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Qatar Airways “Al Safwa First Lounge”
史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸(AONE4)で発券できました。
マプト発券(ex-MPM)であった為、モザンビーク共和国の首都:マプトまで向かい、RTWを開始して日本まで一時帰国するまでの旅程:Phase1になります。
前回のフライトで、発券地のマプトからドーハに到着し、自分専属というGHさん:Tさんからお迎えを頂いていたのでした。。。
カタール航空”Al Safwa”ファーストラウンジ
Tさんに案内されるがままについていきます。当時は空港内モノレールが運航していませんので、徒歩と歩く歩道で約10分、楽しみにしていた“Al Safwa”ファーストラウンジに到着しました。
レセプションでの対応は、全てTさん任せです・・・。
「ではミスター○○○○、お楽しみを~!」とかなると思っていましたら、引き続きTさんが中まで案内をしてくれます。。。
レセプションの右手へ。ホールを進んで左手前にあるエントランスを目指します。
そして遂に、凄腕マイラーの方々のブログを見ていて憧れていた”Al Safwa”ファーストラウンジの入口までやって来ました・・・!
初めて入った”Al Safwa”ファーストラウンジ、天井が高くて、新しくてきれいで、本当に美術館のようでした・・・。
本当に何やら美術品のような物が。
Tさんが真っ先に案内してくれたのが『Quiet Area』でした。時間も時間ですし、Tさんさすがです。
このRTWに先立ち「シャンパンが”KRUG”でなくなった!」と合わせて、「仮眠室が6時間の制限になった!」というショッキングな情報を得ておりました。ところが自分は深夜1時に到着し、翌朝7時過ぎに出発する乗り継ぎなので、自分には関係無くて6時間でも全然OK!と喜び勇んでTさんに受付してもらったところ・・・、「ただ今満室」と想定外の答えが・・・。
「空くのは4時」との回答。これには大いにショックを受けましたが、幸いにもドーハに到着する便で睡眠は取っていたので、特別眠いという訳ではありません。4時に入っても、ろくに寝れないだろうと感じましたが、とりあえず記念と取材という事で予約を入れてもらったのでした。
“Al Safwa”ファーストラウンジ『Family Area』
そこでTさんが「時間まではこちらで」案内してくれたのが『Family Area』。
仮眠室以外にもこんなスペースが・・・!、と驚くような部屋がいくつかありました。
これでも『Family Area』では一番小さい部屋・・・。羽田や香港では、深夜までラウンジを使い倒し、クローズになると搭乗ゲートの椅子とかで3~4時間仮眠(ベンチ泊)してから、翌朝早朝に再オープンしたラウンジに戻る、なんて卑しい行動もしたりする自分、充分にこの『Family Area』でも寝れるような気がしました。。。
各個室内にありませんでしたが、近くにトイレもシャワーも、そして軽食やドリンクのスタンドもある事の説明を受けて、Tさんとはここで一度お別れする事となりました。そう言えば、機内食摂ってからその後8時間ほど何も食べていない事に気付き、荷物を置いて散策がてら食事に行く事にしました。
“Al Safwa”ファーストラウンジ『Game Room』
“Al Safwa”ファーストラウンジ Game Room
“Al Safwa”ファーストラウンジ『Business Center』
“Al Safwa”ファーストラウンジ『Restaurant 』
そして食事に向かいます。凄腕マイラーさん達の記事で見ていた、天井から水が落ちてくるホール。
その先にレストランがありました。
バーを眺めてみましたが、出発前に得た情報通り、やはりKRUGは見当たらず・・・。
KRUGは諦め、更にその奥へ。深夜2時前後なので貸し切り状態でした。ブッフェもありましたが、オーダー制のメニューをお願いしました。自分一人なのに申し訳ないのですが・・・。
遅い時間でしたが、幸いにもまだ質素な朝食メニューでは無く、ボリュームのあるディナーメニューだったのには安心しました・・・。
一先ず、KRUGに代わったビルカール・サルモンをオーダーし・・・
前菜で”Salmon Falafel”
“Lamb”の文字に引かれた”Harira Soup”
Lamb続きですが・・・、メインは大好物なので”Lamb Chop”
デザートに”Ice-cream”
そして紅茶で締めたのでした。
“Al Safwa”ファーストラウンジ『Quiet Area』
この後、『Family Area』で1時間ほどウトウトしてから、時間になったので本命の『Quiet Area』の仮眠室へ・・・。
これでだけある(全12部屋?)仮眠室が全て埋まるとは、にわかには信じられないのですが・・・。
入口を入り、通路を真っ直ぐ進み・・・
つきあたりのドアの前で左へ・・・
少し進んだ右側のドアのところが、アサインされた仮眠室でした。
凄腕マイラさん達のブログ見てはいましたが、実際に自分で目にしてみても、本当に下手なトランジットホテルよりも清潔感があり、設備が整っていています。本当にホテルのような仮眠室でした・・・!
パソコンでの作業には向きませんがデスクもあり、充電用コンセントも装備され、コンプの水も完備。
ハンガーが少ないのは物足りないですが、奥行きのあるクローゼット。
仮眠室内に、洗面・トイレ・シャワーがあります。
アメニティ、タイル類も豊富で、個人的にはスリッパがあったのが嬉しかったです。
ウォッシュレットには及びませんが、イスラム圏にはハンドシャワーがあるので非常に助かります!
シャワーの水圧も申し分ありませんでした。
せっかくだからとシャワーまで浴びてしまったので、実際にベッドで寝る事ができたのは、ほんの1時間ほどになってしまったのでした。。。
次のフライトはパリまでのQR39で7時15分発。6時には先程別れたGHのTさんが迎えに来てくれる事になっていましたので、待望の仮眠室ではありましたが、本当に残念な事に2時間だけの滞在で終わってしまったのでした・・・。以上が私の初めてのAl Safwaファーストラウンジ訪問となります・・・。
ワンワールド加盟キャリアでありながら、その最上位のステータス:エメラルドでも入室不可という、とても条件の厳しいAl Safwaファーストラウンジ。ワンワールドで言えば、ブリティッシュ・エアウェイズの『コンコルドルーム』のようなもので、本当にごく一部の乗客しか利用できない希少性の高いラウンジを、仮眠室が2時間だけだったとは言え、このRTWの機会に体験できたのは本当に幸運でした。
次回はカタール航空A380ファーストクラス搭乗記となります。