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ターキッシュ エアラインズ最新ナローボディ機用ビジネスクラス
2回目となる世界一周航空券(RTW)をビジネスクラス4大陸で発券しました。
2020年1月、発券地のオスロに赴き、そのままヨーロッパ地域を攻略していくPhase1。
発券地であるオスロまで乗り込むポジショニング・フライトは、NRT→HEL、HEL→IST、IST→OSLの都合3区間で、今回は『IST→OSL』のポジショニング・フライト最終区間です。
チェックイン
2019年4月に運用が開始された新イスタンブール国際空港、初めてだったのですが、とにかくデカい!広い! この前便の到着時にも感じていたのですが、本当にだだっ広いという印象です。ここからオスロまでもビジネスクラスになりますので、チェックインは専用のカウンターで。と言っても無料のトランジットホテルを利用した時点で搭乗券は所持していましたので、座席を変更するのと記念で寄ったに過ぎません。
ターキッシュ エアラインズはファーストクラスの設定がないので、ビジネスクラスが最上クラス。それをカバーする為に専用のチェックインも無数にありました・・・。当初【2F】だった自席。太陽の位置を考慮しA側に変更したかったので【1A】への変更をお願いしたところ、却下され【2A】でガマンしてね的な・・・。
【1A】が空席でブロックが掛かっている事はExpertFlyerでチェックできていましたので、「ん?何で空けてくれないんだろ?Miles & Smilesの上級会員用なのか?」と疑問に思いながらも、そこをツッ込むだけの語学力がないので、大人しく従いラウンジを目指す事に。。。
ターキッシュ エアラインズ ビジネスクラスラウンジ@IST
ターキッシュ エアラインズのビジネスクラスラウンジは旧空港でも『世界一のビジネスクラスラウンジ』と称されるほど評価が高く、この新空港のラウンジも楽しみにしていたのですが、実はこの時、無料のトランジットホテルを欲張ったせいで睡眠不足に陥り、無茶苦茶体調を崩しておりました・・・。凄腕トラベラーさんのツイートで、カタールの馬小屋を超える『プライベートスイート』なるベッドルームがある事を知っていたので、そこで休みたかったのですが、朝の時間帯だったからか?レセプションにスタッフがいなくて使用できず・・・。これまた朝食の時間帯でショボいメニューしかなかった食事でガマンして、シーティングエリアで寝落ちしないように注意して、体調不良で力尽きておりました・・・。
朝食の時間帯でもピザは専門のスタッフさんがラウンジで手作りしていたので、この時は知らなかったターキッシュ エアラインズのラウンジの名物だけは何とか目の当たりにする事ができました・・・。『プライベートスイート』なるベッドルームは次回の課題です。。。
新イスタンブール国際空港のターキッシュ エアラインズ、ビジネスクラスラウンジについては、その凄腕トラベラーさんの記事を是非ご覧ください。(リンクの許可を頂いております)もちろん『プライベートスイート』の詳細も紹介されてありますよ!
ボーディング
ラウンジを出てゲートに向かう途中、トランジットカウンターを見掛けましたので、時間もある事ですし再度【1A】への座席変更チャレンジ。どこかへ電話で確認していましたが結果的にOKになりました。先ほどチェックインカウンターではできなかったけど、今できたのは何故?と聞くと、「チェックイン締めたから」との事。納得の回答・・・! 喜び勇んでゲートに向かいます。
依然体調が良くなくて、人混みを回避するが如くゲートから離れたベンチで横になっていたら、いつの間にか優先搭乗が始まってしまい、ルーティンは実行できず・・・。分かりにいのですが、搭乗機はA321の最新鋭機、A321NEOになります。ターキッシュ エアラインズのA321NEOはドア6枚でなく、4枚の仕様のようです。
シート
搭乗して驚いたのが、昨日の分厚い不快ラックスのようなシートではなかった事です。後から調べて『最新のナローボディ機用のビジネスクラスシート』だという事が分かりました。
体調悪いながらも何とか確保できた【1A】。「これでゆっくり休める・・・!」と思ったのですが・・・、
足元がけっこう狭かったのが残念・・・。
NEO仕様だとは言え、A321というリージョナル機でIFEに日本語があるのにも、これまた驚きました。まさか日本までコレで飛んで来るとは思えませんが、欧州・中東方面への日本人のイスタンブールでの乗り継ぎ需要を見越してなのかもしれません。
【1A】では右側となるアームレスト。下部が収納になっていると思ったら・・・、
アームレスト開きました!これで驚くの3回目です。単純でシンプルですが、この仕組み、秀逸だと感じました。使いやすさこの上なしです! 更にIFEのコントローラーと諸端子も手元にある訳ですから、使いやすさはなお一層です。
シートの調整は手動。
ディバイダーは目線を遮る程度ですが、気が利いている装備だと感じます。
反対のアームレスト、テーブルが収納。
隣も反対側も空席な1列目、前述の通り、自社FFP上級会員用の取り置きかと推測されます。平会員ではクラスJ購入とは言えスーパーシートは選べず、レインボーシートでガマンしときな、的な旧JAS:レインボーセブン仕様の7J2を彷彿させる座席コントロールです。。。
機内食
体調不良につき、ドリンクはお水で・・・。
朝食メニューなので、シンプルな内容。リージョナル路線というのもあるかもです。しかしながらハチミツがあったのには助かりました。と言いますのも、体調不良の中の喉の痛みだけは、このハチミツのおかげで一気に回復したからです。残る症状は頭痛、鼻水、咳、倦怠感。帰国後に受診したら『副鼻腔炎』でした。。。
「またオムレツ、さっき食べてきたって・・・」と思いながら完食。
機内エンターテインメント、せっかく日本語だったのですが、食後も体調不良でずっと寝ていましたら、最後までいじる機会はありませんでした。
オスロ到着
4時間ほどのフライトでオスロに到着。今回は【1A】だった事と依然体調が悪かった事の両方で、後方の事は分かりませんが。。。
いよいよex-OSL DONE4、スタートです・・・!
搭乗を終えて・・・
A321NEOという新造機に搭載されるだけあって、リージョナル機用の最新シート、なかなか秀逸なシートでした。しかしながら昨今は、アメリカン航空のトランス・コンチネンタル仕様のA321、ブリティッシュエアウェイズのトランス・アトランティック仕様のA319を始めとして、カタール航空や中国東方航空などでもナローボディ機のビジネスクラスシートのフルフラット化が図られているので、新空港もオープンして、今勢いのあるターキッシュ エアラインズには是非ともそれに追随してほしかった、というのが本音であります。