残念尽くしのイベリア航空【A332ビジネスクラス】IB6801:マドリード(MAD)-東京/成田(NRT)

一番残念:コックピットに頻繁に出入りするチーフ

2回目となる世界一周航空券(RTW)をビジネスクラス4大陸で発券しました。

 

2020年1月、発券地のオスロに赴き、そのままヨーロッパ地域を攻略していくPhase1

 

RTWの3区間目で、Phase1締め括りとなる帰国のフライトです。搭乗したのはタイトル通り【イベリア航空6801便】ですが、予約は画像にあるコードシェア便【JAL7088便】になります。

IB6801便 / JL7088便

このイベリア航空のフライトですが、色々と残念な事がありました。中でも最も残念だったのが「JALはこんなのとコードシェアしてて大丈夫なの?」と危惧される事態、それはチーフがフライト中に何回もコックピットに出入りしていた事。軽く10回は超えていたでしょう・・・。ただ単に同じ航空連合で、自社で飛ばしていないからといって、セキュリティ対策が根本的に異なるキャリアとのコードシェア、どうなのでしょう・・・。

搭乗中、日本人クルーさんにも指摘しました。帰国後JALにも疑問を投げかけてみました。「担当部署に報告しておきます」との回答がありましたので、コロナ後は改善されている事を祈るのみです。JALが自社便を飛ばさない限り、今後も利用する機会もあるでしょうから不安と言えば不安、不満と言えば不満、です。残念な事はそれ以外にも。

 

ボーディング

機材は【A330-202】、Ship No.は後ほど機内で教えてもらう事になれるのですが【EC-MSY】。3月からの夏スケで、確かA350になるはずだったかと思います。今回のフライトで感じたのですが、もうNEOでないA330でのロングホールは辛いものがあります・・・。これも搭乗前から分かっていたとは言え、残念な事の一つです。

A330-202 / EC-MSY

依然体調不良で優先搭乗も後の方になる始末。

マドリード/バラハス・アドルフォ・スアレス国際空港

機内に入ると、既にビジネスクラスのあるAコンは乗客で溢れておりました。それもそのはず、ビジネスクラスは満席でしたから。

イベリア航空A332ビジネスクラス

という事で自席の撮影をば。

イベリア航空A332ビジネスクラス

窓側となる【4A】。

イベリア航空A332ビジネスクラス

占有する窓は2つ。

イベリア航空A332ビジネスクラス

 

シート

それにしてもこのビジネスクラス、一応スタッガードにはなっていますが、2世代前のシートとの感で、色々と使い勝手が悪かったですね、残念な事3つ目。。。

イベリア航空A332ビジネスクラス

まず機内誌などが、物理的にシートポケットに入らないサイズである。

イベリア航空A332ビジネスクラス

サイドテーブルはデカいが、収納力が低い

イベリア航空A332ビジネスクラス

モニターとIFEのコントローラーだけは、かろうじて1世代前というところです。

イベリア航空A332ビジネスクラス

サイドテーブルの奥と、コレだけですから、収納・・・。

イベリア航空A332ビジネスクラス

モニターも小さいですね・・・。

イベリア航空A332ビジネスクラス

このシートポケットに機内誌などが入らないものですから・・・、

イベリア航空A332ビジネスクラス

このオットマン左脇のスペースに立てて置いておく羽目になりました。

イベリア航空A332ビジネスクラス

このテーブル、食事中に中座する事を想定してないパターンで、やはり2世代前・・・。

イベリア航空A332ビジネスクラス

最後にフルフラットを撮影して、シートの取材は終了。

イベリア航空A332ビジネスクラス

 

機内サービス

このPhase1では体調不良の為、ほとんどアルコールは摂取できませんでした・・・。よって今回もウェルカムドリンクはお水。。。

イベリア航空 ビジネスクラス ウェルカムドリンク

マドリード滞在中は観光もせず、いたすらホテルで寝ていたぐらいなので、いつものような肉々しい食欲が湧きません・・・。ですのでシーフードにしておきました。海老も『帆立』も好きなので。

イベリア航空 ビジネスクラス機内食メニュー

「食べます」とだけ伝えておいた朝食。

イベリア航空 ビジネスクラス機内食メニュー

それ以外に食指が動く事はありませんでした。

イベリア航空 ビジネスクラス機内食メニュー

ドリンクサービスでは炭酸水。

イベリア航空 ビジネスクラス ドリンクサービス

モニターも小さくショボい為、この後はルートマップへ。

イベリア航空A332ビジネスクラス

IFEコントローラーの方が液晶はキレイだったように思えます。

イベリア航空A332ビジネスクラス

1回目の機内食。ここで味噌汁は・・・。しかもコテコテのインスタント。

イベリア航空 ビジネスクラス機内食

帆立』はどこに??もう色々とショボ過ぎて、ツッコむ気にもなりませんでした。

イベリア航空 ビジネスクラス機内食

だからこれのドコに『帆立』が!?、4つ目の残念でした。もう体調悪かったし、件のチーフの事で担当クルーさんには指摘をしているのでこちらの印象は悪いでしょうから、もはや証拠写真だけ撮ってスルーする事にしました。

イベリア航空 ビジネスクラス機内食

アイスと・・・、

イベリア航空 ビジネスクラス機内食

コーヒーで1回目の機内食は終了。

イベリア航空 ビジネスクラス ドリンクサービス

A330・340のウイングレットに関しては嫌いではありません。

A330-202 / EC-MSY

ラスト残念たったの20MBのWi-Fi・・・。

イベリア航空A332ビジネスクラス

辛うじて残念ではなかったアメニティキット。

イベリア航空A332ビジネスクラス

カートでビジネスクラスラウンジのような設えをしていたR1ドア前。

イベリア航空A332ビジネスクラス

そして到着前2回目の機内食。これもショボいですが、どのキャリアも2食目はこんなものなので、こちらは残念にはカウントしません。

イベリア航空 ビジネスクラス機内食

 

搭乗を終えて・・・

以上、5点ほど残念な事があったのですが、『改善し難いハード面』と『改善が容易なソフト面』に大別する事ができます。前者は機材とシート。これは会社の資本がなければ如何ともし難いでしょう、理解できます。。。しかしながら後者の対象となるのが、『チーフの頻繁なコックピットへの出入り』と『機内食』、『Wi-Fi』。ラテンのノリなのかもしれませんが、チーフのあの頻繁なコックピットへの出入りは異常。全くもって昨今の世界的なセキュリティ対策に逆行するものであります。意識改革で速やかに改善すべきでしょう。Wi-Fiに関しては容量を上げればいいだけ。むしろ私のような者がいるのであれば、いっそのこと上級クラスでも無料では提供しないというスタンスでも構わないとさえ思えます。ちょっと使わせて、残りは金払ってという魂胆が反ってみすぼらしい。機内食は論ずるまでもなくチェックミスヒューマンエラーの最たるもの。これらソフト面は改善に難しい事はないように思えます。前述の通り、観光地としてもスペインは魅力的ですし、マイラー的にも重要地点。JALが直行便を開設しない限りは、今後もイベリア航空を利用するしかありません(キャセイやカタールの経由便も悪くないですが、マイル数次第・・・)ので、今回思っいきり苦言を呈しましたが、心から改善を望みたい裏返しから、なのでした。

 

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