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『プラザ・プレミアム・ラウンジ』、使いこなせていますか??
『プラザ・プレミアム・ラウンジ』は庶民の味方
香港国際空港に2~3コある『プラザ・プレミアム・ラウンジ』は、プライオリティ・パスで利用できる庶民の味方のようなラウンジだと思っています。航空会社のラウンジには及びませんが、フードやドリンクが高額な制限エリア内にあって、温かい食事にやアルコールを提供してもらえる、とてもありがたい存在は正に庶民の味方!
バンコクの友人を訪ねました。帰国する訳ですが、CXで香港に到着。
往路はLLCで香港経由、そして帰国便も香港からは同じくLLCになります。一番前の席・預け荷物無し・カード決済手数料込みで往復14,710円というセール価格に引かれて・・・。こういった際に『プラザ・プレミアム・ラウンジ』を活用する訳なのです・・・!
プラザ・プレミアム・ラウンジ~アライバル(ターミナル2)
先ず到着時にも利用できる『プラザ・プレミアム・ラウンジ』。CXのアライバルラウンジの斜向かいにあるのですね。数年前にオープンして大分浸透していると思います。公式サイトでは”Plaza Premium Lounge (Arrivals, Terminal 2)“との記載があります。
何と言っても到着時にも使えるのが魅力。まあ大体が香港着いたらそのまま市街地に向かうと思いますが・・・、それでも香港で乗り換えする際とかに一度出国したりする時でもOKな訳ですから。。。
過去の自分のパターンですと、<到着時に腹ごしらえ>→<航空探知館上のスカイデッキへ出撃して腹ごなし>→<出発前に腹ごしらえ>という感じです。香港国際空港の自動化ゲート(e道)が利用できると尚いいですね。
ここでの魅力はヌードルバーで2つ選択肢があった事です。
24時間営業でシャワーもあり便利ですが、空港野宿的観点から言うと、寝るのには適さない椅子ばかりでした。
プラザ・プレミアム・ラウンジ~イーストホール(ターミナル1)
最も多く見かけたり、利用客が多いのは、出国して直ぐのエリアにある『プラザ・プレミアム・ラウンジ』ではないでしょうか?制限エリアの遠いところにももう一つ『プラザ・プレミアム・ラウンジ』はあります(後述)ので、こちらを『イーストホール』と紹介しているのをよく見掛けます。公式サイトでは”Plaza Premium Lounge (Near Gate 1, Departures, Terminal 1)“との記載になります。
画像がこれしかありませんでした。。。(何年前のよ?、ラウンジ名違うし、懐かしの相沢さんだし)
いつも受付の段階で混雑していますよね?(そのせいでJALの指定ラウンジを外れた??)だからでしょうか?、驚くべき事に隣に新しいのができていました!
公式ページでは既にこちらの画像がアップされていました。
更にマップまで、この新しい方がアップされていました。
周知されていないからでしょうか?、この新しい方はガラガラで心地良さそうでした。食事やドリンク、ヌードルバーといった古い方にあった設備が同様にこちらにもありました。ですので「古い方を閉鎖するつもりなのかな?」とも感じられました。今後、要チェックです。
ちなみにシャワーは古い方に回されるようです。最初に古い方に行ったら2時間後と受付で言われ、次に新しい方で申し込んだらどこかに電話で確認した上で同じように2時間後と言われました。。。「隣(古い方)でもそう言われました」と言うと、「隣に1つしかないからね」との返答だったので・・・。またこちらも24時間営業ながら、空港野宿的観点から言うと、寝るのには適さない椅子ばかりなのででした。
プラザ・プレミアム・ラウンジ~ウエストホール(ターミナル1)
前述の通り、制限エリアの遠いところにもう一つ『プラザ・プレミアム・ラウンジ』があります。こちらは『ウエストホール』と紹介されているのをよく見掛けます。出発階の上階で、エミレーツ・ラウンジの前にある方ですね。公式サイトでは”Plaza Premium Lounge (Near Gate 40, Departures, Terminal 1)“との記載になります。
こちらの方がまだ利用客は少ないと感じています。また、時間帯によっては特定の航空会社専用スペースが登場するとは言え、圧倒的にイーストホールより広いです。そして場所に寄っては出発階の吹き抜けにあたるのでとても明るく、昼間はヒコーキを眺める事ができます。そして食事もこちらの方が充実しているような気がします。ビールサーバーもありますし、もちろんヌードルーもあります。
こちらも24時間営業。シャワーについては後述させて頂くとして・・・、空港野宿的観点ですが、非常に空港野宿している利用者が多いです・・・!深夜はそんな利用者ばかりだと言っても過言ではありません。専用の椅子がある訳ではないのですが、個室のような六角形のスペースがあるので、そこで突っ伏して寝てる人とかいます。
