ラウンジで本場の中国茶体験
史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸(AONE4)で発券できました。
「oneworldのファーストクラスを制覇したい!」ルーティング昨年7月末、日本だけでなく世界のマイラー界を大いに賑わせた『史上最安値の世界一周航空券(RTW):oneworldエクスプローラー ファーストクラス4大陸』をマプト発券(モザンビーク発券)で、運良く購入する事ができました。史上最安値というだけあって「こんな機会はもう二度と無い!」と思い、oneworldに所属する航空会社のファーストクラスを全て搭乗するというブログタイトルに相応しい想いをルーティングに込めてみました。 ルート1発券時点では上記のようなルートで、16... 【発券内容】史上最安値の世界一周航空券(RTW)で『oneworldのファーストクラスを制... - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
RTW本体の攻略が絡まない旅程の”Phase 4″です。
『oneworldのファーストクラスを制覇する』第4段階RTWを5回の旅程に分け、1年掛けて旅をする史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸で発券できました。 RTWルートしかしながら、一気に世界一周を断行するだけの休みは取れませんので、このRTWを『oneworldのファーストクラスを制覇する』大作戦と銘打ち、旅程を5回に分けて、その都度日本から出掛けては帰国するを繰り返すようにしました。ポジショニングや帰国便、途中中断・再開、の航空券を別で切らなければならず、複雑・面倒な一方で、面白みもありま... マプト発券【oneworld世界一周航空券(RTW)ファーストクラス4大陸】~ Phase 4 - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
初めての『JAL SKY SUITE』で北京に到着、更にサンフランシスコへと向かう旅程なのですが、乗り継ぎ時間が3時間半ほどありましたので、中国国際航空のファーストクラスラウンジにやって来ました。
中国国際航空ファーストクラスラウンジ@北京首都国際空港
このラウンジはPriority Passで利用ができ、更にはSFC修行者の御用達ラウンジみたいですので、ネット上で多く紹介されています。ですのでココの私的【メイン】以外はサラリとスライドショー形式で画像をアップします。
シアターエリア
ビジネススペース的なエリア。
いくつかあった仮眠室。
シーティングエリア。
菓子、フルーツ、デザート、ドリンクなどのカウンター。
スイーツ、ペイストリー、サラダなどのカウンター。
ヌードルバー的な。メニューは3種でオーダーしたのは『牛肉湯面』。
そしてメインのブッフェ。温かいメニューがなかなか充実しています。
中国ワイン。
ここまではファーストクラスラウンジとして、同じスターアライアンス内ではアシアナ航空ファーストクラスラウンジと同程度という所感です。しかしながら、プライオリティ・パスで利用できるのであれば充分でしょう!
中国茶コーナー
ここからがお楽しみで、私的【メイン】というのがこの中にある『中国茶のコーナー』です。
このような大木の切り株?もしくは大岩?のようなカウンターの前に腰掛け、スタッフさんに中国茶をいれてもらいます。一応「いいですか?」みたいに聞いて着席。
日本語はもちろん、おそらく英語ができる中国茶専門スタッフさんはいないと思われますので、指さして中国茶を指定できるように、カウンターの左側に陣取った方が良いと思われます。
左から『プーアル茶』・『鉄観音(ウーロン茶の一種)』・『龍井(中国の緑茶)』。『鉄観音』は日本でもお馴染み。『龍井』はよく中国人が無造作に手に持っている水筒で用いられるお茶です。日本の緑茶のような飲み方でなく、水筒にはお茶っ葉が入ったままで持ち運びしているのをご覧になった方も多いかと思います。(もしかしたらひと昔の前の光景かも・・・。)
私、けっこう中国茶は大好きで、上海では中国茶を求めて茶市場に一人潜入したりします。。。中でもお気に入りの中国茶は『大紅袍(ダーホンパオ)』。しかしながらここに出ていませんし、裏でストックもしてないというので『プーアル茶』を頂く事に。
お茶をいれるのはスタッフさんがしてくれるのですが、この少し前まで中国人おっさんだけの団体10人ぐらいがこのコーナーを占領していて、勝手に茶葉を出しては、いれたりして飲んでいました。この若いスタッフさんには、おっさん10人に文句は言えなかったのか?コーナーの外に追いやられて少し気の毒だと思って見ていました・・・。
その団体が去り、ようやく自席に戻る事ができたスタッフさんは喜々としてお茶を入れてくれます。途中、ポットに写るバンクーバー在住の中国人のおじさんがやってきて3人で話しをする事に。おじさんは堂々と「ねえ、何歳?」なんて聞けるところが凄いです。。。(23歳と回答していました)
おじさんと私は、英語・中国普通話・筆談を交えて会話。おじさんが日本は何回も旅行した事がある、一方で私は上海の茶市場とか良く行きますなどから会話が始まり、お互いの旅程などに展開。終いには「福島の作物は、今でも放射能で毒なんだろ?」という時事問題!?まで会話が発展。これは非常に難題でしたが、英語・中国語共に堪能ではありませんが、強く否定しておきました! このおじさんは納得して福島の現状に理解を示してくれましたが、「あぁ、【今でも】って世界中の多くの人はそう誤解しているのかな・・・。」と少し悲しくなってしまいましたね・・・。
スタッフさんは英語が全くダメなようで、私たちの激論もドコ吹く風で、お代わりのお茶をご丁寧に私の前に差し出してくれます。
ピントが合っていませんが、プーアル茶でも一般的な熟茶という方なのだと思います、茶色から赤茶色をしているのが特徴です。お好みで『薄い』・『濃い』があると思うのですが、薄くして欲しい際には「淡」と、濃くして欲しい際はそのまま「濃」と筆談すれば大丈夫だと思います。
こうして本場の中国茶を堪能しつつ、尚且つスタッフさんとおじさんにかまってもらえて中国普通話の練習ができ、乗り継ぎ時間を過ごす事ができたのは非常に有意義でした。この場を去り難いほど会話も弾んだのですが、さすがに私の方が先に搭乗時刻が迫っていたので、お礼を述べ、後ろ髪を引かれる思いで中国茶コーナーを後にしたのでした・・・。
上海や香港、台北などを観光していると中国茶の店舗にはよく遭遇します。しかしながらさすが観光地での店舗だけあって「お高い・・・。」と思うことが多いです。ですので上海では、そういった店舗に卸している茶市場に一人潜入してお得に中国茶を買い溜めしてきた訳なのですが、ココ北京では勝手が分かりません・・・。「詳しいマイラーさんに、北京の茶市場を案内して頂けるようなオフ会があったらワクワクするかも・・・!」なんて思いながら、サンフランシスコ行きの搭乗ゲートに向かうのでした。
次回はいよいよ最新ジャンボ(?)のB748への搭乗です!