KLMオランダ航空の旗艦ラウンジ【KLMクラウンラウンジ】
激安マイルでのアムステルダム・リスボン、クアラルンプールの弾丸旅行。ソウルから朝5時にアムステルダムに到着しました。
スキポール国際空港は、到着と出発の動線が分かれていませんので、上級クラスやPRIORITY PASSなど、ラウンジアクセスの権利を持っている乗り継ぎ客には非常に使い勝手の良い空港です。
私の場合、朝5時にソウルから到着し、約8時間後の13時前にリスボンへ発ちます。乗り継ぎ時間が長いので、市内に観光に出ようと思っていたのですが、朝の5時はいくらなんでも早過ぎます。そこでラウンジで時間を潰してから、市内に向かう事にしました。
通常の国際空港であれば、ラウンジはトランジットエリアにありますので、一度そこに入ってしまえば、ヒコーキに乗る以外、外に出る方法はありません。
しかしながらスキポール空港の場合は、到着エリア=出発エリアになりますので、ラウンジの利用が可能です。その後入国すればいい訳です。EU特有の仕組み・シェンゲンエリア内外のフライトでターミナルは分かれていましたが、ここの行き来は入国・出国というパスポートコントロールではなく、スタンプを押されない、パスポートチェックだけで済みました。
もっとも私がシェンゲンエリアに含まれる、リスボン行きのチケットを所持していたからなのかもしれませんが。
L25 KLMクラウンラウンジ
シェンゲンエリア内のフライト用のラウンジでパスポートチェックを抜け、大きなホールに出たところの2階にありました。隣にはPRIORITY PASSで入室できるSERVISAIRラウンジも。
朝の時間帯だったせいもあり、コンチネンタルブレックファースト風のコールドミールばかりでした。ホットミールの類に入るパンケーキが唯一ありましたが、作り置きだったのでしょう、すっかり冷めてしまっていました。
コレでは物足りないと、シェンゲンエリア外のフライト用のラウンジの方が、まだ品揃えが良いかもしれないと感じ、こちらを早々に後にする事にしました。
L52 KLMクラウンラウンジ
パスポートチェックを戻り、多くの人が行き交い、ショップが軒を連ねるホールの2階にシェンゲンエリア外のフライト用のラウンジ:L52 KLMラウンジがありました。
先ほどのL25ラウンジとは広さが圧倒的に違い、こちらが倍以上はありそうでした。横長でガラスに面しているエリアもあり、印象としてはL25よりも開放感もありました。この中にはフライトデスクもあり、問い合わせをしている方も多かったです。
これならとL25よりも食事が豪華そう!とビュッフェに期待が持てたのですが・・・、残念ながら内容は同じでした。
朝食とは言え、KLMのホームで旗艦ラウンジがこの程度であったのには残念でした。ソウルからのフライトの機内食と言い、ラウンジでのビュッフェと言い、食事の面では米系キャリアに近い印象を持ち、如何に日系やアジア系のエアラインのラウンジが優秀かを再認識できた経験でした。