カタール航空を駆使してRTWを制覇する
2回目となる世界一周航空券(RTW)をビジネスクラス4大陸で発券しました。
ワンワールド・エクスプローラー・ビジネスクラス4大陸2019年7月末日、2回目となる世界一周航空券(RTW)を発券しました。総額606,610円。ちなみに1回目は2016年マプト発券のファーストクラス4大陸でのRTW。 オスロ発券の理由今回は特にRTWの祭りではなかったのですが、アメリカン航空から2,000ドルのバウチャーを進呈されていたのでその消化の為。 AA発行1,000ドルバウチャー×2有効期限も2019年10月と迫っておりました。自分的に「これを活かすにはRTWしかない!」と受領時から固く心に決めていました。それも1回目のRTWの経験か... オスロ発券で【ワンワールド世界一周航空券ビジネスクラス4大陸】 - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
2020年1月、発券地のオスロに赴き、そのままヨーロッパ地域を攻略していくPhase1。
ワンワールドエクスプローラー ビジネスクラス4大陸2019年7月末日、2回目となる世界一周航空券(RTW)をビジネスクラス4大陸で発券しました。総額606,610円。 ex-OSL DONE4 route ex-OSL DONE4 Itinerary一気に世界一周を断行するだけの休みは取れませんので、旅程を4回に分け、その都度海外に出掛けては帰国するを繰り返し、2020年一年掛けて旅する事としました。 "Phase1"ルート(2020年1月)4回に分けた内の最初の旅程:Phase 1、上記全16区間の内、第3区間のMAD-NRTまでが対象です。オスロ発券である為日本から... オスロ発券【oneworld世界一周航空券(RTW)ビジネスクラス4大陸】Phase1 - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
オスロからドーハに到着。チケット上、トランジットが55分しかなかったので空港内をダッシュする覚悟はできていましたが、早着したので、アル・ムルジャン ラウンジでトイレに寄る時間もありました。更に言うと、C26という最果てのバスゲートでも余裕。という事で、RTWの2区間目は、このカタール航空でマドリードに向かいます。
何故にマドリードかと言いますと、バルセロナのサグラダファミリアに行きたかったからです。またヨーロッパ地域から帰国するにあたり、日本からは最果てで、ロンドンやパリからも遠く、マイル等が稼げるという利点もあります。マドリード-バルセロナの往復は別切りです。こんな短距離をRTWの区間に含めるのはもったいないので。。。
そしてRTWの醍醐味として、全16区間で如何に総飛行距離を伸ばすか?という事があります、自分の目的を踏まえつつですが。こんな時に重宝するのが、RTWでは欧州扱いになるドーハを本拠地とするカタール航空! 大きくテイクバックというか、バックステップというか、目的地(マドリードに)から一度離れる事で逆に飛行距離を一気に稼げる訳です。OSL-DOH-MADで6,393マイル。(JAL『TMPの合計を調べる』サイトより、以下同様。)
「欧州4区間を制覇していく上でもカタール(航空)の加入は大きかった!」と以前、凄腕RTWerさんから教えて頂いた事があります。確かにカタール航空がワンワールドに加わる前で考察してみますと、ブリティッシュエアウェイズかフィンエアーを使うしかないと思われます。(以前はどうかは不明ですが、ロイヤル・ヨルダン航空はOSLに乗り入れていませんから除外)ブリティッシュエアウェイズによるイギリス経由よりも、フィンエアーによるHEL経由の方が飛行距離は稼げますが、それでも2,307マイル・・・。上記のカタール航空&DOHの組み合わせ:6,393マイルとは雲泥の差です! ましてやイベリア航空による直行便なんて論外でしょう。
しかも機材的もカタール航空の方が優れていて、ワイドボディ機のA359をOSL線、MAD線と双方に投入してくれております。ビジネスクラスのシートはフルフラット&ダイレクト通路アクセスです。一方でブリティッシュエアウェイズやフィンエアーはA320シリーズのナローボディ機で、ビジネスクラスは欧州内ビジネスクラスという超中途半端なもの。どちらが快適かも一目瞭然です。更にラウンジまでに焦点を充てますと、もはや二社のビジネスクラスラウンジがカタール航空のアル・ムルジャン ラウンジを上回れるはずもなく、カタール航空の完勝と言わざるを得ません・・・!
このように欧州4区間を制覇していくだけでも『カタール航空がRTWの”肝”!』と言っても過言ではないのですが、大陸間のルートを考察する上でもカタール航空は更に“肝”と言われるだけの役割を果たしてくれます。それはRTW上の全6大陸へのフライトを擁しているという事です。これはワンワールドの盟主であるアメリカン航空でさえ成し得ておらず、盟友のブリティッシュエアウェイズがカンガルールートを駆使する事でかろうじて全6大陸へのフライトを実現しています。一方でカタール航空は全て直行便で全6大陸を制覇。これはRTW16区間をルーティングするの選択肢が大いに広がるという事で非常に魅力的なのです。
また実際に発券し、実際に飛んでみて、初めて知り得た優位性にも目を見張るものがあります。ですので前回はたったの2区間であったものを、今回はRTW全16区間の内、カタール航空は6区間入れ込んであります。(コロナの影響で当初のルーティングに変更が生じております。またいずれエントリーをアップする予定です。)これはJALの8区間(コードシェア含む)に次いで2番目となります。それだけカタール航空は<ワンワールド世界一周航空券においては重要な地位を占める>という事になります。(※あくまでも個人の感想です)
とカタール愛が強く出過ぎましたが、搭乗記本編です。たまにはバスでの搭乗も悪くないですね。分かる内にShip No.を捕獲しておきます。
動線から外れて写真を撮るマニアです。
事前座席していたのは、前便同様7列目だったのですが・・・、
Bコンで最後尾の9列目となりました。自席のはずの【7K】に他の人が座っていて、その人は本来は【9K】だったという事が発覚・・・。
ヘッドフォンを装着し、ブランケットも使用してと、既に思いっきり店を開いた状態だったので、クルーさんに許可をもらって【9K】へ。
依然体調が良くないのでウェルカムドリンクはお水です。
【9K】に落ち着いた訳ですが、これがフライト中裏目に出ます・・・。体調不良でずっと寝ていようと思っていたところ、直ぐ後ろのエコノミークラス最前列にバシネットが装着されていた模様で、フライト中の約6時間、ずっと赤ちゃんが泣いていてよく眠れませんでした・・・。でも赤ちゃん、本当にずっと泣き続けて本人もお母さんもきっと辛かった思います。
7列目でないので、蓋とかカバーのある収納はこれだけ。それにして相変わらず撮影も下手くそな自分です。これは体調不良は関係なく単純にカメラが下手なだけ。
タキシング中、何やらターミナルらしきものを見掛けました。もしかしたら中東というお国柄、プライベートジェット専用とかなのかもしれませんね。
体調不良もここに極まれり、というところでしょうか。機内食の画像はこれしかなく、しかも何を血迷ったのかベジタリアンメニューを選択している模様・・・。もはや自分でもよく覚えておりません・・・。
前述の通り体調不良に睡眠不足を抱えた状態で、早朝のマドリード/バラなんちゃらかんちゃら国際空港に到着。別切りしたバルセロナ行き【プエンテ・アエレオ】のフライトに備えるのでした。