【出撃】飛行機の撮影に行く事
AAの77Wファーストクラスで、早朝にニューヨーク/JFKからロンドン/ヒースローに到着。そのままヒコーキ撮影に行く事にしました。
RTWの最後のフライトとなる16区間目は翌日で、この日はロンドンに1泊する事となります。と言っても翌日は朝からBAのコンコルドルームに入り浸っていたいので、観光的な事ができるのはこの日1日だけ。と言っても何となく観光という気分ではありませんでした。テロがあったりしましたからね。それにコンコルドルーム目当てでホテルは空港近くを予約していたので、ロンドン市街地までいくのもかったるくあります。また、AAのアライバルラウンジにも行きたかったので、市街地に出てても観光の時間はより少なくなる訳です。
そこでこの日は、AAのアライバルラウンジも含め(次回エントリーにて)空港周辺で過ごす事にしました。そうなると大好きなヒコーキがこの空港にはたくさんいる訳ですから、それらを眺めるという至福の時を過ごしたい訳で。。。そうなったらターミナルから飛び出して、空港周辺でのヒコーキ撮影の方が良い訳で。。。という事で【出撃】という運びになりました。
ヒースロー国際空港について
ヒースロー国際空港はつい最近まで国際線利用者数が世界一だった割には、成田と同じで滑走路は2本しか運用していません。地図の上下にあるのがそれです。(地図はクリックで拡大します)
2本あるので、片方を離陸専用、もう片方を着陸専用とする場合が大部分なのですが、必ずしも上が離陸専用/下が着陸専用とか決まっている訳ではありません。以前にPhase1でターミナル4の”View Heathrow”という展望デッキでヒコーキを眺めていた時は、下が着陸専用になっていて撮影には絶好の機会だったのですが、楽しんでいる途中で離陸専用に運用が変更になった事があります。
また大体が着陸機が東からやって来て、離陸機は西に飛び立っていくという運用です。しかしながら時には反対になる事もあり、これまたPhase1で空港の北側のホテルに宿泊した時は、西から着陸機がやって来た事もありました。つまりは都度その運用をチェックしないといけない訳ですが、Flightradar24(以下”FR24″)さえ接続できれば問題なしです。
出撃ポイントについて
FR24を眺めていると、①着陸機が東からやって来て、離陸機が西へ飛び立つ。②上が離陸機専用/下が着陸専用、という上の画像のような運用が多いようです。その為、この運用での着陸機を撮影する有名なスポットが既に存在しています。それはグーグルマップでも”Spotting Point“としてマッピングされています。(画像をクリックして拡大ください)
グーグルマップで見てみるとこのような感じで紹介されています。この”Spotting Point“、背景は真っ青な空で、ヒコーキが緑の芝生と木々を越えて行く、という写真が特徴的です。
私もココに行くつもりでいたのですが、何とこの日に限って、上が着陸専用・・・。上のような画像が取れない滑走路の運用でした・・・。従いまして、上の滑走路エンドに向かわないといけない訳ですが、あいにく”Spotting Point”のような表示はありません・・・。(クリックで拡大します)
ズームしてみると、何やら駐車場があり、近くには”Eastchuerch Road”というバス停がありました。(例によって拡大します)バスの路線も紹介してくれていますので、車や徒歩でなくてもアクセスできそうな気がしてきました・・・!
出撃ポイントへの行き方
「(ロンドン)市街地のホテルは高い」とホテル代をケチって空港周辺に泊まった経験がココで活きる事になります。そう、ヒースロー国際空港の無料バスで周辺のホテルにアクセスした・・・という経験が。
下の画像のように、それぞれのターミナルから何本もの無料バスが走っています。下の路線図に”Eastchuerch Road”のバス停は落としこまれていませんが大体分かります。そしてそのバス停には【285番】と【423番】のバスで行ける事が直ぐ上のマップ画像で分かっています。(コレも拡大します)
BAでターミナル5に着いた場合には【423番】のバスに乗っていれば、その内に”Eastchuerch Road”のバス停に着くという事。到着ロビーでバスのサインを探して外へ。6番のバス停に【423】の記載があります。
時刻表もありますが、まあ当てにはならなそうなのでただ待ち続け、そのうちに来た【423番】のバスに乗車。途中、空港北側のホテル通りを進んで行きますので30分までは掛からないものの、それなりに”Eastchuerch Road”のバス停までは掛かります。
次にANAが到着するターミナル2、JALが到着するターミナル3からの場合。これ、ちょっと難しかった・・・。私はAAだったのでターミナル3に到着した訳ですが、上記ターミナル5のように”Bus Stops”のサインを目印に外に出ても目指す【285番】のバス停がドコを探しても無い訳です!インフォメーションで聞いても「外にあるでしょ?よく見て!」みたいな塩対応・・・。
ここで気が付いたのが”Central Terminal Area and Bus Terminal”の【Central】の文字・・・! ですので到着ロビーでそれらしいサインを見つけ、地下の通路を進んでいきます。これ、結構歩きます。「(東京駅の)京葉線ホームか!?」と感じるくらい遠い。それもそのはず、【Central】ですのでターミナル2の外、ターミナル3の外とかではなく、ターミナル2とターミナル3の中間にある訳ですから。。。
地下の連絡通路を進むと、”Central Terminal Area and Bus Terminal”の中でも上の画像ので【観光案内所】との記載がある白い屋根の建物の中に出ます。ここは本当にバスターミナルのような感じで、それを出てから【285】番のバス停を探す事になります。
【観光案内所】の左の出口を出て、目の前の横断歩道を渡った島を前方に進み、19番のバス停に【285】番のバスはやって来ます。ちょうどグーグルマップの画像も【285】番のバスが表示されていました。
“Eastchuerch Road”のバス停までは、滑走路下のアンダーパスを通って、空港北のホテル通りに出てで・・・、こちらは10~15分ほどです。
出撃ポイント【”Eastchuerch Road”のバス停】
【423】番、【285】番のバス乗って着く”Eastchuerch Road”のバス停はコチラ。
そしてただ待っているだけでヒコーキが上空を通過していきます・・・!
上空旋回で待機を強いられ、混雑で有名なLHRだけあって、本当にどんどん着陸機がやって来ます。そして見栄えする大型機がとても多い印象です。私もここで撮影したり、動画を撮ったりと3時間ほどを過ごしましたが、いったい何十機上空を飛んで行ったのか分からないほど。ヒコーキマニアで、LHRで時間が取れるような方は是非無料バスの仕組みを理解して頂いて、出撃されたらとても楽しめると思いますよ!
最後に、注意点としましては、①バス停の屋根はあるものの囲いは三方のみ。しかも囲いに隙間があるので風は容赦なく吹き込んで来ます。②トイレ・店舗など一切ありません。③パトカーにマークされます。というところです。帰りのバス停は反対車線を50~100メートルほど北に歩いたところになります。