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【ANA & LEXUS CONNECTION】の為、伊丹から切り込む
史上最安値のoneworld世界一周航空券(RTW)をファーストクラス4大陸(AONE4)で発券できました。
RTW攻略の最終段階、”Phase 5″の開始です。
RTWの14区間目まで終え、ニューヨーク/JFKからは別切りのチケットで一時帰国をしておりました。今回はその最終区間を利用して、ニューヨーク/JFKまで戻るフライトとなります。2017年10月の事です。(いやもう、完全に周回遅れでして。。。)
ANA & LEXUS CONNECTION
『ANA運航の国際線ファーストクラスをご利用のお客様に、羽田空港における乗り継ぎサービスにてLEXUS車をご用意し、国内線と国際線ターミナル間をよりスムーズにご移動いただける乗り継ぎサービス』という【ANA & LEXUS CONNECTION】、これがまた『※「特典航空券」「アップグレード特典」でご搭乗される場合も対象となります。』という事ですから、抜け目が無く貪欲な自分としては、羽田-JFKに搭乗する機会に何とかあやかっておきたいと、伊丹からの国内線切り込みを旅程に組み込んでおりました。。。
伊丹の始発が、どこ(新千歳、福岡など)の始発よりもいち早く羽田に到着する為、「混雑状況により、異なる乗り継ぎ動線をご案内する場合がございます。」に当てまはり利用できなくなるという事はないでしょうし、国際線のスイートラウンジを満喫する時間も長くなる、という算段です。。。
伊丹では国際線乗り継ぎのカウンターでチェックイン。最初はバスの案内を受けましたが・・・、【ANA & LEXUS CONNECTION】の適用を確認し、インビテーションを受領しました。
初めてとなる伊丹のスイートラウンジを体験後、【772】で上京。
羽田到着時は、PBB内で通路が広くなったところで待ってくれていた地上係員さんに続き、その内部を階段で降りていきます。
PBBを出たところにLSが待機してくれていました・・・! ドライバーさんに時間をもらって撮影を少々・・・。
あいにくの雨模様ですが、抜群の撥水具合が分かり、それもまた良しです。
一通り撮影が終わったのを察して頂き、ドアを開けてもらいます。整然とした車内です・・・。
ドライバーさんに車内の撮影許可を求めると、カメラ写りを気にして頂けたかと思います、雨の中わざわざ運転席を空けて頂きました・・・。
青のインパネはANAのコーポレートカラーで統一してある訳ですね・・・!
備え付けのペットボトルとウェットタオルはお持ち帰りOKとの事。
ちょっと緊張していて、借りてきた猫のように”ちょこん”としているとドライバーさんが緊張をほぐしてくれるかのように色々と話しをして下さいました。中でも印象的だったのが、ANAの国際線連絡バスのドライバーも兼ねているという事・・・。
この後はANAの国際線連絡バス同様のルートで国際線ターミナルに送って頂きました。途中、グランドレベルでヒコーキを眺められるのは至福の時間でした・・・。
またつい先日、友人がこのサービスを利用し、現行版の画像を送って来てくれました。
車番:12-89が共通なので、私が乗車したのはコチラに入れ替わったのかもしれません。フロントのグリル周りやテールランプがシャープになっていますね!一瞬「ん?IS???」と思ってしまいましたが、現行のLSのようです。インテリアも落ち着いてシックな色合いに変わっています。これも良いです・・・!
凄腕マイラーの方の中には、LS、LX、RX全てを制覇したという方もいらっしゃいますので、私もあやかりたい限りです・・・。しかしながら、A380のホノルル就航がもうそこまで迫っていますので、ANAマイルが乏しい私にはどちらを取るか?実に悩ましいところでもあります・・・。
ボーディング
搭乗機:B777-381ER/JA787A。
今回は一番最初に搭乗させてもらって・・・
前回叶わなかったファーストクラスキャビンの全景を撮影する事ができました。
シート
自席は2K。希望の2Aは先約の方がいましたので、コチラを事前座席指定。
読んだ事のない、このシートの説明書。
おしぼりをもらっても時間があるようでしたので、L1ドアのところにあるプレートを撮影しに。なかなか撮るのが難しいのですが、今回は条件に恵まれました!
