カタール航空『プレミアムラウンジ』@BKK
2019年1月、マレーシア航空:BKK-KULのビジネスクラスというフライトで、漸くこのカタール航空『プレミアムラウンジ』を利用する事ができました。
利用に先立ち、2018年11月のTGフライトの際に、MHのCでも利用できるか?中のスタッフに直接、確認は済ませておりました。
入った正面。この右手に受付の端末やモニターがあります。LHRのと同じような感じ。
中に入って最初に目に飛び込んでくるエリア、高級感漂うのも正にLHRと同じです。
が、BKKでは水は流れていませんでした・・・。時間は10時半頃でまだ利用者が私だけだったからでしょうか???
噴水の反対側には目を引くA380のモデルプレーン。中に入っての右手にあたるこの辺りはシーティングエリアになっています。
シーティングエリアの冷蔵庫にはソフトドリンク程度。
散策を続けます。噴水を左手、モデルプレーンを右手に見たところで、背後に奥に行くような通路があります。それを進み左に90度折れると右にビジネスセンター、
左にプレイルームがあります。
確かお祈り前には足を洗ったりするのですよね? ここまでするとはさすがQR・・・!
タオルも手と足を分ける心遣い、それに色まで分けるとはまるで日系のよう。
ここで見回りしている女性スタッフに遭遇。11月に利用できるか尋ねたスタッフさんでした。「覚えてますか?」なんて話し始めたら、「もちろん!歓迎しますよ。写真もたくさん撮っていいですよ!!楽しんでください!!!」と。こういうの嬉しいですね!
元に戻って、噴水・モデルプレーンを抜け、メインの通路です。この辺りは全てシーティングエリア。
テーブルは床出しのコンセントをカバーする役目も兼ねていますね。秀逸です。
メインの通路を右手奥まで来て、180度回頭。左手奥を目指します。
やがて左手に『プレミアムラウンジ』の代名詞とも言えるラウンドカウンターが。
とても豪華で煌びやかです・・・。
先ずはこのカウンターを眺めていきます。バニラは品切れだったアイスクリーム。
見た目も鮮やかなスイーツ類。
みずみずしいフルーツと、
チーズプレート。
スムージー?青汁?的な。 中東の方々には好評でした。
ラウンドカウンターの背後には、これまた準じた派手なシートが・・・。
そしてダイニングへ。特徴的なチェアーも踏襲されています・・・。
オーダー制のダイニングではなく、ブッフェのみなのはちょっと残念・・・。
しかしながらラウンジスタッフも秀逸。写真を撮ろうとする私の意図を理解して頂き、これらのホットミールの蓋を開けてくれるという神対応!!
ブッフェ台に近い方のダイニングは割とカジュアルな印象を受けました。
このブッフェ台を更に進みますと、今度はフォーマルな印象が強いダイニングがあります。
あのシートも2名用、4名用とセッティングしてあります。。。
一通り散策が済んだあとで、トイレ・シャワーを探したところサインすら見当たりません・・・。そこでスタッフさんに聞くと「通路の奥の右側にあります。行くとドアが開きます。」との事。従って行ってみると壁と思っていた通路の一部分が、自動で開き始めました・・・! 水回りを隠すだけでなく、そのサインすら掲示しないのにはこだわりを感じてしまいます。
トイレとは別で、シャワールームは3部屋ほどありました。
無粋なおっさん目線ですので、アメニティなどは未確認になります・・・。
写ってはいませんが、天井に固定のレインシャワーもありますので、ハンドシャワー・ボディシャワーの3種になります。ガラスドアもクローゼットのような折り畳み方式で排水が外にでる事もなく、非常に清潔です。タオルは足拭き用もあり、バスタオル・ハンドタオルの3種類。フェイスタオルはありませんした。
と、ここまで取材を終え、カジュアルな方のダイニングスペースで食事を頂く事にしました。窓側といっても滑走路に面している訳ではありませんが、外が見えるのは心地良いです。
この時、ラウンジ利用者は私1名に対してラウンジスタッフは6名・・・。内ダイニングには4名の配置・・・。ブッフェはセルフになりますが、ドリンクはスタッフさんにリクエストしてサーブして頂く方式でした。
返す返すになりますが、LHRやCDGの『プレミアムラウンジ』のようにオーダー制ではないのは残念・・・。それでもバンコク/スワンナプーム国際空港にあるワンワールドのラウンジの中では利用者も少なく、最も上質なラウンジだと感じられました。激コミのサクララウンジはおろか、CXのラウンジよりもはるかにコチラのラウンジのファンになってしまいました! 次回からも営業時間に注意して『プレミアムラウンジ』を満喫、なかなか搭乗の機会の無いカタール航空に思いを馳せたいと思います。。。
さてコチラのラウンジ、ファーストクラス・ビジネスクラス利用者のみという制限があり、いくらキャリアのステータスを保有していようがエコノミークラスでは利用できなくなっています。(カタール航空にはプレミアムエコノミーの設定がありませんので、同クラスでの利用も不可と思われます。) カタール航空でなくてもワンワールドのキャリアであればOK。(※追記です。フォロワーさんから教えて頂きました。ワンワールドのキャリアの場合は出発時刻の3時間前にならないと入れてもらえないようです。)
JAL便での利用の際は、朝便(JL32・JL708)では問題は無いかと思われますが、利用者の多い夜便の際には成田(JL718)・セントレア(JL738)は営業時間に適合しますが、羽田(JL34)・関空(JL728)の場合にはちょっと厳しいかもしれません。と言いますのもチェックインカウンターは19:05から開始、急いで出国したとしても『プレミアムラウンジ』は一度20:30で閉まってしまうからです。正味1時間程度では、シャワー&ダイニングまでの時間は取れずに不完全燃焼で終わってしまうかもしれません。また再開は22:30からなので、羽田は出発済み・関空は搭乗開始、というタイミングですから・・・。
このような際には、私もそうしたのですが、オンラインチェックイン&モバイル搭乗券をお勧めします。私はマレーシア航空でしたが、モバイル搭乗券でセキュリティ・出国審査を通過。ラウンジでもバーコードスキャンがありましたが、モバイル搭乗券で何事もなく入室OKでした。心配な方は、D・E・F・Gコンコースが交差するところにトランスファーカウンターがありますので、そこで紙の搭乗券を入手して搭乗ゲートに向かわれればよいかと思います。(但し、トランスファーカウンターがオープンしている時間は、チェックインカウンターに準じているのでご注意ください。)預け荷物がない前提ですが・・・。
最後になりますが、空港ラウンジでは珍しくドレスコードがあるようなのでご注意ください。