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CATHAY DRAGON A321 BUSINESS CLASS
昨年7月のシンガポール航空:最新スイート”New A380 Suites”に乗る為の旅。
シンガポール航空の【新スイート】発券しました シンガポール航空ウェブサイトより シンガポール航空ウェブサイトより元々は、シンガポール→成田のA380の(旧)スイートに搭乗したい!と貯め始めたシンガポール航空のマイルですが、①A380の撤退、②マイル数の改悪、などに阻まれ、なかなか発券できないでいましたが、先月になって漸く発券完了しました。今回のエントリーはその発券の経緯についてになります。 ルーティングシンガポール航空のマイルは、アメックスのゴールドカードの紹介キャンペーンを受けて、80,000ポイントを... 【発券完了】シンガポール航空【新・旧スイート】両方を制覇する旅 - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
先ずは旧スイートで誕生日をサブライズで祝ってもらい、
シンガポール航空 A380スイート(オールドタイプ)昨年7月のシンガポール航空:最新スイート"New A380 Suites"に乗る為の旅。 発券地の上海/浦東にはJALで到着。 中国国際航空のファーストクラスラウンジに立ち寄ってからの出発となりました。搭乗できているだけも大感激のSQスイート。そんなSQスイート搭乗中に、よもやこんなサプライズを仕掛けられていようとは・・・。 チェックインラウンジとは前後しますが、スイート専用のチェックインカウンターへ。 シンガポール航空 スイート用チェックインカウン... SQスイートでサプライズ!【シンガポール航空A380『スイート』】SQ833:上海/浦東(... - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
同じく旧スイートで憧れのダブルベッドを堪能
シンガポール航空【A380スイート】ダブルベッド昨年7月のシンガポール航空:最新スイート"New A380 Suites"に乗る為の旅。シンガポール航空の(旧)スイートに搭乗できただけでも感激なのに、サプライズで誕生日を祝ってもらった大感激のフライトでシンガポール国際空港に到着していました。次のフライトでの狙いは、A380スイートのダブルベッドです・・・! ボーディングシンガポール航空のフラッグシップ・ラウンジ『プライベートルーム』に立ち寄ってから搭乗ゲートへ。 SQ231便暫くしてから搭乗が開始。PBBではこの... シンガポール航空【A380スイート】で念願のダブルベッド! SQ231:シンガポール(S... - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
本命の新スイートを貸切で満喫してきました。
シンガポール航空【新スイート】~ダブルベッドどころか、まさかの『貸し切り』!シンガポール航空の【新・旧スイート】両方を制覇する旅。別切りチケットでオークランドに切り込んで、そして戻って来てとしてから、このシドニー→シンガポールからが復路の旅程となります。2018年7月の決行。メインとなるA380の新スイート"New A380 Suites"では、ダブルベッドを目論み、座席指定から熟慮を重ねて来たのですが、予感はあったものの、まさかの乗客は自分一人だけの、新スイート全6席が『貸し切り』となりました。そして率直な... シンガポール航空【新スイート】徹底解剖 SQ232:シドニー(SYD)-シンガポール(SIN) - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
おまけに77Wのファーストクラスまで経験。
SINGAPORE AIRLINES "New First Class"昨年7月のシンガポール航空:最新スイート"New A380 Suites"に乗る為の旅。その最新スイート"New A380 Suites"では、新スイート全6席の乗客は自分だけという極上の貸切体験をさせてもらいました。そしてこのシンガポール~香港のフライトが『シンガポール航空:新・旧スイートを両方制覇する旅』の締めとなります。と言いましても、旧スイートも既に上海・浦東~シンガポール、シンガポール~シドニーで搭乗していますので、既に制覇しています。香港まで、もう一... シンガポール航空【B777-300ER(77W)ファーストクラス】SQ2:シンガポール(SIN)-香... - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
この一連の旅程で、シンガポール航空が誇る最上級ラウンジ:プライベートルームを3回も利用する事ができました。
シンガポール航空『プライベートルーム』先月のエミレーツエントリーで空いてしまっていましたが、昨年7月のシンガポール航空:最新スイート"New A380 Suites"に乗る為の旅に戻ります。シンガポール航空の(旧)スイートに搭乗できただけでも感激なのに、サプライズで誕生日を祝ってもらった大感激のフライトでシンガポール国際空港に到着しました。プライベートルームに向かいます・・・! シンガポール航空『プライベートルーム』@SIN T3ターミナル3のシルバークリスラウンジから入って・・・、 シンガポール航空『プライ... シンガポール・チャンギ国際空港【シンガポール航空プライベートルーム】 - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
『シンガポール航空のスイート搭乗』という3年来の悲願を達成できた事に加え、【新スイートの搭乗】まで果たす事ができたマイル旅をココ香港で終えて、私は非常に満足感に満たされていました。。。ココまでは・・・。
ボーディング
前便までで今回の旅の目的は達成したので、ココ香港から日本までの帰国便はもはや消化試合のようなものです・・・。
短距離国際線という事で、BAアビオス:20,000と諸費用:4,550円で発券したキャセイ・ドラゴン、福岡行きビジネスクラス。
シップナンバーは【B-HTD】
機材は【A321】、私が萌えない単通路機です・・・。しかも旧塗装のまま。ただでさえ『消化試合』とディスって搭乗しようとしている訳ですから、単通路機&旧塗装が追い打ちを掛け、普段の搭乗時ほどテンションは上がらず・・・。
搭乗開始。『消化試合』とディスておきながら、機内にシップナンバーの掲示があると、こうして反応してしまう悲しいサガです。と言いますか、それが掲示されていないか?キョロキョロしながら搭乗する事自体、『消化試合』とディスおきながら若干はワクワクを感じている何よりの証拠です。
「どうせ単通路機だし・・・。」という事で、かねてのルーティンへの意欲も失せ、一番乗りではない搭乗。しかしながら、目に飛び込んできたシート群でちょっぴりテンションが上がりました!
