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アシアナ航空にもあります!機内食の事前リクエスト
史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸(AONE4)で発券できました。
RTWの北米方面4区間を攻略していく”Phase 3″です。
JFKからアシアナ航空のA380ファーストクラスでソウルに到着。チケットの都合で乗り継ぎでなくてはならず、4時間後、このOZ204便でロサンゼルスに向かう事になります。
このフライトで楽しみにしていたのは、アシアナ航空でもやっていると知った機内食の事前リクエストです!なにやら【宮中正餐】なるネーミングで朝鮮王朝を連想させます。ソウル出発の欧米長距離ファーストクラスのみのサービスという事で、これは期待が持てそうです・・・!
ボーディング
チェックインカウンターでは担当してくれたGHさんが、「こちらへ~」みたくいきなりアテンドをしてくれたのですが、それもセキュリティ検査場までで少し拍子抜け・・・。それでも優先レーンがないICNで、ガラ空きの航空会社専用のレーンに通してもらったので大分時間の短縮になったのは有り難いです!
その後ラウンジに寄ってから搭乗ゲートへ。推測していた通りのさっき乗って来た【HL7641】。
そのさっきではファーストクラスキャビンの写真を多く撮れていないので、リベンジとばかりに専用レーンの先頭に並ぶのは普段の通り。。。
搭乗開始で真っ先に乗り込み、迎えてもらったFAさんにOKをもらってから、ファーストクラスキャビンの撮影を開始します。
キャビンの撮影、さっきの便より満喫できました!
シート
一通りキャビンを撮影できたので自席:3Aに納まります。
A側と3列目は共に希望通りです。
3列目では占有する窓は2つ。(前回の2列目では3つ)
やはりメインデッキだと、1席ごとの幅がとても広く感じます。
シート周りは前回アップさせて頂いているので省略しますが、モニターが32インチとかなり大きくてお気に入りなのでもう一度ご紹介。。。
そうしている間にグァバジュースでウェルカムドリンクを頂きます。今回担当してくれるLさんも日本語が堪能!【Lさんの日本語>>>私の英語】という事で、終始日本語で対応して頂きました。
結果的に全12席のファーストクラスでこのフライトの乗客は4名のみ。なかなか他の方が搭乗してこないので、メインデッキのL1ドアが開いているなら!と、プレートの撮影をしておきます。
そして、ドアのところに佇むFAさんに少しポジションを譲ってもらって、先程も撮影したShip No.のプレートも、もう一度納めておきます。
ワインリスト・機内食メニュー
プッシュバックから離陸、そして上空に達してシートベルトの着用サインが消えるまでの時間は、ワインリストと機内食メニューを時間を掛けて読み込んでいきます。英語が堪能でないものですから。。。
まずワインリスト。
スピリッツ、ビール、ソフトドリンクなど。
カクテル
シャンパン①。やはりホームのICN発でも、太平洋線のラインナップは変わらないようです。確か・・・、凄腕マイラーさんのアシアナ・ファーストのブログ記事では、イギリス元首相:ウィンストン・チャーチル卿の名を冠したシャンパンが出ていたはずなのですが・・・。
シャンパン②
白ワイン①
白ワイン②
赤ワイン①
赤ワイン②
デザートワイン
コニャック・リキュール
続いて機内食メニュー。
ディナー:洋食
ディナー:韓食
リフレッシュメント
軽食
機内食1回目【事前リクエスト『宮中正餐』】
サービスの始まりはおしぼりから。こうしてトレイで1人ずつ出してもらえるのは嬉しいですね。
品数の多い韓国料理が並んでも一向に問題のなさそうな大きなテーブルに、クロスをセットしてもらい、1回目の機内食、スタート。
1食目は冒頭でご紹介したアシアナ航空のメインの事前リクエストです! 私が事前注文したのは10番のビーフと鮑のスープ:『Soegogi Jeonbok tang』です。
まず、その事前リクエストの確認がありました。そして「前菜とスープもそれ専用で出てきます。」と担当のLさん。「それ以外はオーダーできませんか?」と尋ねると、笑顔で「もちろん(他のも)できますよ!」との事。安心してスターターとキャビアを追加させてもらう事に。。。
“Champagne”~Barons de Rothschild Blanc de Blancs
『シン・ゴジラ』の日本語版を見ながらいただきます。アシアナのA380は時々成田線も入っていますので、このようにIFEは日本語にも対応になっているのかもですね。
“Starter”~Beef Roll with Mushroom, Truffle Oil
Caviar
事前リクエスト『Soegogi Jeonbok tang』用”Appetizer”
事前リクエスト『Soegogi Jeonbok tang』用”Soup”
そして事前リクエストしていた”Main Course”『Soegogi Jeonbok tang(セゴギ・ジョンボク・タン?)』~牛バラ肉、アワビ、冬虫夏草で料理した宮中風滋養スープの定食、です!見た目からいって韓国料理らしく、スープの色も澄んでいて上品さを感じます。
このスープ、飲み口はあっさりでしたが、口に含んだ瞬間は意外にコクがあって、ご飯が合います! 目玉は高級食材のアワビだけでなく、【cordyceps:冬虫夏草】なるキノコの一種という食材が入っている事です。これが生薬や薬膳に用いられ、滋養強壮の効果があるとの事。ロサンゼルスに着いたら、乗り継ぎ時間が9時間ぐらいあって、トム・ブラッドレーターミナルからターミナル4~8までを散策するつもりでしたので、パワーチャージにちょうど良いです!
