カンタス・ファーストクラスラウンジ@SYD
昨年7月のシンガポール航空:最新スイート”New A380 Suites”に乗る為の旅。
初の(旧)スイートではサプライズで誕生日を祝ってもらい、更には念願のダブルベッドも達成できて、シドニーに到着しました。ここまでが往路で、ここからは別切りのカンタスでニュージーランド・オークランドに向かいます。
カンタス搭乗&ワンエメ所持、という事でカンタスのファーストクラスラウンジ利用となります。アクセスは難しくはなく、案内に従って搭乗エリアの上階へ。
受付を済ませ中に入ると、直ぐ目の前のダイニングへ。シドニー市内の散策に出ていたので、先ずは遅い昼食を頂きます。
ファーストクラスラウンジだけあって、オーダー制のダイニングです。昨年7月と既に周回遅れになっていますから、このメニューはもう使われていない事でしょう・・・。という事で拡大画像は省略してあります。
ワンエメで利用できるファーストクラスラウンジですから、ダイニングはそれはもう芋洗い状態で、かなり混雑しています。従いましてドリンクでさえ出てくるのに時間が掛かり、これは残念なところ。キャセイのピアやウイングを見習ってほしいと感じます。とは言え、オークランド便までは時間がありますので、一通りはオーダーさせてもらいました。
食後は腹ごなしでラウンジの散策。混んでいたのはダイニングだけで、その他のスペースにはゆとりがありようです。
外の光がよく入る、開放的な雰囲気です。ヒコーキが近くでよく見えます。
ザ・ベストテンのランキングの発表みたいなの。。。最近この手のアナログなのは、すっかり見なくなりましたね。。。そして搭乗する”QF149″の『DELAYED』表示にがっかり。
ますますもって時間ができたので、散策を継続。
「もし24時間営業なら、ココでラウンジ野宿だな・・・!」との感。
会議室のような部屋も2つ。
そしてビジネスセンターらしきスペース。
一番奥にスパがありましたが「予約でいっぱい」との事で今回は残念ながら利用できず。搭乗機のディレイが判明して直ぐにもう一度申し込んだのですが、それでもダメでしたね・・・。ますますもって、キャセイのファーストクラスラウンジを見習ってほしいと感じます。
最後に利用しませんでしたが、シャワーも一通り眺めて散策を終了しました。
結局ディレイは2時間以上に及び、当初予定していた時間よりも遥かに長い時間を過ごす事ができました。
しかしながら、ファーストクラスラウンジとしてはオーダー制のダイニングがあるだけで、JALのファーストクラスラウンジ同様、世界的に見ればシンプルな部類に含まれると感じました。スタッフはフレンドリーで親切なのですが、一方でダイニングのさばき方が遅かったり、早い段階から予約を受け付けられなくなったスパなどは、仕組みの改善が必要なのでは?と感じました。以前交流のあったマイラーさんから「シドニーのカンタスのファーストクラスラウンジは凄い!」と聞いていたので、ワンエメ所持の内にと、わざわざオークランドまで切り込むカンタス便を発券したのですが、あまりのシンプルさにやや肩透かしをくらったというのが正直な感想です。近場にあるキャセイのピアやウイングが秀逸なばかりに・・・。