欧州内ビジネスクラス【クラブ・ヨーロッパ】
史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸(AONE4)で発券できました。
マプト発券(ex-MPM)であった為、モザンビーク共和国の首都:マプトまで向かい、RTWを開始して日本まで一時帰国するまでの旅程:Phase1になります。
ワンワールド7社のファーストクラスを制覇するのが目的の『世界一周航空券(RTW)』ですが、今回はパリからロンドンへの繋ぎのようなフライトで、この区間にファーストクラスの設定がある訳もなく、ビジネスクラスへの搭乗となりました。しかしながらビジネスクラスと言っても・・・。
こんな超短距離路線で貴重なRTWの1区間として消費してしまうのは非常にもったいなく、やや自分としてもテンションが上がらないフライトでした。それは正に、ちょっと生意気なようですが、消化試合のようなものだったのでした・・・。
シート
CDGターミナル2A内、もしくはCXラウンジから撮影した搭乗機。
機材は【A320-232】、Ship. No.は【G-EUUI】
欧州内ビジネスクラスという事で、エコノミークラスの真ん中をブロックしただけの簡易なものです。【クラブ・ヨーロッパ】という名称が付いているようです。
自席は2Fで窓側。
シートピッチも当然エコノミークラスです。
やがてプッシュバック、滑走路へのタクシングとなりました。途中、ロイヤル・ヨルダン航空のワンワールド特別塗装機を目にした時には、珍しくてちょっとだけテンションが上がりました・・・!
機内食
(スケジュール上の)飛行時間はわずか1時間20分。それでも国際線という事で、ビジネスクラスは一応、機内食がありました。
機内食のトレイを下げてもらった頃にはドーバー海峡を渡り終えようとしていました。
しかしながら、上空待機が長いという悪評で有名なLHR。ご多分に漏れず30から40分以上旋回を繰り返し、ようやく降下となりました・・・。外には並行進入するBA機が。
スケジュール上、1時間20分の飛行時間が2時間となって、漸くロンドン/ヒースロー空港に到着。しかも沖止めでした。いつもならテンションの上がる沖止めですが、さすがに単通路機では迫力に欠け、写真すら撮っていなかったようです・・・。しかしながら途中、BAのロンドン五輪特別塗装機【GOLDEN DOVE】を見掛け、最後にまた少しテンションが上がったのでした。。。
エコノミークラスの座席のままでのビジネスクラスとしての扱い、専用のシートではないのは残念ですが、航空会社の立場で言えば、なるほど効率が良いのは分かるような気がします。A320のような単通路機だったら、イギリス国内線でモノクラスで投入する事もできたりするのでしょうから。
それでも世界的には2-2のアブレストになっているのが一般的なので、欧州ルールとも言うべきこの運用はやっぱりヒコーキマニア的にはちょっと残念なものがありました・・・。
次回の搭乗も同じくブリティッシュ・エアウェイズとなるのですが・・・、今度はB747:ジャンボのファーストクラスとなります・・・!