中国東方航空『No.22 VIPラウンジ』-China Eastern No.22 VIP Lounge @PVG Terminal 1
ファーストクラスとビジネスクラスで世界を二周する旅、いよいよ一周目=往路の最後のフライトとなりました。上海市内で1泊して、上海リニアで空港に向かいました。
横にだだっ広い浦東国際空港の出発ロビーの真ん中近くに、プレミアムキャビン用のチェックインカウンターがありました。
いつも混雑している中国東方航空のチェックインカウンターがここだけは別世界のように空いていました・・・。
気が利いてるようで、観葉植物などが置いてあります。ここで搭乗券をもらう際に「ラウンジは22番」とだけ説明がありました。インビテーションにも「22」と記載があり、「22番ゲートの近くにあるって事なのだろう」と思いつつ、特に出発ロビーには用もないので、そそくさと出国する事に。
出国すると、早速このようなサインが迎えてくれましたので、従い左へ・・・。
少し進むと今度は頭上にサインがありました。真っ直ぐ進みます。
22番ゲート付近まで到着すると、サインは下に行け、と示しているように思われます。
一般的にこうしたゲートではGHさんが居て、勝手に下には進めないような気がするのですが・・・。
まあ誰もいなくて止められる事もないので、進んでみました。
先にあったエスカレーターで階下へ・・・。
するとまたサインが。従って進みます・・・。
そして到着。「22」と「Lounge」とありますので、間違いないでしょう。(First Classではないのですが・・・)
受付で搭乗券とインビテーションを提示すると、GHさんから何故か「VIP ROOM」という個室に案内される事になりました・・・。この文字の裏のサインには「CLOSED」と書いてあったのですが、私が入室すると裏返して「利用中」みたくなりました。
全くもって、何故このような厚遇をしてもらえるのかが不明だったのですが、ありがたく利用させて頂きました。しかしながら、ただ個室なだけで特別な設備がある訳ではありませんでした。
そして食事を摂る事に。朝食の時間帯でしたので質素なラインナップでした。
中国粥。
ソーセージとスクランブルエッグ。
ワッフル。
このようなダイニングスペースもあったので・・・
個室をあてがわれて何なのですが、食事はここでする事に。調味料もあるし。
そして食後しばらくして、中国東方航空時間は遅延が名物なので、念の為に受付で確認。するともちろんの遅延で、時間になったらGHさんが呼びに来てくれる事になりました。このやり取りから15分ほどして、そのGHさんが呼びに来てくれました。ラウンジの入口、通路までご丁寧にアテンドしてもらいましたので、お礼を言ってゲートに向かおうとすると、ここで待つように言われます。
「???」だったのですが、一般の搭乗ゲートに向かう必要はなく、ここからバスで搭乗機に向かうとの事でした・・・!一般の乗客とは異なる搭乗動線!中国東方航空にしては素晴らしい仕組みです!発想的にはEKやLHなどの上級乗客の搭乗方法と同じように感じます。
しばらくすると別のGHさんがやってきて、従ってついて行くと22番ゲートのPBBの中に入っていきます。
すると、いつもは左に進んで搭乗する分岐の反対側にあるドアからパッセンジャー・ボーデイング・ブリッジを出て、階段で地上へ降りていきます。そしてそこにはラウンジ利用客専用のバスが駐車してありました。
この送迎バス、前日のコロンボからのヒコーキが沖止めでその際の送迎バスとは異なり、ちょっと豪華な仕様となっていました・・・。
無駄に豪華な印象です。。。
そしてバスは本来の搭乗口である210番のバスゲートまで周ります。
ここでは搭乗者がいない事をDHさんが合図して、バスは止まらずに進むのでした。
そして沖止めの搭乗機へ。
トーイングバーにスタッフが腰掛ける姿からも、中国東方航空のゆるさが感じられますが、このような搭乗の仕組みがあるのであれば、今後も利用がますます促進されそうと実感できたラウンジと搭乗の体験でした。(この時は確かにそう思いました・・・。)
次回のエントリーでは、この搭乗記でファーストクラスとビジネスクラスで世界二周の締めとなります。