KLMオランダ航空のヨーロッパビジネスクラス
激安マイルでのアムステルダム・リスボン、クアラルンプールの弾丸旅行。アムステルダムでの約8時間のトランジットでは市内に出て、観光と運河クルーズを満喫し、空港に戻ってきました。これから最初の目的地:リスボンへ向けてのフライトです。
シート
機材は【B737-8K2】
シップナンバーは【PH-BXW】
自席は1Aで最前列の窓側です。
ヨーロッパ内のフライトで、ナローボディ機のビジネスクラスですので、シートはエコノミーのままで、真ん中の座席をブロックしただけのもの。
やや物足りない感はありますが、シェンゲンエリア内2時間半のフライトですので、航空会社からすれば効率の良い仕組みなのかもしれません。幸いにも通路側にも他の乗客はいませんでしたので、ゆっくり過ごす事ができました。
しかしながら、話しは前後しますが出発が遅延。搭乗させられドアクローズしたはいいが、なかなかプッシュバックされません・・・。ドアがクローズしないなら乗り継ぎの乗客を待っているのか?とか想像できますが、海外でよく遭遇するこのパターンは、管制にどんな意図があるのか聞いてみたくなります。
リスボン到着後は、一気に西に進路を取り、ユーラシア大陸最先端のロカ岬に到達するプランを組んでいましたので、早くプッシュバックして!と祈る気持ちでした。結局、何の説明もなされないまま30分強遅れての出発となりました。
機内食
直前のソウル-アムステルダムのロングホールのフライトで、機内食のクオリティに残念な思いをしていましたので、この欧州内フライトの機内食にはあまり期待をしていませんでした。ところが、これが良い方に期待を裏切られ、ホットミールで、しかもボリュームのあるものが出てきました。
“Appetiser”Chicken teriyaki and a cucumber wakame salad offered with wasabi cream.
“Main course”Indonesian-style braised beef with eggplant salsa and yellow rice.
“Dessert”Assorted Dutch cheeses.Greek-yoghurt mousse with melon jelly.
ワンプレートながら、これには大満足でした。
737で機内散策をしても何なので・・・、食後も自席に着座したまま過ごしていました。目の前の壁のこういう状態のKLMロゴを眺めながら・・・。
リスボン到着
リスボンに向け降下を始めると、きれいに市街地を眺める事ができました。
一度その上空をパスしてから、南側から滑走路に進入したので、翌日に観光する予定のベレン地区まで機窓から眺める事ができました。
日本と違い、屋根瓦に使われる粘土の影響だと思います。上空から眺めたリスボン市街地の印象は『レンガ色』でした。
また降機後に目指すロカ岬も、遠くに眺める事ができました。
ベレン地区は、世界遺産のジェロニモス修道院や、発見のモニュメントなども着陸間際だった事もあり、かなりはっきり見ることができ、翌日の観光がますます楽しみになり、ハイテンションのまま降機したのでした。
その為、遅延した事はすっかり忘れ、このハイテンションのまま、この後はユーラシア大陸最西端のロカ岬を目指すのでした。