中国国際航空ファーストクラスラウンジ@PVG
昨年7月のシンガポール航空:最新スイート”New A380 Suites”に乗る為の旅。
SQ旅程の出発地、上海/浦東にJAL便で到着したところです。
一度入国してターミナル間を移動。シンガポール航空のチェックインを済ませて再出国。ANAマイラー御用達、中国国際航空のラウンジにやってきました。
私もいつもは右手に向かうのですが、今回は左の・・・、
SQのスイート搭乗ですので、ファーストクラスラウンジを利用できます!
中に入ると、木格子の壁の奥にバーカウンター。
その奥がダイニングになっていました。
どうやらオーダー制のダイニングのようです!
中国国際航空の本拠地:北京国際空港のファーストクラスラウンジでさえ、オーダー制のダイニングはありませんでしたので、こちらの方がホームのファーストクラスラウンジのように感じられます。
先ず一通りめくっていきます。
中華だけでなく、洋食の揃えもあります。
一度戻って、今度はじっくりと見ていきます。
やはり中国キャリアのラウンジという事で、オーダーしたのは中華料理。待っている間に、ブッフェを眺めに席を立ちます。
先ほどのバーカウンターの背中合わせで、入口に近い方のカウンター。
コンチネンタルブレックファーストのような品揃えです。
続いて、ダイニングの真ん中のホールを挟んで反対側にあるカウンター。
こちらにはホットミールが並びます。
その裏側には軽食とスイーツ類。
そうしている間にオーダーしたワンタン麺と・・・、
小龍包が出てきました。小龍包の方は出て来るまで結構時間が掛かりましたね・・・。その割には「南翔の一番上階をイメージして食べてはいけない・・・、1階の外卖と2階の中間の出来といった味だ」との印象で、あまり美味しくはなく残念・・・。
そしてもう少し小腹を満たしたい事もあり、今度は洋食を一品オーダー。
待つ間、再びラウンジ内の散策を続けます。またまた北京のファーストクラスラウンジとの比較になりますが、向こうは広くて規模もでかいのですが、如何せんPriority Passでも利用できますので、乗客でごったがえして、自国民の大声が響き渡っていました。一方でこちらはこじんまりとしていて規模も小さいのですが、ファーストクラス乗客専用となっていますので利用者も少なく、欧米人ばかりで節度が保たれております。本当にこちらの方がフラッグシップラウンジとして相応しく感じられます。
ダイニングを取り囲むようにして、様々なソファーが配置されています。
そして奥角の2ヶ所は団体用?のシーティングエリアになっていました。
その奥にある通路を進むとシャワーを発見。2部屋ほど。
更に鍵付き個室の仮眠室も発見! 鍵は受付でお願いして借りるようになります。
散策を終え、ダイニングに戻ります。頼んでおいたカルボナーラを頂き、搭乗に備えるのでした。
LAXのスターアライアンス・ファーストクラスラウンジ同様、ANAのダイヤでも利用できないこのラウンジ。特別な豪華さはなく、とてもシンプルな印象を受けましたが、一日中提供されているオーダー制ダイニングと、ファーストクラスラウンジでもなかなかお目にかかれない個室の仮眠室、ファーストクラスラウンジとして及第点であると感じられたのでした。
次回のエントリーからシンガポール航空【新・旧スイート両方を制覇する旅】、スタートです。