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QATAR AIRWAYS “Premium Lounge”
史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸(AONE4)で発券できました。
マプト発券(ex-MPM)であった為、モザンビーク共和国の首都:マプトまで向かい、RTWを開始して日本まで一時帰国するまでの旅程:Phase1になります。
カンタスA380のファーストクラスでLHRに24時間ぶりに戻って来ました。次のフライト:マレーシア航空のクアラルンプール行きまでは約9時間。先ず立ち寄ったのは、カタール航空の『プレミアムラウンジ』です。
アクセス
入国せずにターミナル3からターミナル4に移動して来ました。ワンワールドのサイトによると「ゲート6向かい」とあります。
横長のターミナル4の端を目指します。
するとゲート6の向かいにゲート「1a」と「1b」があり、その間にラウンジへの通路がありました。。。それならゲート「6」でなくて「1」でいいのでは・・・。ワンワールドのサイトには、時々トラップが仕掛けられていると感じたりします・・・。
ヒースロー国際空港のマップの方が優秀でした。「11」:Qatar Airways Premium loungeとちゃんと記載されているのでした。
その後は案内に沿って進むだけです。
するとひっそりとしたエントランスに辿り着きました。仰々しくなく上品さを感じます・・・。
カタール航空『プレミアムラウンジ』
飲食店のウェイティングリストの台のようなので受付を済ませ、中に入ります・・・。すると高級感溢れる内装が目の前に広がり、瞬間的に圧倒されてしまうのでした・・・!
「あ、BAのギャラリーズ・ファーストより全然イイ!」と思い、少し散策。ドーハの『Al Safwa』ラウンジを彷彿させる水をふんだんにつかったオブジェもあれば・・・
中東のエアラインらしく、隔離されたプレイルームもあります。
何より驚いたのが、他に乗客がいない事です・・・!
自分以外、かろうじてこの方がいただけでした。ちょうどQR便が出た後だったのでしょう。
このラウンジはワンワールド・エメラルドのステータスでは利用できず、ファーストクラス・ビジネスクラスというプレミアムクラス専用です。ワンワールドのサイトでもエメラルド・サファイアのマークは付いてなくて、それらのステータスの乗客はスカイチームラウンジ(後述)に回されるようです・・・。
マレーシア航空搭乗の自分、夜の便なのに驚かれましたが(入室は14時前)入室基準通り、速やかに中に案内されたのは有り難かったです。。。
ダイニング
ラウンジ奥に進みます。すると円形のカウンターが登場。その華やかさに再び圧倒されてしまうのでした・・・。
アルコールやソフトドリンクだけでなく、ちょっとした料理もスタッフが盛りつけて出してくれます。
一部はブッフェ形式。
奥のワインセラーにはローランペリエのロゼだらけ。JALでは桜の開花予想日などの限定でしか提供されないシャンパンになります。(バレンタインデーも?)
そのワインセラーの前にあって、エマニエル夫人が頭に浮かぶ籐製のチェアーが豪華さを演出しています。
壁面も無駄にせず、ちょっとしたベンチとシート、テーブルがセッティングされていました。
ワインセラーの奥がレストランのようなスペースになっています。
テーブルクロスがびしっ!と敷かれ、本格的なダイニングのよう。
自分はこの高級なダイニングエリアに少し気後れしたので、カウンターのあるエリアのテーブルに落ち着く事にします。。。
ダイニング
テーブルにつくと、直ぐにドリンクのオーダーをとりに来てもらいました。先ずはローランペリエから。
それからメニューを確認します。
ロゼは後ほど頂きます。
Appetisers “Smoked Salmon and Dill Terrine~With Cucumber and Creme Fraiche”
Appetisers “Leek and Potato Soup~Served with Crispy Leeks”
Main courses “Lamb Cutlets~Served with Dauphinoise Potatoes and Green Beans”
ラウンジの雰囲気に気後れしている事もあり、普段ほど食べられず・・・。メニューにはありませんでしたが、アイスクリームがないか尋ねたところ、出してもらえました。これで〆となります。
この後はシーティングエリアに移り、ちょっと休憩したのでした。ローランペリエのロゼです。
シャワー
ドーハへのフライトは夜行便もあるようなので、シャワーも充実していました。5室ほどあったような気がします・・・。
バスローブまであるラウンジは、なかなかないのではないしょうか・・・?