アメニティ類。今回の青はシートにマッチしています。
ウェルカムドリンクを頂いても、一々こういったロゴにも反応してしまう始末。。。
機内食1回目
上空に上がってからは先ずコチラを。
日本発だとワインリストに記載されているアミューズ。『帆立貝と青さ海苔の柚子胡椒風味(上)』『穴子八幡巻き(左)』『スモークサーモントラウトのムース ブロッコリー風味(下)』『ソフトドライビーフと紅芯大根のロール仕立て(右)』
クロスをセットして頂き、1回目の機内食となります。
和食をお願いしてみました。
お酒は芋焼酎:村尾の炭酸水割り。
『先附(奥)』と『前菜(手前)』
先附『叩き長芋羹 たらば蟹 蒸し雲丹 とんぶり』
前菜『干し柿なます いぶり島豆腐 蓮根明太 鴨葱焼き 車海老からすみ』
お椀『焼き甘鯛』
お造り『縞鯵昆布〆 煽り烏賊 粒汐雲丹』
『炊き合わせ』『小鉢』『主菜』『御飯』『味噌汁』『香の物』
主菜『真名鰹西京焼き』、小鉢(奥左)『鮑肝ソース和え 冬瓜スープ煮』、炊き合わせ(奥右)『牛肉治部煮』
一度すべてを下げて頂いてから・・・『お好きな時に』をお願いする事に。日系キャリアは事前に機内食の内容をウェブサイトで把握できますから、それを楽しみにして、せっかくの国際線スイートラウンジではありましたが、何も食べずに機内食の為に胃袋の容量をカラにしていた次第です。
『鯛茶漬け(京都吉兆)』 もはやお茶漬けと言ってもお茶ではなく、お出汁。このお出汁が抜群に美味しくて、後に再度お願いする事になります。
『蟹いくら丼』 特に醤油を必要とせず、いくらの塩気だけで充分に頂く事ができました。
最後に『とらや羊羹「夜の梅」』を出して頂き、1回目の機内食は終了です。
この後は暫く休ませて頂く事に。
機内散策
5時間ほど休む事ができました。これだけ寝れば充分!とトイレを兼ねて機内散策に出掛けます。
先ずはそのトイレ付近のファーストクラス専用の機内ラウンジ。1Aのシートの前にひっそりとセッティングされています。ANAの場合はスペースも狭く、ロッカーの空いてる棚みたいな扱いですので、使い勝手も良さそうではありません・・・。
一方でビジネスクラス用の機内ラウンジは天井もなく、開放的ですので、季節感が織り込まれて整然とした印象を受けます・・・。
この時に右主翼も眺めたかったのですが、キャビンの灯りは落とされていましたので、ひとまず退散する事としました。Ship No.は後回しです。
機内食2回目
JFK到着後はアメリカン航空のフラッグシップ・ファーストダイニングに臨まなければいけないので、お腹の具合を考慮、到着の4時間ほど前に2回目の機内食を頂く事にします。
通常、到着前の機内食は『お好きな時に』などの全力でないものから選ぶ訳ですが、担当CAさんのお計らいで1回目に出される全力の方の洋食を頂ける事になりました。
『アペタイザー』
到着前にはアルコールはあまり頂かないのですが、この後は乗り継ぎするだけなので・・・。
アペターザー『ずわい蟹と菊芋のガトー仕立て 岩手産ドライトマトのヴィネグレット キャビアとともに』
アペタイザー『マコモ茸にのせた鮑とソフトスモーク帆立貝 ピスタチオ風味のヴィネグレット』
メインデッシュ『岩手県産ほろほろ鳥のロースト セープ茸風味 赤ワインソース』
ここで止めておけばいいものを、1食目のお茶漬けのお出汁と蟹いくら丼は美味しかったのを思い出し・・・、それぞれ頂くことにしました。丼物の上のメインを頂いた後に、残った1/3ほどのご飯にお出汁を掛け、さらりと頂いたのでした。
デザートはシンプルにバニラアイスクリーム。
この後、夜が明けキャビンも明るくなった頃を見計らい、右主翼のShip No.を撮影。