シート
「あ!○カイラックスみたいな古いタイプじゃない!!(シートが)改修されている!!!」と。(自席は最前列窓側の『10』A)
そうです、旧塗装だったので、てっきりシートは昔ながらの無骨なシートだと思っていましたが、キャセイのA333やB773にも装備されている、新しいタイプのシートです!
シップチェンジで"シーラス"はおあずけ・・・史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸(AONE4)で発券できました。RTWのアジア4区間を消費するのがメインの旅程となる"Phase 2"です。ここクアラルンプールからRTWを再開!と思った矢先、トランジットカウンターで発券してもらった搭乗券の座席が、勝手に変わっている事に気付きます。シップチェンジでした・・・。シップチェンジの内容は・・・?A330-300という機種自体の変更ではなく、コンフィギュレーションの変更でした。元々は【33K... CX:キャセイ・パシフィック航空【A333(33P)ビジネスクラス】CX722:KUL(クアラル... - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
予約の段階でビジネスクラスへのアップグレードバンコク在住の友人と再開、翌日にはバンコクを後にします。 CX702便往路同様、香港まではキャセイ、香港からは香港エクスプレス航空となります。さてこのフライトですが、これまたBAアビオスで予約。ビジネスクラスに空きがなく、プレミアムエコノミー(以下「PY」)で発券。11,250BAアビオスに諸費用は3,750円。ところがPY装備の77W(【77H】でF付き機材)が2階級降格で、ノンERの777-300【77Z】に機材変更となってしまいました・・・。【77Z】にはPYの設定がなく、「これはエコノミー... PY廃止から一転、Cへのアップグレードでキャセイの神対応に感謝!【773(73Z)ビジネ... - マイルでファーストクラス全制覇を夢見て-【凄腕マイラー】と呼ばれたい!- |
更に幸運な事にお隣は空席! ダイレクト通路アクセスではないこのコンフィグではありがたい限りです。そして後程「あ、隣がいないとこういう事があるんだった・・・。」と久しぶりに思い出すような事態に遭遇します。
お隣さんがいない時はモニターを拝借して、ずっとルートマップを表示します。
最前列なのでバシネット有り。
ごく一般的なシートポケット。
今日はひとりで使わせて頂きます・・・。
シートのコントローラーはシンプルですが、この機材であればこれで充分。
AC電源もサイドテーブル下にちゃんと設置されています。
機内食メニュー・ワインリスト
①シートが改修されていた事、②お隣が空席だった事、に気を良くして、少しずつテンションが上向いてきました。ですので、ウェルカムサービスを頂いた後で、いつものルーティンを始めてしまう始末。。。
それは・・・、機内食メニューとワインリストの撮影。。。例によって周回遅れですので画像の連続投稿で。それにしても短距離路線なのに、アルコールの種類も揃っていて、割としっかりしている印象があります。
機内食メニュー・ワインリストを眺め終わると、自席から見える光景が気になりました。それは離陸前のギャレーの準備の模様。一度ワインのコルクを抜いて戻したり、ノンアルコール飲料の配置を変えたり、トレイに料理をセットし始めたりと、お二人のクルーさん達はかなり多忙なご様子。お一人は男性でかなり動きにキレが、そしてクセがあり、その姿はまるで初期の藤井隆のよう(おネエっぽい・・・)。
そんな『藤井さん』にリードされるように、もう一人の日本人女性のクルーさんも慌ただしく動いていましたが、途中ワインオープナーで負傷・出血したようです。『藤井さん』の指示の元、一目散に機体後方へと下がって行きました。「大丈夫かな?」と私が心配するも事態はどうなるものでもありません。一人残った『藤井さん』は、引き続き特徴的なしぐさで準備を進められていましたが、しばらくして負傷クルーさんも戻って来ました。どうやら大丈夫なご様子。
