カタール航空【A359ビジネスクラス】~”non”suite
2回目となる世界一周航空券(RTW)をビジネスクラス4大陸で発券しました。
2020年1月、発券地のオスロに赴き、そのままヨーロッパ地域を攻略していくPhase1。
3区間にも及ぶポジショニング・フライトでようやく到達した発券地のオスロ。と言いましても凄腕RTWerさん達が以前されていたように、わざわざ発券地まで発券しには来ていないのですがね・・・。パソコンでポチポチ探して、見つかったら電話してクレカで切るだけ。英語が堪能ではない私にとって、本当にありがたい時代になりました。。。
シンプルな空港です、オスロ/ガーデモエン国際空港。ラウンジもシンプル過ぎるのと、依然体調不良が続いていたのとで、取材は行えず・・・。
ルーティン成功で、先ず自席のあるBコンを撮影。カタールのビジネスクラスと言えば”Qsuite”でありますが、このA359はQsuiteではない(=『”non”suite』と勝手に呼んでいます・・・)、リバースヘリンボーンのタイプです。
引き続きAコン、と思ったらお一人搭乗されて来ました・・・。キャビン撮影、終了。
珍しくBコンにしました。
最前列の7Aです。
何故に7列目にと言いますと、海外ブロガーさんのエントリーで7列目には何やら通路側に収納がある、のを見掛けていたからです。取っ手が付いているところ、上下にで2カ所。確かに左膝の付近にある収納より、収納力が高いのですが・・・、これは吊元が反対の方がいいです。使いにくくあり、思っていたのとは違いました。残念。でも同じバルクヘッドにあたる1列目には設置されていないのが謎です・・・。
それ以外は以前搭乗したB787のシートとほぼ同じでした。
あとカタール航空ではA380のビジネスクラスでも同じようなシートを搭載しているのですが、こちらは搭乗した際に撮影していなかったので・・・、詳しく紹介されている方の搭乗機を参考にしてください。(リンクの許可は頂いております)
カタールはこの”non”suiteを①A359、②B787、③A380(のアッパーデッキ)、と3機種に搭載している訳ですが、それぞれ機体幅が異なるのに、よく【1-2-1】というアブレストが共通のままで搭載できているなと感心します。おそらく機体幅は広い方から、A359>B789>A380のアッパーデッキ、かと思うのですが・・・。斜めの角度を調整してフィットさせているのでしょうか???
余談ですが、一方で本命の”Qsuite”は、A359とA351に搭載はできたものの(機体幅は同じだから)、機体幅がA350シリーズと異なるB77WとB77Lに搭載するのはトラブルがあったようで、一度ドーハにデリバリーされた後にボーイングのエバレット工場に戻ったりしていましたね。。。
またカタール航空は保有機種が非常に多く、コンフィギュレーションも多岐に及ぶので、実にマニア的に楽しくあります。特にシートマップは・・・!。
さて本編ですが、カタールの”non”suiteはモニターが固定式。これが好みの自分で、数あるリバースヘリンボーンのシートの中でカタールのを高く評価している所以でもあります。
体調不良でしたのでウェルカムドリンクはお水で・・・。
L2ドアの直ぐ後ろの7列目だと、もう直ぐそこにエンジンと翼端が望める位置。
冬の北欧なので、日がある内になんちゃらオリックスだけは撮影。
A351用のRRトレントXWBエンジンは、B77WのGE90-115Bに対応する為に更にハイパワーになっているようですが、このA359用のでも充分にデカいエンジンだと思います。GE90-115B同様、早く音で分かるようになりたい。。。
この後の機内食。体調が良くないので多くは必要ないのですが、ラウンジでずっと寝ていたので、お腹は空いています・・・。
ですので一通りは頂く事に。
このメインのお肉の画像で、このフライトの画像は最後になっていました・・・。 うろ覚えですが、ドリンクをオーダーしてもなかなか来ず、体調の悪さも相まって待ちきれずにフルフラットにして寝たような気がします・・・。
この後はシートベルトのサイン点灯で起こされるまでずっと寝ていました。確かに体調不良はありますがずっと寝ていられたという事は、前述のB787搭乗時同様、やはりこの『”Non”suite』も相性の良い、秀逸なシートなのだと感じられました。ともあれ体調不良の中ですが(帰国後に『副鼻腔炎』と診断されました・・・)、何とかオスロ発券の世界一周航空券ビジネスクラス4大陸をスタートする事ができ安堵したのでした・・・。