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カタール航空、A380ファーストクラス
史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸(AONE4)で発券できました。
マプト発券(ex-MPM)であった為、モザンビーク共和国の首都:マプトまで向かい、RTWを開始して日本まで一時帰国するまでの旅程:Phase1になります。
発券地のマプトを経ち、カタール航空で同キャリアのホームであるドーハに着。その後、”Al Safwa”ファーストラウンジに5時間ほど滞在しました。ワンワールド7社のファーストクラスを制覇するのが目的の『世界一周航空券(RTW)』、まず最初のファーストクラスはカタール航空A380のものになります。
ボーディング
ラウンジからは引き続き、自分専属のGH:Tさんがアテンドしてくれています。
搭乗ゲートとは別に、搭乗待合室に入る為のチェックがありました。
ファーストクラスとビジネスクラスの乗客は、アッパーデッキという事で、この一つ上の階で搭乗を待つ事になります。すると本日搭乗するA380が駐機しているのが目に入りました。ここまで来てそのような事はないのでしょうが、ひとまずシップチェンジがない事に安心します。。。そしてTさんにシップナンバーを確認します・・・。
機材は【A380-861】、Ship No.は【A7-APF】。直ぐにシップナンバーを答えてくれるTさん、有り難いです。
やがて搭乗となったのですが、お手伝いの必要な方・お子様連れの方、の後、ファーストクラスもビジネスクラスも一緒の搭乗となったのには、「カタール航空、この辺がまだまだなのでは・・・?」と感じられました。
A380を保有するキャリアのホーム空港のPBBは、他の空港のより長く感じます。搭乗への期待で高揚しているのもあるかもしれませんが。。。
アッパーデッキから入り、左に進むと・・・、A380でわずか8席しかないファーストクラスのエリアになります。
ここでとてもお世話になったGHのTさんとの別れとなりました。私にとって、自分専属のアテンドは初めてで、英語が堪能でないにも関わらず根気強く理解に努めてもらい、とても感激で心強かった旨の感謝をお伝えしたのでした。
シート
今回の自席は2K。相変わらず後ろの方が好みとなっております。
ちょっと分かりにくかったのですが、パーテンションにもシートナンバーが記されていました。
この日のファーストクラスは全8席中、乗客は7名。前の1列目は一家4人の家族が占め、そして2列目は驚く事に3人とも日本人で、私以外のお二人はビジネスクラスからのインボラ、しかもゲートインボラとの事でした・・・!
カタール航空のファーストクラスは、エミレーツ航空などの個室タイプと違って、エールフランスA380のような開放的なタイプで、丸みを帯びたデザインのシートになります。
通路側のアームレスト下は照明などのコントローラーとヘッドフォンが内蔵。ヘッドフォンを取り出すと、iPhoneとUSBの端子があります。
窓側のアームレストには、IFEのコントローラーとミネラルウォーターが内蔵。
その隣、は確か・・・、安全のしおり的なのが入っていたような・・・。もう10カ月も前の事なので、ややうろ覚えとなっています。。。
その前方にはサイドテーブル。
こうしてシート周りを撮影していると、ウェルカムサービスが回って来ました。やはりカタール航空でも歓迎を意味するアラビックコーヒーがありますね。
こうしている間にあっという間に離陸となりました。一路パリを目指します。
機内食
左にサウジアラビアを見ながら、ペルシャ湾を北西に進んで行きます。
上空に上がるとドリンクサービスが始まるので、ワインリストのチェックです。
時間は朝の8時前ではありますが、やっぱり乗ったからにはシャンパンを最初にお願いします。
“Al Safwa”ファーストラウンジでKRUGが無くなってしまっていた分を機内で取り戻すべく、2~3杯頂いていたのですが、担当のFAさんから「ロゼもいかがですか?」とのご提案が・・・。
個人的にはKRUGの方が美味しかった、という有り難い飲み比べでした。その後、漸く食事をオーダーする事に。
朝食メニューなので、肉とか魚がガッツリ系が無いのが残念です・・・。Breakfastのセットでも頼めましたが、”Appetisers”と”Mains”から一品ずつオーダーする事に。
“Duo of salmon, balik style and rillettes”
“Buttermilk pancakes with mixed berry”
この時はご覧のような控えめな量で朝食を終えたのですが・・・・。到着前になってから、せっかくだからと”Light options”の中からもう一品オーダーしてみる事に。。。
“Spicy clear broth with seafood”、これ、ピリ辛ながらもイイ出汁が出て、シーフードの具材も大きくて、かなり美味しく、当たりでした!