ご飯、アシアナのも美味しい!(のでお代わりしました。。。)
韓国料理は付け合わせが多いのが嬉しいですね!
意外にもご飯が効いたのか?、デザートを頂かず、これで1回目の機内食を終えました・・・。韓国に行っても、釜山でヘムルタン、ソウルでレバ刺し、麻浦でテジカルビ、などばかり食べに行って、こうした歴史のある料理を食べる事はなかったので、この際に頂けて良い記念になりました、とても美味しかったですし。全部で10種類もあると、なかなか制覇できる人なんていないでしょうね!?(マイラーでは・・・)
機内散策
お腹もいっぱいになり、担当のLさんにベッドメイクをお願いしたところ、空いている2Eに案内されました。お隣の2Fに乗客もなく、既に他の方々もお休みになっていて、文句は出ないだろうと判断されたからなのかもしれません。
このご提案を喜んで受け入れ、その準備ができる間に歯磨きを兼ねて『機内散策』に出掛けます。
前方の階段を登ると、左側にビジネスクラス用のラウンジ。といってもエミレーツやカタール、大韓航空のようなバーを兼ねたラウンジではなく、ソファーがあるのみです。
誰もいないので・・・、せっかくだから腰掛けてみます。
この大きなモニターがあるだけでは、ちょっと寂しいですね。。。
カーテンをくぐってビジネスクラスのキャビンに入ると、空席を見つけました。
ファーストクラスと違い、まだ灯りは落とされていなかったので少しだけ取材を。。。
せっかくなので、フルフラットにもしてみます。
エミレーツやANAと同じスタッガードでサイドテーブルもあり、快適そうです!
アッパーデッキ、最初のコンパートメント。
アッパーデッキ、2番目のコンパートメント。
途中、再びあった空席に掛けさせてもらいShip No.をココでも捕獲。
アッパーデッキ最後のコンパートメントはエコノミークラス。大韓航空のA380とはココが違いますね。向こうはアッパーデッキは全てビジネスクラスで、一番後ろにラウンジがありますから。
アッパーデッキ最後部の螺旋階段を降りて、メインデッキに戻ります。
メインデッキをDコン→Cコン→Bコンと前方に移動して・・・
ファーストクラスキャビンのあるAコンへ。ベッドも出来上がっていましたので、ありがたく2Eで睡眠を取らせて頂くのでした。
機内食2回目
目を覚ますとキャビンに灯りがともっています。「これ以上はもう寝れないかな」と思い自席に戻ります。寝ていたのは5時間ほどで、ロスまで残り2時間半ほど。
寝てただけなのに、何故が小腹が空いています。ので2回目を機内食を頂く事にします。
到着が近いのでアルコールは遠慮して炭酸水。
懲りずに2回目も韓国料理にしてみました。
“Main Course”~Korean Royal Cuisine “Soegogiguk” これも宮廷料理??「韓国の伝統的なビーフスープ、ご飯付き」と訳せます。先程、味わい豊かなスープを頂いてますので、どうしてもコチラは霞んでしまいました・・・。
相変わらずご飯はツヤツヤふっくらで美味い!
ナムル、キムチなどの付け合わせ。
今回はデザートまで頂く余裕がありました。”Desert”~Vanilla Mousse
最後に紅茶をもらって〆となります。
ロサンゼルス到着
食後、窓から地上を眺めていると、FR24で事前学習していた通りサンフランシスコが見えてきました。先ずゴールデンゲートブリッジ。市街地でチャリ借りて渡った事があります。
続いてサンフランシスコ市街地を広く見渡せる位置に。
沖合に浮かぶアルカトラズ島。日本で島に渡る船を予約していけば、発券所で並ばずに済みました。でも乗る時には結局並ぶ羽目に・・・。
そしてサンフランシスコのダウンタウン。偶然にもNIKEショップのランイベントの日に観光してて、飛び入りで当日参加。坂が多くて息切れたけど、街中をジョギングできたのはラッキーでした。
しばらくして、サンフランシスコ国際空港。この2カ月後、降り立つ事になっています。
分かりやすい光景が過ぎ去ってしまいましたが、カリフォルニアの大地をぼ~と眺めて続けます。
そうしている内にあと9分。太平洋線でも西海岸だと、さすがに短く感じます・・・。
一度東側の市街地上空に回り込んでから、西に向けて進入。途中から並行進入するVergin AmericaのA320と並走。これで「あぁ~、やっぱり大型機はRWY24Rに着陸するんだな~。」と気付かされる訳です。そしてそのまま出撃スポット”In-N-Out Burger”で絶好の標的になるという訳です。。。
搭乗を終えて・・・
前便のJFK-ICNで個人の感想を述べましたが、やはりファーストクラスでは王道の正面を向いた長方形の個室タイプのシート、それがメインデッキに設置されている訳ですから、快適でないはずがありません。シートだけで言えば、3週間前にSQの旧スイートに搭乗しましたが、それまではまぎれもなく一番の快適性を有していたと思ってます。FAさん方のポスピタリティも心地良くて、日本語で対応してもらえる事も安心できます。機会があれば、というよりマイルさえあれば、もっともっと搭乗して、できるなら事前リクエスト10種をコンプリートするぐらいに搭乗し続けたいキャリアであると思います。