ANA 77Wファーストクラス深夜便
2018年11月、ルフトハンザ:A380ファーストクラスに搭乗する為、フランクフルトに向かいます。共にANAマイルでの発券です。
優先搭乗にあやかるも、ファーストクラスキャビンはF客でごった返していますので、【他のF客がいないファーストクラスキャビンを撮影する】のルーティンは叶わず。そこでファーストクラスキャビンの直ぐ後ろ、Aコン後方にあるビジネスクラスキャビンだけを撮影。
このスタッガード、個人的に非常に評価が高いのですが、いずれ”THE Room”も是非とも体験してみたいところです。
そして自席。『2K』となります。
搭乗後のサービスはロゼのシャンパン。
このNH203便は深夜0時55分に羽田を発ち、約12時間のフライトで早朝5時20分にフランクフルトに着く、ずっと真っ暗の中を飛ぶ深夜便のフライトです。
ですので、上がってからは罪悪感無くアルコールを頂きます。
日本発だと、ワインリストの方にアミューズが記載されています。『プレミアムブラウンペッパーのチーズスティック・穴子八幡巻き・鯛のブランダード・ソフトドライビーフと紅芯大根のロール仕立て』
もうひとつのシャンパンも試させて頂きますが・・・、
クリュッグよりも更に辛い・・・!(あくまでも個人の感想です)
深夜便の残念なところは、機内食が非常にショボいところです。。。
とは言え、DINING hでメインどこは済ませてきていますので(もちろん限定食は何一つ残っていませんでした)、締めのお茶漬けだけ頂く事にします。
私の日常生活では有り得ない、上質具材のお茶漬け(海鮮茶漬け)
ベッドは隣の『2G』にセットして頂く事に・・・! この日の搭乗率は全8席中6名。全員が2席使えるという訳ではないのに・・・。
これには、担当のクルーさんと、反対の通路を担当されていたチーフさんに感謝です。こうしたANAの神対応、以前にも恩恵を受けた事がありました。
そのおかげで、7時間ほど休む事ができました。普段の睡眠時間を比較しても何の遜色もありません。西行きの深夜便、時差ボケになりにくいという利点がいいですね!
トイレから戻ると、元々の自席『2K』の方にコーヒーが準備されていました。二度寝はせず、自席に戻る事をすっかり担当クルーのNさんに読まれてしまったという事になります・・・。
起きたばかりで腹はまだ減ってはいませんが、こうした甘いものが少し頂けるのは、口が寂しくならなくてありがたいです。ファーストクラスのクルーさん方というのは本当に洞察力が素晴らしい・・・。
目覚めて2時間ほどしてから朝食を頂く事に。
お粥も選べますが、いつも通り御飯で。
主菜『目抜の塩焼き』
味噌汁
御飯のおともに『納豆』
煮物『牛肉と野菜の煮浸し』
到着まで1時間を切った頃、担当のNさんから認定品を頂戴しました。。。シャンパンのエチケットなんて初めてで、すごいアイディアとただただ脱帽。
ファーストクラスの醍醐味の一つである機内食が、深夜便の為、実に残念なラインナップになっていましたが、担当して頂いたNさんのおかげで、今までのANAのフライトの中で一番思い出に残るものとなりました。かねてから『ファーストクラスの優劣はハードだけでは決まらない』と思っていますが、今回は正にこれを体現して頂く事となった訳でして、ソフト面で大きな割合を締めるクルーさんの力量に依るところが大きかったと感じております。JALはファーストクラスの担当クルーは3名、一方でANAは2名で対応、と聞いた事がありますが、総じてANAの方で良い思いをさせて頂いているような気がします・・・。(個人の感想です) この時点でANA・Fの発注残が2ですので、ますます今後が楽しみになったのでした。