でもこの『ウエストホール』での一番の寝床は、向かって左奥にある、時間帯によっては特定航空会社専用となるスペースにあるダイニングスペースです。ここの横になって寝る事ができるソファーがありますので、『プラザ・プレミアム・ラウンジ』で夜を明かすなら、自分的にはベストだと思うのですが、難点が3つ。①競争率が高い、②掃除機でうるさい、③出て行けとばかりにエアコンが効き過ぎて寒い、です。。。
プラザ・プレミアム・ラウンジ~シャワー&リラクゼーション(ターミナル1)
今回の香港行き直前に知ったのが『シャワー&リラクゼーション』なるラウンジがあるという事。情報が多くない中でしたが、更に調べてみると【プライベートレスティングルーム】なる個室の仮眠所がこのラウンジ内にある事も知りました・・・!とりあえずバンコクに行く前に寄ってみる事にしました。
『ウエストホール』とはYの字の対称の位置と言えばいいのでしょうか?同様にエスカレーターなどで、出発階の上階に上がったところにあります。
エスカレーターで上がると右手、直ぐに分かります。
狙うは個室の仮眠所:【プライベートレスティングルーム】です。
PRIORITY PASSのカードとボーディングパスを受付で差し出し、尋ねます。
すると受付の女性はPRIORITY PASSをチラ見して・・・、
時間は16時前後、それなら「後で」と思い続けます。
受付の女性は予約表みたいなのをパラパラめくりながら
このように塩対応されてしまったのでした・・・。
ここまで来ると、どうしてもブログ的にも取材してみたいので、メールしてみる事にしました。すると「PRIORITY PASSではプライベートレスティングルームは利用できません」と・・・。
「それならそうと(あの受付の女性)言ってよ・・・」とも思いましたが、まあ海外ではこんな事あるあるですし、自分も卑し根性があったので、こんなものでしょう。。。PRIORITY PASSではプライベートレスティングルームは利用できないと分かったのだけでも成果、と思うようにするのでした・・・。
そしてこの『シャワー&リラクゼーション』の【シャワー】の部分ですが、これもまた非常にめんどくさい事も分かりました。直接来てもダメで、一度『ウエストホール』で受付をして、そこで利用券を発行してもらわないとPRIORITY PASSではシャワーは利用できない、という事です。。。ただシャワーブースは10室ほどあったようですし、新しくて清潔でしたので、これをPRIORITY PASSのお蔭で無料で使えるのは嬉しい事です。
タオルは大きなバスタオルが1枚、あと足拭き用が1枚。小さいフェイスタオルはありませんでした。
『ウエストホール』から『シャワー&リラクゼーション』は、一度出発階に戻らなくても上階で行き来できる事も今回初めて知りました。
CXのラウンジ:”The Bridge”を左手に見ながら、渡り廊下を渡る感じです。UAのラウンジのサインが出てるので、それを目指していけば大丈夫です。
この『シャワー&リラクゼーション』、PRIORITY PASS保持者としてのメリットとしてはシャワーだけになるかと思います。【リラクゼーション】の部分は有料、【プライベートレスティングルーム】も前述の通り有料で、しかも利用時間3時間で90ドルもするのですから。。。
プラザ・プレミアム・ラウンジ~ウェルネス スパ&サロン(ターミナル2)
ここまで『アライバル』、『イーストホール』、『ウエストホール』、『シャワー&リラクゼーション』という4つのラウンジ・施設を紹介して来ましたが、最後にもう1つ『ウェルネス スパ&サロン』というものがターミナル2にあるようです。
マッサージにヘアサロン、ネイルサロンとかありますが、『シャワー&リラクゼーション』の【プライベートレスティングルーム】と【リラクゼーション】がPRIORITY PASSでは利用できず有料だった事を考慮すると、これらも有料なのかもしれませんね。
今回は足を運ばなかったので、香港で『プラザ・プレミアム・ラウンジ』を使いこなし、空港を満喫する為にも次回取材して来たいと思っています。ただ場所が「アライバルの近く」とか、「ターミナル2の荷物預かり所のところ」とか情報が錯綜しているのが困りものです・・・。公式サイトでは一応、ターミナル2の荷物預かり所のところとなっています。
Bottom Line
庶民の味方『プラザ・プレミアム・ラウンジ』、自分としても大分使い分けが分かってきたような気がします。
『アライバル』はシンプルで、出発ゲートが近くて長時間利用しない時のみ『イーストホール』、それ以外の食事・アルコール・シャワーは『ウエストホール』と『シャワー&リラクゼーション』の組み合わせ、というところでしょうか。『プラザ・プレミアム・ラウンジ』は香港が発祥で、かつ本拠地らしので、今後もますます拡大していく事を期待したいです。
今回のように空港で夜を明かす(=空港野宿)を、中2日で2回もする旅程でこれだけ『プラザ・プレミアム・ラウンジ』を使いこなした訳ですから、楽天プレミアムカードの年会費は十分にペイできたと思っています。歳を取るにつれて、このような空港野宿もいずれ体力的にできなくなってくるでしょうから、ホテル代の高い香港では節約も兼ねて、できるところまでは楽しみながら続けたいと思います。。。