この後は9時間乗り継ぎでの本命:ヒコーキを眺めに行きたかったので、受付で荷物を預かってもらえるか尋ねたところ、大体の戻る時間をチェックされた上で預かってもらえました。引換証みたいなカードも準備してあったのもさすがだと感じ、ラウンジを後にしたのでした・・・。
カタール航空『Premium Lounge』、事前学習が不足していて利用する段になって驚かされる事ばかりでした!スタッフも、イギリスにあって割と柔らかい、フレンドリーな感じで、色々と撮影する様子を喜んでくれたり、色々と案内してくれたりで、内装などの設えほどカッチリした印象は受けませんでした。本拠地ドーハまで、フラッグシップでファーストクラス搭載のA380や、最新鋭機のA350、更にはQsuite搭載の77Wを投入して、1日6便も飛ばす勢いに充分に見合う設備のラウンジだと感じ、エクセレントで素晴らしい!ものでした。情報量の少ないカタール航空のウェブサイトでも、1ページ割くほどの事はあると納得したのでした・・・!
おまけ:『View Heathrow(展望デッキ)』
カタールのラウンジは予習しないでおいて、LHRのターミナル4には”View Heathrow”という展望デッキがある事は予習していました。。。ラウンジとは反対方向です。
でも、サインも頻繁に出ててくるので分かりやすかったです。
そして搭乗階から2階ほど更に上がったところに”View Heathrow”はありました。
ガラス越しですが、素晴らし眺めです・・・!幸いな事に、雨上がりで虹が出ていました!!
これまた幸いな事に、ランウェイの運用も27Lが着陸専用でヒコーキが近いです!
奥にコンコルドも見えます!
位置関係はこんな感じです。
虹をバックにBAのA380が降りてきたのも、もの凄いラッキーです!!
新旧フラッグシップ。【出撃】は楽しいけど【捕獲】って難しいですね。。。
しかも運が尽きてしまい、ランウェイ・チェンジとなってしまいました・・・。
それでも充分に楽しめました。何故かQRラウンジのスタッフが休憩で来てたので、雑談しながら過ごせたのも楽しかったです。「QRのA380のF乗ったよ」とアピールするとかなり食い付いてくれました。。。彼もflightradar24のアプリを知ってて、それをチェックしながら”View Heathrow”でいつも休憩するとの事でした。随分と羨ましい環境ですよね・・・。
もしLHRターミナル4の乗り継ぎ時間で退屈するようなら、ぜひ立ち寄ってみて下さい。ガラス越しですが楽しめると思います。
おまけ:スカイチームラウンジ@LHR
前述の通り、ワンワールドのエメラルド・サファイアメンバーであっても、ここロンドン/ヒースロー国際空港ターミナル4では、ワンワールド加盟キャリア:カタール航空の自社ラウンジが利用できず、何故かスカイチームラウンジ利用となってしまうようです・・・。
“View Heatherow”での【出撃】を終え、カタール航空『プレミアムラウンジ』へ戻る途中、このスカイチームラウンジにも寄ってみる事にしました。
以下、スライドショー形式でご覧下さい。
ブッフェの種類は充実しているようですし、暖かい料理もあります。またアルコールについては、公式サイトで『ワインバー』として取り上げられるほどでもあるので、こちらも種類が豊富なように思えました。このターミナル4は主にスカイチームのキャリアが多く就航しているので、ある程度充実しているのかもしれない・・・、と感じて、ラウンジを後にしたのでした。。。