香港の、あの長いタキシング、こんな光景を興味深く眺めていると、いつもと違ってタキシングの時間はあっという間に過ぎていき、離陸となったのでした。
機内食
目的地の福岡は37度予報でしたので、やがて始まったドリンクサービスではアルコールは控えております。
引き続き機内食。事前に準備をされていただけあって、速やかにサーブして頂く事に。
“TO START” Parma ham with melon, roasted haibut and jelly fish salad
Seasonal mixed salad balsamic vinaigrette
Somen
キャセイ・ドラゴンでもガーリックトーストはしっとり食感で美味。
そしてこれまたキャセイ同様、メインはワゴンで。『藤井さん』がご担当。
“Prawn cake, dried shrimp with abalone sauce, steamd jasmine rice, broccoli and soy beans with preserved vegetables”
Haagen-Dazs ice cream
クルーさん方との交流
食事を終え、キャビンの時間もゆっくりと流れ始めた頃、こんな写真を撮って我が身を戻すと、空席だった隣席に、通路から少し体が入っていた『負傷クルー』:Cさんから声を掛けられました。前述しましたが、こういうタイプのシートでお隣がいないと、きっとクルーさん側からしても話しかけやすいのでしょうね? ANA国内線のプレミアムクラスとかでもそうですし・・・。私が身を捻じって窓に張り付いてカメラを構えていたので、Cさんが疑問に思われるのも至極当然でしょう・・・。「ウイング・チップを」と答えた後で、「そういえば指は大丈夫だったのですか?」何気なく私が発した言葉がきっかけとなり・・・、
Cさんの口からヒコーキ好きがカミングアウトされた『藤井さん』から、たくさんの認定品キャセイ・ドラゴンのグッズを頂く事に。。。
Cさんとの会話が進む中で、SQ新・旧スイートに搭乗して来た旅を白状する羽目になり、Cさんは先程の私の撮影風景を見ていた訳ですからから「写真見せてください!」という勘の良いお願いされてしまい、既にタブレットに落としていたSQの画像がヒコーキ好きの『藤井さん』へと周り、ヒコーキ談義で一通り盛り上がった後・・・、認定品を大量に頂いてしまった、という運びになります。。。
この後、キャビンで話すのは他のC客に申し訳ないと思い、席を立ちギャレー付近で歓談となりました。すると『藤井さん』はコックピットに呼ばれ、中からコーパイさんが出てきてギャレーへ。トイレで交代した(飛行中はコックピットを一人にしない為の決まり?)模様ですが、乗客が使用中だった為、今度はCさんとコーパイさん、3人で歓談する事に。コーパイさんが若い女性である事にも驚きましたが、キャビンクルー出身である事には更に驚かされました・・・。
ふと気がつくと、ものすごくフライトを楽しんでいる自分がそこにいました。「『消化試合』のようなフライトだ・・・。」と搭乗前にディスっていた事を、とても反省し、Cさん・『藤井さん』・コーパイさんにとても申し訳なく思ってしまいましたね・・・。結果的にそれほど楽しませてもらったフライトになったという訳です。。。
福岡到着
わずか3時間ほどのフライト。『消化試合』から一転して、とても楽しめたフライトになった為、あっという前に福岡に到着。
福岡空港では沖止めとなりました。『消化試合』という概念は完全に消え失せ、沖止めに喜んで撮影する私がそこにいたのでした。。。
搭乗を終えて・・・
可能であれば避けたい単通路機。しかしながら頻繁に自分で『ファーストクラスの優劣はハード面だけでは決まらない』と言っている通り・・・、今回はビジスネクラスでしたので『フライト体験の優越はハード面だけでは決まらない』というところでしょうか?、それを単通路機で今回、実感させてもらいました。
こういうクルーさん達との出会いがあると、キャセイ・ドラゴン自体のイメージが上がりますし、今後同社に搭乗する際に「またあのクルーさん達に当たらないかな?」と期待を抱いて搭乗する楽しみにもなります。最初にJALの白服さんに叱られたのは御愛嬌として、最後の最後まで外航のクルーさん達に恵まれた旅となりました。