大韓航空の最新エコノミークラス
激安マイルでのアムステルダム・リスボン、クアラルンプールの弾丸旅行。まずは出発地のソウルに向かわねばなりません。それでいて最終区間は釜山着で終わりますので、その事も考慮しポジショニングのチケットとして、往路は福岡-ソウル、復路が釜山-福岡、としました。
旅行の時期は2015年7月で、ちょうど韓国ではMersが大流行しており日韓線は軒並み減便、選択肢はなく大韓航空の一択でした。
金額は21,280円、自分的購入航空券のコスパ基準となる5,000円/時間を超過していますが、フルサービスキャリアであり、70%マイル加算であったので良しとしました。
チェックイン時、ソウルでの乗り継ぎはないかと尋ねられたので、メイン旅程のリスボン往復のEチケットを提示する羽目になりました。「ものすごい旅程ですね・・・、現地1泊ですか・・・。」と驚かれる始末でした。
帰国便についての確認はなかったので、このインチョンから後の旅程の事は話さないでおくことにしました。
シート
機材は【A330-223】(仁川到着時に撮影)
シップナンバーは【HL8276】
自席は53A、エコノミークラスの最後尾の座席です。しかしながらこの座席、エコノミークラスながら最新の座席でした。
ANAのFixed Back Shellスタイルのように、座面が前にスライドします。
それでいて背もたれもリクライニングしますので、何か2段階でリクライニングするようなお得な感じがありました。
Mersの影響でエコノミークラスの搭乗率は20%もないように見受けられました。前の座席、空席です。
横の並びも空席です。
周辺空席だらけでした。。。
かねてなら団体で埋まるキャビン後方は、その団体がこぞってキャンセルしたのでしょう、ガラガラでした。エコノミースリーパーが20人ぐらいできそうな惨状でした。
おかげでこの最新エコノミーシートの撮影が存分に行えました。
担当のFAさんにもヒコーキマニアと認識されてしまったようで、ポストカードを2枚頂いてしまう始末・・・。
機内食
ソウル・仁川国際空港到着後はKALラウンジで充分な食事がとれるので、この短距離路線の機内食には特に期待はしていませんでした。
出たのはランチボックスのようなもので、プラスチックケースに日本のおにぎり、スナック菓子、ミネラルウォーターが入った簡素な機内食でした。
食べる気も起こらず、持って帰ろうと空席の隣席に置いていたところ、プラスチックケースだけは回収させて、担当FAさんからお話しがあり中身だけ荷物に入れ、降機するのでした。
ソウル到着
ソウル・仁川国際空港には21時半頃の到着でした。アムステルダム行きのKLMの便は0時55分。乗り継ぎ時間は充分にありますが、さっさとコンコースに渡り、ラウンジで搭乗を待つことにしました。