコアになっていたのでした・・・。
機内食
担当のRさんとの会話が弾んだせいで、アラビックコーヒー・デーツのウェルカムサービス、更にはドリンクサービスのドンペリの撮影まで失念しておりました。
聞くとRさん、海外のN国で仕事をしていて、その後にエミレーツ航空でFAになったとの事でした。なるほど、日系航空会社の色に染められていないという訳だからなのか?、とても話しやすい方でした。やはり大好きなエミレーツ航空の機内サービスを日本語で享受できるという事は、本当にありがたい事だと再認識しました。
この後ドバイでは、エミレーツ航空が誇るファーストクラスラウンジで食事をする事ができますので、機内食は遠慮する事にしました。せめてもと出してもらえたのは定番のナッツ盛り合わせと、度々驚く事に『柿の種』でした・・・。載せてあるものなのですね、エミレーツ航空に・・・。
ファーストクラス貸切
シートベルトサインが消灯すると、ファーストクラスの乗客は自分だけという事ですので、せっかくだから前便同様に、撮り貯めをさせてもらう事にしたのでした。
ブログ等でいつ画像が必要になるか分かりませんので、こうして思う存分撮影をさせて頂けたのでは、本当にありがたかったです。
そして撮影を終え、席に戻ったところでRさんから「コックピットも撮影します?」とのお誘いが・・・!もちろん、この有り難いオファーをお断りするはずも無く、感謝・感激の2つ返事でお受けしました。Rさんからは更に「搭乗の記念に」とエミレーツ航空グッズを頂きました。リラクシングウェアやアメニティキットとは別で、エミレーツ航空でこうしたグッズを頂いたのは初めてで、これまた有り難い限りなのでした・・・。
この後は、過去2回同様、到着後に声を掛けてもらうのを楽しみにしつつ、搭乗の残り時間をワクワクしながら過ごすのでした。
ドバイ到着
やがてヒコーキはドバイ国際空港に到着。本当にあっという間でした。そしてRさんに声を掛けてもらい、コックピットへ・・・。
前回同様、キャプテンさんもコーパイさんも到着後の書類作成で慌しそうでした。しかしながら、これまた前回の招待で免疫が出来ていますので、ひとまず写真を撮っていいか?尋ねてOKをもらいました。
撮影は大好きなのですが、基本的コックピット素人の私には、77Wと大して変わらないように感じました。それでもエミレーツ航空が現在保有しているA380・77W・77Lという3機材全てのコックピットを撮影させてもらえた事は、本当にありがたい事です・・・!
そして最後に、これまたコックピット撮影時のルーティンとなっている「ネットに画像をアップしていいですか?」の許可ももらい、慌しいコックピットを後にしました。
降機の際には、私の荷物を預かってくれていたRさんにお礼を述べ、短距離ながらも『ファーストクラスの乗客が自分だけ』と『コックピットへの招待』が共に4回目という、充実したフライトを終えたのでした。
この後は、コンコースAのファーストクラスラウンジに滞在し、翌朝4時のヨハネスブルグ行きのフライトに備えました。