NH:ANA【B773ERビジネスクラス】NH1010:東京/成田(NRT)-ニューヨーク/ジョン・F・ケネディ(JFK)

目次

初めてのANAビジネスクラス『ANA BUSINESS STAGGERED』

エミレーツ航空A380ファーストクラス『プライベートスイート』に乗るために無駄にソウルを往復して、やっと出発地のニューヨークに向かいます。しかしながら初めてとなるANAのスタッガードも、とても楽しみにしていました。ニューヨークまでは約12時間、シートを満喫する時間は充分にありそうです。

ANA:成田ーニューヨーク・JFK線

シート

機材は【B777-381ER】、スターアライアンスの特別塗装機。一般塗装機と機内が変わる訳ではありませんが、ヒコーキマニアな故、テンションが上がります。

ANA B777-381ER スターアライアンス特別塗装機

Ship. No.は【JA781A】

ANA B777-381ER JA731A

Ship No.は機体後部の胴体や、垂直尾翼のところだけでなく、大抵ノーズギアのカバーにも記されています。

優先搭乗では、大勢のファーストクラス乗客とダイヤモンド会員がゲートを通過していました。JFK線だと改めて実感できる光景でした。。。しかしながら、意外にも自席のあるBコンにはそのような方々のお姿はありませんでした。

ANA 77W Bコン

自席は7A。

ANAビジネスクラス『ANA BUSINESS STAGGERED』

今回はBコンにしてみました。Aコンでファーストクラス後方の2列しかないエリアの静かでいいのかもしれませんが、それだど前方のカーテンが目に入るたびに、その先の世界への羨望と僻心で、せっかくのスタッガード搭乗を、自分で台無しにしてしまうと感じたからです・・・。

とは言え、多くのレビューで高評価の通り、窓側は個室感があり、座り心地も寝心地も、共に抜群でした!

ANAビジネスクラス『ANA BUSINESS STAGGERED』

約10年前、初めてANAのビジネスクラスにインボラで搭乗した事がありました。『New Style』を冠する【CLUB ANA】のシートにとても感動したものでしたが、今回もそれと同じぐらいの感動を味わえました。この3ヶ月前に大興奮で搭乗した大韓航空のシートを軽く超越しているように思えました。。。

A側の窓から機内に西日が差し込み、ウェルカムドリンクのコップを夕焼け色に照らす時間帯に搭乗機はプッシュバックし、成田を飛び立つのでした。

ANAビジネスクラス ウェルカムドリンク

機内食(1回目)

日本の航空会社で、日本発ですので、機内食は和食にしたいところですが・・・迷いに迷って、メニュー内容に惹かれ、洋食を選択したのでした。。。

アミューズ

「干し柿とバターのミルフィーユ仕立て」「くるみの飴」

「ハムとトマトのアスピックとコルニッション」「合鴨とりんごのタルトタタン風」

「2種のオリーブとチーズ ハーブオイルとともに」

ANAビジネスクラス機内食

アペタイザー

「ロール仕立てのソフトドライビーフに鯛のマリネ 蕪と柿を添えて」

ANAビジネスクラス機内食

メインディッシュ

「 国産牛フィレ肉のステーキ ポルチーニのソースとポテトのグラタン添え」

ANAビジネスクラス機内食

機内食を美味しく頂いたおかげで、この後、5時間ほど眠りについていました。

機内散策

目が覚めるとキャビンの灯りは落ち、真っ暗になっていました。きっと機内ラウンジのセッティングが済んでいると思い、トイレのついでに機内散策に出る事に。

Bコン後部、Aの窓側の機内ラウンジにはアメニティやスナック、ドリンクなどがセッティングされていました。

ANA 77W ビジネスクラス機内ラウンジ

そして反対のKの窓側には、就航したばかりの『R2-D2特別塗装機の』モデルプレーンが飾られていました。「スタアラ機がR2-D2機推しって事?、推しヒコーキ・・・、推機・・・、推しシップ・・・、推しップ・・・・・!」なんて自己嘲笑的ですが、案外お気に入りになってしまったネーミングを考えてしまっていました。

ANA R2-D2特別塗装機 モデルプレーン

プラ製の組み立て式で、10部ほど置いてありましたので、1つ頂いておきました。

L2ドア付近のラウンジスペースは非常に小さく、また狭かったのですが、とてもコンパクトにセッティングされていました。

ANA 77W ビジネスクラス機内ラウンジ

この後、直ぐ後方の自席に戻ったところで、オーダーしておいた夜食の『そらとん』をサーブして頂きました。食後また少し眠りに付いたのでした。

ANAビジネスクラス機内食

機内食(2回目)

目を覚ますとカナダの真ん中あたりまで来ていました。

ANA 77W ビジネスクラスモニター

周りも明るくなっていましたので、右主翼のShip No.だけを撮影するために少しだけ機内散策へ。

ANA 77W右主翼に記されたShip No.

私は外観のスタイルでは、この77Wが推しップで、特にこの翼端の後退角が変化し反り上がる『レイクド・ウイングチップ』が好きで好きでたまならいのでした・・・。

2回目の機内食、今度こそ和食です。

ANAビジネスクラス機内食

口取り

「茶碗蒸し」「秋刀魚蒲焼き」「栗甘露煮」「牛肉味噌時雨煮」「みつ巻き玉子」

主菜

「鯛蕪」

「生姜時雨煮御飯」「味噌汁」

普段の生活ではなかなか食べる機会がない、上品な和食、特に主菜は

出汁がよく出ていて、それがまたよく鯛に染み込んで、美味しく頂くことができました。

ニューヨーク到着

いよいよニューヨークに向けて降下を開始する事に。すると予想通りに、左手にマンハッタンが見えてきました。

ANA 77Wの機窓より

初東海岸、初めてのニューヨークに少しドキドキし始めました。。。そして大西洋に出て左旋回、奥にロングビーチを見ながらニューヨーク・JFK国際空港に無事に到着するのでした。

ANA 77Wの機窓より

この後はウォール街まで行って1泊。翌日にはいよいよ、初めてのエミレーツ航空A380ファーストクラス『プライベートスイート』への搭乗です・・・!

 

日本の航空会社だけあって、このANAスタッガードのレビューはよくブログ等で目にしていました。また凄腕マイラーの方の中にも、このシートを高評価する方もいました。実際に乗ってみると、思っていたよりも個室感があり、周囲の乗客の目を気にする事なく過ごす事ができました。ビジネスクラスでこれですので、ANAのファーストクラスは一体どんなものなのだろう・・・、と憧れを頂き、いつか搭乗することを楽しみにするのでした。

 

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エミレーツB777-300ER 新ファースト(新『プライベートスイート』)