そして紅茶をもらって、機内食の締めとしたのでした。
A380機内ラウンジ
朝食後、担当FAさんにベッドメイクをお願いしている間に、カメラを持ってアッパーデッキの後方に向かいます。機内ラウンジの取材です。
他の乗客の方がいる中にも関わらず、私のヒコーキ好きを察してくれたのか?、バーテン係のFAさんはカウンターの中まで案内してくれました。有り難い限りです。。。
キメ顔でのポージングまで・・・。ご協力、ありがとうございました。。。
機内散策
アッパーデッキを更に後方へ。最後尾の螺旋階段を下りてメインデッキへ向かいます。
メインデッキを一気に前方に進み、最前部に到達。左のカーテンの奥はコックピットです。
真後ろを見上げるとアッパーデッキの最前部で、エミレーツ航空ではファーストクラス専用の機内ラウンジがある壁面になります。
上がって反対にメインデッキを眺めた様子がこちらです。
階段を上がりきると左右にトイレがあります。
写真では伝わらないかもしれませんが、ここだけでエコノミークラスなら10席ほど設置できそうな、贅沢なスペースになっています。
反対にトイレの奥から入口を撮ってみました。エミレーツ航空のA380と異なり、シャワーは設置されていません。
シンクも大きくて
アメニティも充実
着替え前提でのハンガーの準備もよろしく
コスメは【Rituals…】
何気にココにも一人は座れそうなスペース・・・
そしてトイレから、前述の最前部の壁面脇のカーテンをくぐって、ファーストクラスのキャビンに戻る訳ですが、そこに専用のバーがありました。エミレーツ航空と異なり、カタール航空のA380ファーストクラスの座席には『ミニバー』がありませんので、その代替なのだと感じられました。
大分散策が長くなりましたが、ようやく自席に戻って来ました。。。就寝します。
パリ到着
目が覚めるとウィーンまで来ていました。休んだのは2時間ほどだと思います。
中東とヨーロッパは思っているより近くて、このドーハ-パリ間は、羽田-バンコク間と同じくらいですから、ファーストクラスを満喫するにはちょっと時間が足りないぐらいです・・・。
この後は、前述の具だくさんシーフードスープを頼んで、残った時間はBRICKSのアメニティキットを撮影したり、外を眺めたりして過ごしておりました。
そしてパリ到着となりました。カタール航空は円盤みたいなターミナル1利用だったので、次のブリティッシュ・エアウェイズ便に搭乗すべく、ターミナル2への移動を行うのでした。
返す返すになりますが、本当に中東とヨーロッパのフライトはあっという前で、リラクシングウェアも提供されない昼間のフライトでは、カタール航空A380のファーストクラスを満喫したとは言えないような気がします。ただでさえファーストクラスに搭乗していますと、飛行時間は短く感じられるものですから・・・、それに輪を掛けたようなものです。機内食が朝食メニューだったのも心残りです。もしまた機会があるとすれば、今度はリラクシングウェアが提供されるような、もう少し長い、ランチ・ディナーメニューが提供されるフライトに臨んでみたいものです。
とは言え、このルートは組んだのは自分ですし、40,000円以下で搭乗しているようなものなので贅沢は言ってはいけませんね。。。振り返っても、シートはファーストクラスらしく素晴らしいものでしたし、機内ラウンジも充分に楽しめ貴重な出会いもありました。人生初の専属アテンドもしてもらえた訳なので、一生忘れられない体験をできた事は間違いないです・・・!!
次はブリティッシュ・エアウェイズのファーストクラスに搭乗すべく、パリからロンドンを目指すフライトとなります。
おまけ:パリ/シャルル・ド・ゴール国際空港でのターミナル1からターミナル2への移動
ターミナル1からターミナル2、前に来た時は一度入国したので問題なかったのですが、今回は入国しなくても行ける風な事前情報がありました。のでちょっとチャレンジしてみる事に・・・。
結論:『2A 2E』の案内に沿っていくと、簡単にトランジットエリア内のバスに乗る事ができました。ターミナル2に到着してから手荷物検査があり、ここまでの所要時間は15分ほど。ご参考になれば幸いです。
消化不良、同感です。
この区間の機内食、いくらなんでももう少ししっかりしたものが食べたいですね。
エミレーツの場合は欧州行きの早朝便は朝食とランチが提供されて、とても食べきれないくらいなんですよね。
TMF様
やはり凄腕マイラーさんでもそう感じられましたか?でもあのシーフードスープだけは美味でしたよね!
それにしてもさすが経験豊富ですね!EYでも欧州路線搭乗されていましたよね?
エミレーツでの欧州方面は未経験なので是非搭乗してみたいです。。。