大韓航空ジャンボ:B747-400のビジネスクラス
激安マイルでのアムステルダム・リスボン、クアラルンプールの弾丸旅行。KLMオランダ航空で成田まで帰って来ましたが、入国はしません。そのままソウルへと乗り継ぎ、次のチケットの為に釜山へと向かわなければなりません。
KLMと大韓航空は、共に第1ターミナルの北ウイングなので日本に入国する事無く、乗り継ぎが可能です。日本人なのに、日本で乗り継いで国際線でまた出て行く訳ですから、セキュリティーの職員の方々には、やや変な目で見られてしまいました・・・。
シート
機材は【B747-4B5】で、またもやジャンボです。
シップナンバーは【HL7492】。ShipNo.を示すプレートは、かなり分かりにくい場所にありました・・・。
自席は7J、Bコン向かって右側の窓席です。
ビジネスクラスのシートは『プレステージプラス』。A330やB777に搭載されている『プレステージスリーパー』と異なり、アングルドフラットにしかならないシートですが、ソウルまでなら充分です。2013年12月にホノルルからのソウルまでフライトが経験済みのシートで1年半ぶりでした。
ちょうどこの頃、韓国ではMersが猛威をふるっていまして、乗客は非常に少なかったです。ビジネスクラスで言えば、自席のあるBコンは私だけ。
Cコンにも1名だけ。アッパーデッキはカップル1組で2名と、それぞれが各コンパートマントを貸し切りのような状態でした。
更にはジャンボの最先端のAコン、ファーストクラスのエリアは乗客ゼロでした。おかげで飛行中にCPさんの許可を得て、Aコンの撮影をする事ができました。
機内食
搭乗後のウェルカムドリンクと”ナッツ”から始まりました。
・グリーンサラダにバルサミコドレッシングを添えて
・チキンの照り焼きをバルサミコソースで仕上げました~ミニパンプキン・ブロッコリー・ベビーコーン・人参を添えて~
・新鮮な季節のフルーツ
という内容でした。それまで日韓線はJALの利用が圧倒的に多かったのですが、ビジネスクラスでも「お弁当」の名の元のコールドミールばかりでした。この2時間ほどの路線でも、このようなしっかりと温かいホットミールが出させる大韓航空に、機内食の面では軍配が上がると感じました。
機内散策
搭乗機はジャンボです。機内散策に出ない訳がありません。前述の通り、ここでファーストクラスエリアを撮影させて頂いたり
アッパーデッキに上がってカップルさんの邪魔にならないように撮影したり
右翼のシップナンバーや2つぶら下がったエンジンを撮影したり
など満喫できました。
ソウル到着
2時間ほどでソウルには到着。当然降機する訳ですが、搭乗してきたのはジャンボ、毎度ジャンボに搭乗する度に「これで最後かな・・・」と後ろ髪引かれる想いで降機します。
日本の航空会社は退役済みで、世界的にも退役が加速しています。後継機としてのB747-8があるようですが、なかなか乗る機会には恵まれません。また早いうちにジャンボに搭乗できる事を心から願い、ゲートを後にするのでした・・・。
これでアムステルダム・リスボンを往復するチケットは終了です。次は翌日、釜山からスタートするクアラルンプール往復のチケットを開始する為、金浦空港に移動してから釜山に向かいます。