更にこの後、無事にニューヨーク/JFKに到着して、アメリカン航空が使用するターミナル8に移動するのでした。
搭乗を終えて・・・
JALのHND-JFK線に引き続き、こうしてANAの同路線にも昨年は搭乗する事ができました。きっと両社にとって重要路線のひとつだと思いますが、その両方でファーストクラスを体験できたのは本当に感激の極みでありました。外航のA380、B748といった大型機材と比較すると、どうしても日系の77Wでは物足りなさを感じる部分もありますが・・・、エース級のCAさん方に、母国語で最上級のサービスを提供して頂ける事を考えますと、機材的なハンデも一蹴され、各社特色のあるファーストクラスですが、その善し悪しは決して機材だけでは決まらないという事を再認識させてもらいました。そしてまた次回、日系のファーストクラスに乗るのが楽しみになるのでした。
見ているだけでお腹いっぱいになってしまいました(笑)。
ANAのファーストも悪くはないですが、際立つ個性がないのが残念な所です。
また、Krugのボトルがハーフサイズなのも、けち臭い=ANAという印象を拭えません。
二日置きの定期更新楽しみにしています!
大事な事は最初に申し上げておきます。二日置きは無理です(笑)
歳を取るにつれて、だんだんと食べられなくなるのは実感していますが、機内食は別腹なので今後も修行?に励みたいと思います。
ANAにしてもJALにしても、機材が77Wというのも、その個性なところの原因かもしれませんね。。。
あと自分はどうやらKRUGに選ばれるほどの飲み手ではないようで、どうしても辛口という印象を拭えません・・・。
日頃からビールやチューハイ飲んでいるので、飲み手としての技量が至らないのだと思います。
JAL、ANAのファーストクラスについて質問です。
googleがオススメしてくれてたどり着きました。大変たくさんのファーストクラスに乗っていらっしゃるのを拝見いたしまして感服いたしました。
一生に一度はファーストクラスに乗りたい。かつ、日本のエアラインで。とおもっていますがJALとANAとどちらが良いかよくわかりません。座席はどっちのが良いとか、食事はどちらとか、、、私見で良いので教えていただけませんか?
たろうさん、コメントありがとうございます。
座席はどちらも同じような配置、似たような性能なのですが、私見で言うと収納の面でJALの方が好みです。
食事もどちらとも美味しく頂いていますので、食事でどちらに乗るかを決める事はありませんが、JALはお酒の面で優位性があります。それは「サロン」というシャンパンと「森伊蔵」という芋焼酎です。
JALは今はファーストクラスでシャンパン「サロン」を提供できていませんが、その内に復活してくると思います。
また芋焼酎「森伊蔵」については例年3月開始で5、6月ぐらいまでファーストクラス・ビジネスクラスの乗客は購入する事ができます。1便10本ほどの限定と言われていますので、ファーストクラス乗客は優先的に購入する事ができます。巷ではなかなか購入できない代物ですので、転売や贈答品として人気があるようです。
しかしながら一般的にはJALマイルの方が貯め難いと言われていますし、5月からANAがホノルル線に飛ばすファーストクラスは往復12万マイルですので、JAL、ANAのファーストクラスの中で一番必要マイル数の少ない路線になります。狙うのでしたらこれがよろしいかと思います。
有償ではなく、マイルでという前提になりますが。。。
今はネットでいろいろと情報を集められる時代になっていますので、一生に一度と言わず、JAL・ANAどちらかとは言わず、両方搭乗できるといいですね!